Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

そろそろ眼鏡―といいつづけて10年

2018-08-18 00:10:00 | コラム
1年ぶりに健康診断を受けた。

去年とほぼ変わらない結果だったのだが、視力だけが「ガタ落ち」しており、軽いショックを受ける。

右が0.4、左は0.2だった。

えっ。

たしか去年は、左0.6だったはず。

1年で、そんなに落ちるものだべか。


・・・まぁでも、視力って日によってだいぶ変わってくるし。

と、自分に都合よく解釈し、いまのところなんの対策も取ろうとしない自分なのであった。


そういえば10年くらい前から視力が落ちてきて、その度に「そろそろ眼鏡かなぁ」といっていた。

思うだけ・いうだけで実際に動かなかったのは、まだ実害というものがないから。


ほんとうは、実害が起こる前に動かなきゃいけないのだろうけれどもね!!


というわけできょうは、印象に残る眼鏡(サングラス含む)が出てくる映画の5傑を。

こうした小道具にも意味を持たせるのが、映画表現なのです。


(1)『ゼイリブ』(88)

サングラスをしてみたら、そこに広がる光景は…という技ありの傑作SF。

『マトリックス』(99)の原型も、じつはこのあたりにありそう。



(2)『フォーリング・ダウン』(93)

日々の抑え込んだ感情が、眼鏡で表現されている。



(3)『ロッキー』(76)

エイドリアンの野暮ったい感じが、眼鏡で補強されている。



(4)『レインマン』(88)

最後の最後の最後、チャーリー(トム・クルーズ)はサングラスを外して、初めてレイモンド(ダスティン・ホフマン)と向き合うのだった。

『ゼイリブ』の逆パターン、というわけか。

(5)『悪い奴ほどよく眠る』(60)



秘めたる強い思い(怨念)を、眼鏡でグッと堪えている感じ。

(次点)『灰とダイヤモンド』(58)

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(73)加賀まりこ』
コメント (2)
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