57年5月8日生まれ・61歳。
東京出身。
公式プロフィール
いわゆるダイナマイトボディ系の女優さんタレントさんに、あまり魅かれません。
これは、自分の父親専門かなぁと。
父親は藤原紀香、米倉涼子、そして、かたせ梨乃(かたせ・りの)さんが大好きでしたから。
梨乃さんがブラウン管に登場するたび、「なしのちゃん~♪」と手を振っていました。
いくら家族が「なしのじゃなくて、りの!」といっても「なしの」という、先端をいく?オヤジギャグだったのだと思います。
自分がダイナマイトボディ系で好きだったのは、MEGUMIくらいですかね。
あれほど格闘技が好きだった小池栄子さえピンとこなかったのに、MEGUMIは好きでした。
顔かな、顔。
あ、あとサトエリも好きかも!
って、けっこう出てくるじゃないか。
さて、そんな梨乃さんのイメージを決定的にしたのは五社英雄とのタッグ作。
自分はこの監督の「よき観客」ではなかったと自覚していますし、同監督が起用した女優さんでは名取裕子や藤真利子のほうが圧倒的に魅力的だったとは思います・・・が、このポスターの太ももに「ごくり。」とこなかったといえば、それは嘘になりますわな。
<経歴>
CMモデルとして大学在学中に芸能界入りを果たし、『11PM』(日本テレビ)にもカバーガールとして出演した経験を持つ。
78年、どういう経緯か『ムキムキマンのエンゼル体操』の女性ボーカル部分を担当し好評を得る。
コミックソングとして優れていますよね、耳に残るメロディと歌詞ですし。
映画俳優デビュー作は、79年の『隠密同心 大江戸捜査網』。
テレビシリーズの人気を受けた映画版で、梨乃さんはドラマと同じ役「おりん」を好演しています。
『幻の湖』(82)、『シブがき隊 ボーイズ & ガールズ』(82)、『愛しき日々よ』(84)、『二代目はクリスチャン』(85)。
86年、人気シリーズ『極道の妻たち』がスタート。
梨乃さんは1作目のほかに、『3代目姐』(89)『最後の戦い』(90)『危険な賭け』(96)『決着』(98)『赤い殺意』(99)の5本に出演、これで人気とイメージを決定的なものにしました。
前述したとおり、五社演出にあまり乗れない自分ではありますが、ヤクザ社会を女性視点で捉えるという発想は面白いと思います。
ただ最初は興味深かったのですが、ちょいとセクシーな格好で銃を構え、ややどぎつい決め台詞を吐くというスタイルが定番化することで「逆にギャグっぽく」なってしまい、ちょっとどうなんだろう・・・と。
それならば、『吉原炎上』(87)や『肉体の門』(88)のほうが、フィクションとはいえ「ある程度の歴史」をふまえて描いていますし、興味は持続するし感情移入も出来ますかね。
『流転の海』(90)、五社監督と組んだ最後の作品『陽炎』(91)、『渋滞』(91)、『寒椿』(92)、『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』(94)、『東雲楼 女の乱』(94)、
憎めない珍作『シベリア超特急』(96)のオファーにも応える勇気も併せ持ち、
荒井晴彦が監督に挑戦した『身も心も』(97)では、AVと見紛うほどのファックシーンを披露する。
さすがですね、ちょっとセクシーな役を演じるようになると「堕ちた」なんていう、精神的インポテンツな連中に観せてやりたいですよ。
近年の作品に・・・
『天使に見捨てられた夜』(99)、『千年の恋 ひかる源氏物語』(2001)、『風の外側』(2007)、『カケラ』(2009)、『ロストクライム ―閃光―』(2010)『海難1890』(2015)、最新作は『劇場版 コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』(2018)。
60歳を過ぎセクシー演技は減少傾向にありますが、ロバート秋山など熱烈なファンは多いはず。
だから、もう少しサービスしてくれてもよいような気がします。
次回のにっぽん女優列伝は、片平なぎささんから。
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明日のコラムは・・・
『来世でな』
東京出身。
公式プロフィール
いわゆるダイナマイトボディ系の女優さんタレントさんに、あまり魅かれません。
これは、自分の父親専門かなぁと。
父親は藤原紀香、米倉涼子、そして、かたせ梨乃(かたせ・りの)さんが大好きでしたから。
梨乃さんがブラウン管に登場するたび、「なしのちゃん~♪」と手を振っていました。
いくら家族が「なしのじゃなくて、りの!」といっても「なしの」という、先端をいく?オヤジギャグだったのだと思います。
自分がダイナマイトボディ系で好きだったのは、MEGUMIくらいですかね。
あれほど格闘技が好きだった小池栄子さえピンとこなかったのに、MEGUMIは好きでした。
顔かな、顔。
あ、あとサトエリも好きかも!
って、けっこう出てくるじゃないか。
さて、そんな梨乃さんのイメージを決定的にしたのは五社英雄とのタッグ作。
自分はこの監督の「よき観客」ではなかったと自覚していますし、同監督が起用した女優さんでは名取裕子や藤真利子のほうが圧倒的に魅力的だったとは思います・・・が、このポスターの太ももに「ごくり。」とこなかったといえば、それは嘘になりますわな。
<経歴>
CMモデルとして大学在学中に芸能界入りを果たし、『11PM』(日本テレビ)にもカバーガールとして出演した経験を持つ。
78年、どういう経緯か『ムキムキマンのエンゼル体操』の女性ボーカル部分を担当し好評を得る。
コミックソングとして優れていますよね、耳に残るメロディと歌詞ですし。
映画俳優デビュー作は、79年の『隠密同心 大江戸捜査網』。
テレビシリーズの人気を受けた映画版で、梨乃さんはドラマと同じ役「おりん」を好演しています。
『幻の湖』(82)、『シブがき隊 ボーイズ & ガールズ』(82)、『愛しき日々よ』(84)、『二代目はクリスチャン』(85)。
86年、人気シリーズ『極道の妻たち』がスタート。
梨乃さんは1作目のほかに、『3代目姐』(89)『最後の戦い』(90)『危険な賭け』(96)『決着』(98)『赤い殺意』(99)の5本に出演、これで人気とイメージを決定的なものにしました。
前述したとおり、五社演出にあまり乗れない自分ではありますが、ヤクザ社会を女性視点で捉えるという発想は面白いと思います。
ただ最初は興味深かったのですが、ちょいとセクシーな格好で銃を構え、ややどぎつい決め台詞を吐くというスタイルが定番化することで「逆にギャグっぽく」なってしまい、ちょっとどうなんだろう・・・と。
それならば、『吉原炎上』(87)や『肉体の門』(88)のほうが、フィクションとはいえ「ある程度の歴史」をふまえて描いていますし、興味は持続するし感情移入も出来ますかね。
『流転の海』(90)、五社監督と組んだ最後の作品『陽炎』(91)、『渋滞』(91)、『寒椿』(92)、『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』(94)、『東雲楼 女の乱』(94)、
憎めない珍作『シベリア超特急』(96)のオファーにも応える勇気も併せ持ち、
荒井晴彦が監督に挑戦した『身も心も』(97)では、AVと見紛うほどのファックシーンを披露する。
さすがですね、ちょっとセクシーな役を演じるようになると「堕ちた」なんていう、精神的インポテンツな連中に観せてやりたいですよ。
近年の作品に・・・
『天使に見捨てられた夜』(99)、『千年の恋 ひかる源氏物語』(2001)、『風の外側』(2007)、『カケラ』(2009)、『ロストクライム ―閃光―』(2010)『海難1890』(2015)、最新作は『劇場版 コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』(2018)。
60歳を過ぎセクシー演技は減少傾向にありますが、ロバート秋山など熱烈なファンは多いはず。
だから、もう少しサービスしてくれてもよいような気がします。
次回のにっぽん女優列伝は、片平なぎささんから。
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明日のコラムは・・・
『来世でな』