Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

黄金週間特別企画(5)せんせい

2014-04-29 06:37:08 | コラム
学生時代に出会った先生で、印象的だったひとを思い出してみる。

<小学校時代>
休み時間中、パンツを下げて女子にちんちんを披露して恐れられて? いたのだが、担任に怒られてやめた。

「たいして大きくないんだから、恥ずかしいと思え」

そうか、自分のは大きくないのか―ガツンとやられた。

<中学校時代>
申し訳ないが、とくになし。

<高校時代>

1.無茶な減量により体調を崩し、1年生の2学期はたびたび保健室に。
保険の先生は、伊藤蘭を「ちょっとだけ崩した」ようなひとで、いろいろ相談に乗ってくれた。

いま思うと、軽く惚れていたのかもね。

自慰のネタにもしていたし。

2.国語の教師に自作シナリオを添削してもらった。

イヤな顔せず引き受けてくれて、小説までプレゼントしてもらう。

『耳をすませば』(95)で、小説を読んでくれたジイサンがヒロインに感想をいうシーンがあったが、そうなんだ、「最初のひと」が肝心なのだ。
ここでどういわれるかで、書き続けるかどうかが決まるといっていい。

そういう意味で、ほんとうにいい先生に出会ったなぁと思う。


成人以降も・・・
シナリオ技術を教えてくれる師匠、
酒の呑みかた・女の口説きかたを教えてくれる人生の先輩などと出会い、
さらにいえば道場では、自分が先生になる立場だったりする。


自分、いい先生かなぁ?

ダメだね。
まったく、ダメ。

魅力がない。なさすぎる。

どうすれば先生としての魅力を備えることが出来るのだろう?

以下の10傑に登場する先生の言動を観察し、良くも悪くも「インパクトだけでも」残せるようにしたい。

ん?

考えかた、間違ってる?

そうかもしれないが。


(1)ヨーダ…『スターウォーズ』シリーズ(77~)

身長66cm、しかしグランド・マスターの称号を持つジェダイの騎士。

彼に教えを乞うことが出来るルークは、もうそれだけで幸福なのだ。

(2)デューイ・フィン…『スクール・オブ・ロック』(2003)

子どもは嫌い。働くことも嫌い。
そんな大人が、唯一好きな「ロック」のために、学校の先生になる。

その学科を「好きで好きでたまらない!」という感じで教えてくれる先生と、「お仕事、お仕事。」という感じで教えてくれる先生―どっちがいいのかって話でもある。

(3)キーティング…『いまを生きる』(89)

分かっちゃいるけどグッとくるラストシーンを、少し長いけどノーカットで。




(4)森口悠子…『告白』(2010、トップ画像)

キーティングと真逆のような先生・・・かもしれないが、子どもたちと真剣に向き合っているという意味では同じ、、、なんじゃない?

(5)ミヤギさん…『ベスト・キッド』(84)

テキストブックなんかで強くなろうとするな―そう主人公に教える空手の達人は、1日中、車のワックスがけを命じる。

主人公も真面目でいい子だから、それに従い、そうして、受けの型をマスターしたのである。

(6)インディアナ・ジョーンズ…『インディ・ジョーンズ』シリーズ(81~)

教室は満杯になるが人気先行型といえるので、実力のほどは分からない。

ただ本題ではなく寄り道をしたときのエピソード話は楽しそう。

(7)グレン…『陽のあたる教室』(95)

音楽だけを生きがいにしてきた教師、だが生まれてきた子どもは耳が聞こえなかった・・・という物語。

「いい話過ぎる」という感想もあるが、それでもやっぱりラストはグッとくる。

(8)フォーリー軍曹…『愛と青春の旅だち』(82)

先生と生徒が、ある過程を経て逆の立場に。

中学生のころに観た映画だが、そのころはまだ士官学校の仕組みを知らず「???」と思ったんだけれど笑

(9)大石久子…『二十四の瞳』(54)

2007年のリバイバル公開時に再見、そのとき3度目の鑑賞であったが、初めて落涙した。

自分の教え子たちが自分より早く死ぬなんていうのは、やっぱりおかしなことなんだ。

(10)フランソワ…『パリ20区、僕たちのクラス』(2008)

第61回カンヌ映画祭、パルムドール受賞作品。

出身国も生い立ちも「まるでちがう」24人の生徒と、ひとりのフランス語教師―彼ら彼女らの軋轢の数々をじっくり見つめ、緊張感は途切れない。

原作小説を書き、脚本・主演を担当したフランソワ・ベゴドーは「実際の先生」でもあったそうで、あぁ、生々しさはそういうことだったのか、、、と合点がいった。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『黄金週間特別企画(6)け、けだもの…』

コメント (1)
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