Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

来世でな

2018-09-23 00:10:00 | コラム
某日―。

団地の自転車駐車場で、近隣に住む友人に頼まれたパンク修理(2台)をシコシコやっていたら、同じ棟に住む奥さんから、

「あのー、出来ればウチの自転車も見てもらいたいんですけど…」という依頼が入った。

珍しいことではないので、
「あぁ、いいですよ、ここまで持ってきてもらえれば」と答える。


「あのー、こういう仕事をされているの?」
「(苦笑)よくいわれるんですけどね、これは趣味です」
「…そう、お店に勤めているのであれば、そのお店の料金を出そうかと思ったんですけど」
「いまは、工賃も上がってきてますからね、いいですよ、なんか、缶ビールとかで」
「それじゃあ、のちほどビールを持ってうかがいます」

こうした会話を、何度展開したか分からない。

勘違いされるのも分かる、週に1度は修理箱を持って駐車場に現れ、2台3台も見てればね、それ関係と思われるのが当然でしょう。

あるときなんか、
「なんのお仕事されているのか知らないけど、こっちのほうが向いているんじゃ?」と、仲良くしている階下のおばさんにいわれた。

原稿が立てつづけにボツになったとき、ライバルだった嫌味な同僚にも、
「まっき~はチャリ屋のほうが芽が出たんじゃないの」といわれた。

「(苦笑)まぁ、来世かな。来世だったら、それもありかも」と返しておいたが、結局、ソイツのほうがライター辞めてやんの。

けっ、ざまーみろクソヤロウ。


褒められているにはちがいないけど、あくまでも趣味です、趣味。

チャリもそれを修理するのも好きだけど、映画ほど格闘技ほどAVほどには好きじゃない。

だって修理の対価として、缶ビールねだるわけだし。

映画や格闘技、AVに関するタノミゴトであれば、無償でも構わないのだから。


休日にいじくりまわすだけで、満足なのです。


※この映画、チャリダーじゃなくても楽しめる



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明日のコラムは・・・

『映画監督別10傑(28)アラン・パーカー』
コメント (3)
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