Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

Dramatic night

2018-09-28 00:10:00 | コラム
もともとがこの数年で最も期待値の高いカードだった―ところに、ひとりの男の死がからんで、ひじょうにドラマチックな展開になってきた。

若過ぎるKIDの死は悲劇だが、これで少しは救われるか。


30日、MMA興行『RIZIN.13』(さいたまスーパーアリーナ)が開催される。

メインカードは、堀口恭司VS那須川天心。
MMAをメインに組む興行、のはずなのに、これはキックボクシング・ルールでおこなわれる。

天心の専門(キックボクシング)に、MMAを専門とする堀口が「乗った」形ではあるものの、対戦を要求したのは堀口であり、

彼自身が「MMAでやったら一瞬で決着がつく。相手の土俵でやって僕が勝てば、もうイイワケ出来ないでしょう」

と天心を挑発、だからMMA至上主義の自分も納得し、ふたりの戦いはキックボクシングでなければ意味がないと解釈している。


このカードが、どれほどの期待値かっていうと。
団体旗揚げ以来、最高のチケット売り上げを記録しているという。

そう、すでに大晦日以上に売れているらしい。

(入りによって)座席を閉鎖・開放出来るスーパーアリーナ、今回は全開放でいく方向。

超満員のMMA興行なんて『PRIDE』以降なかったことだから、新しい格闘技ファンにとっては「お初」になるんじゃないか。


当然、視聴率も期待出来る。

KIDへのテンカウント(黙祷)もおこなわれるだろうし、

※これは先日の『K-1』における献花台




あまり注目はしていないが大砂嵐のデビュー戦もあるし、近年稀に見る話題の多さ。


これでなんのドラマも生み出さなかったり、
繰り返しになるが観ているほうにまで火がつかなかったとしたら、日本の格闘技はしばらく冬の時代がつづくと思う。


それじゃあKIDは安眠出来ない、この日、会場に集うものたち全員で『RIZIN.13』を成功に導かないと!!




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明日のコラムは・・・

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コメント (1)
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