Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(264)

2018-09-27 00:10:00 | コラム
がっで「む」→「む」きむき

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むきむき

筋肉が盛り上がっているさま(『デジタル大辞泉』より)

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語源がはっきりしないらしい。

ただ70年代に生まれた新語のようで、漫画からともコミックソング(=『ムキムキマンのエンゼル体操』)からともいわれている。

最近は「ばきばき」とかもいうようになって、形容としては「ばきばき」のほうが相応しい気もするけれど、聞き慣れているという点で「むきむき」のほうを多用するかな個人的には。


仕事柄、「むきむき」のひとと毎日のように顔をあわせている。

AVも格闘技も「カラダ」が資本だからね。

格闘家の「むきむき」を強く感じるのは、やはり試合前日の計量時。

最も圧倒されたのはミルコ・クロコップ、



ファイターは男だけとはかぎらない、

RENAの仕上がったカラダも素晴らしいし、



この子の場合は「むきむき」には当てはまらないけれど、女性的な部分を残しつつグッドシェイプだなぁと思える川村虹花は、



現役アイドルというだけあって、注目度は異様に高い。


こうやって写真を並べると気づく、軽量級には「ばきばき」が、重量級にこそ「むきむき」が相応しいのだと。


だからこそ。
映画のなかの「むきむき」といえば、未だシュワ氏を連想するわけで。



得意とするジャンルがSFだったのは、彼の身体がすでにSF的であったから、、、ともいえるでしょう。

もう71歳だし現役感はなく、実際、いま同じような役柄をこなしているのはザ・ロック様(ドウェイン・ジョンソン)なのだけれども、



出演作が大ヒットしているとはいえ歴史に残るような作品には巡り会えていないので、結局シュワ氏のインパクトには負けてしまうと。


ただ自分は、シュワ氏よりスライ派なので、
部屋には『コマンドー』(85)ではなく、『ランボー』(82~)のポスターを貼っていたよ。




いずれにしろ。
身長や体質など持って生まれた才能も必要ではあるものの、

基本的に「むきむき」は作り出すものであり、本人の努力の結晶なのです。

だから見た目の好き嫌いはあるかもしれないが、「むきむき」なひとすべてを尊敬している自分なのでした。。。




次回のしりとりは・・・
むきむ「き」→「き」もの。

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明日のコラムは・・・

『Dramatic night』
コメント (1)
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