66年9月10日生まれ・52歳。
横浜出身。
公式プロフィール
斉藤由貴(さいとう・ゆき)さんは、自分が初めて好きになった女性芸能人。
なので思い入れが強く、別連載『拝啓、〇〇様』でも取り上げました。
経歴を記すと重複してしまうので、『拝啓、〇〇様』の第一夜を再録しましょう。
その最後に、映画キャリアを列挙すると。
・・・あ、いやべつにラクしようと思っているわけではありませんからね!!
…………………………………………
横浜生まれの52歳、80年代を代表する元アイドルであり女優。
84年、『少年マガジン』(講談社)のミスマガジンでグランプリ受賞、
同年、『青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー』(明星食品)のCMで注目を浴びる。
85年、『卒業』で歌手デビュー。
♪ あぁ卒業式で泣かないと、冷たいひとっていわれそう ♪
の歌詞には共感出来なかったが、しっかりシングルレコードを買い、毎日ひたすら聴いていたっけ。
同年の『スケバン刑事』(フジテレビ)でヒロインを熱演し、人気に火がつく。
ヨーヨーを買って真似っ子をしたのは、自分だけではないはず。
86年、NHK連続テレビ小説『はね駒』のヒロインを演じる。
自分が「最初から最後まで」観た連続テレビ小説は、『おしん』と『はね駒』と『純情きらり』だけだったはず。
そのくらい、由貴ちゃんに夢中だった。
また、このころから演技力も高く評価され、相米慎二の『雪の断章 ―情熱―』(85)、大森一樹の『恋する女たち』(86)など映画キャリアでも結果を残すようになる。
とはいえファンとしては、作品的には「どうかな…」だけれど、ボディコン姿を拝むことが出来る『香港パラダイス』(90)のほうをおさえておくべきだろう。
89年、連続ドラマ『はいすくーる落書』(TBS)で教師を演じる。
これまたタイトなスカートで、頑張っていました。
内容はぜんっぜん覚えていないけれど、妙なエロさとブルーハーツの主題歌が印象に残っている。
以降も安定の演技力で『あ、春』(98)などの佳作に出演するも、2000年代に入ると作品に恵まれず。
その原因は自身の体型にある―と思ったのかどうか、数ヶ月で10kg以上の減量を成功させ、そこから活躍の場が広がる。
とくに是枝裕和の『三度目の殺人』(2017)の演技は高く評価され、この年の主要な助演賞をいくつも受賞。
・・・と、いちどの低迷期はあったものの、順風満帆の芸能人生に見える。
見える?
見えないよね、このひとは。
そう、いくつかの忘れ難きスキャンダルがあった。
ファンでなくとも、けっこうなビッグインパクトであったから、覚えているひとも多いだろう。
そのあたりについてのことを、あす第二夜の『斉藤由貴への手紙』で展開したいと思う。
…………………………………………
<映画キャリアを列挙>
『雪の断章 ―情熱―』(85)
『恋する女たち』(86)
『トットチャンネル』(87)
『「さよなら」の女たち』(87)
『優駿 ORACION』(88)
『君は僕をスキになる』(89)
『香港パラダイス』(90)
『おいしい結婚』(91)
『私の心はパパのもの』(92)
『わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語』(96)
『ジューンブライド 6月19日の花嫁』(98)
『あ、春』(98)
『命』(2002)
『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』(2006)
『BALLAD 名もなき恋のうた』(2009)
『BANDAGE』(2010)
『古代少女ドグちゃんまつり』(2010)
『三度目の殺人』(2017)
『氷菓』(2017)
『リベンジgirl』(2017)
『いぬやしき』(2018)
『空母いぶき』(2019)
11月1日公開
『最初の晩餐』
※大竹まことが、ちゃんとリポーターやってる笑
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(135)佐伯日菜子』
横浜出身。
公式プロフィール
斉藤由貴(さいとう・ゆき)さんは、自分が初めて好きになった女性芸能人。
なので思い入れが強く、別連載『拝啓、〇〇様』でも取り上げました。
経歴を記すと重複してしまうので、『拝啓、〇〇様』の第一夜を再録しましょう。
その最後に、映画キャリアを列挙すると。
・・・あ、いやべつにラクしようと思っているわけではありませんからね!!
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横浜生まれの52歳、80年代を代表する元アイドルであり女優。
84年、『少年マガジン』(講談社)のミスマガジンでグランプリ受賞、
同年、『青春という名のラーメン・胸騒ぎチャーシュー』(明星食品)のCMで注目を浴びる。
85年、『卒業』で歌手デビュー。
♪ あぁ卒業式で泣かないと、冷たいひとっていわれそう ♪
の歌詞には共感出来なかったが、しっかりシングルレコードを買い、毎日ひたすら聴いていたっけ。
同年の『スケバン刑事』(フジテレビ)でヒロインを熱演し、人気に火がつく。
ヨーヨーを買って真似っ子をしたのは、自分だけではないはず。
86年、NHK連続テレビ小説『はね駒』のヒロインを演じる。
自分が「最初から最後まで」観た連続テレビ小説は、『おしん』と『はね駒』と『純情きらり』だけだったはず。
そのくらい、由貴ちゃんに夢中だった。
また、このころから演技力も高く評価され、相米慎二の『雪の断章 ―情熱―』(85)、大森一樹の『恋する女たち』(86)など映画キャリアでも結果を残すようになる。
とはいえファンとしては、作品的には「どうかな…」だけれど、ボディコン姿を拝むことが出来る『香港パラダイス』(90)のほうをおさえておくべきだろう。
89年、連続ドラマ『はいすくーる落書』(TBS)で教師を演じる。
これまたタイトなスカートで、頑張っていました。
内容はぜんっぜん覚えていないけれど、妙なエロさとブルーハーツの主題歌が印象に残っている。
以降も安定の演技力で『あ、春』(98)などの佳作に出演するも、2000年代に入ると作品に恵まれず。
その原因は自身の体型にある―と思ったのかどうか、数ヶ月で10kg以上の減量を成功させ、そこから活躍の場が広がる。
とくに是枝裕和の『三度目の殺人』(2017)の演技は高く評価され、この年の主要な助演賞をいくつも受賞。
・・・と、いちどの低迷期はあったものの、順風満帆の芸能人生に見える。
見える?
見えないよね、このひとは。
そう、いくつかの忘れ難きスキャンダルがあった。
ファンでなくとも、けっこうなビッグインパクトであったから、覚えているひとも多いだろう。
そのあたりについてのことを、あす第二夜の『斉藤由貴への手紙』で展開したいと思う。
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<映画キャリアを列挙>
『雪の断章 ―情熱―』(85)
『恋する女たち』(86)
『トットチャンネル』(87)
『「さよなら」の女たち』(87)
『優駿 ORACION』(88)
『君は僕をスキになる』(89)
『香港パラダイス』(90)
『おいしい結婚』(91)
『私の心はパパのもの』(92)
『わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語』(96)
『ジューンブライド 6月19日の花嫁』(98)
『あ、春』(98)
『命』(2002)
『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』(2006)
『BALLAD 名もなき恋のうた』(2009)
『BANDAGE』(2010)
『古代少女ドグちゃんまつり』(2010)
『三度目の殺人』(2017)
『氷菓』(2017)
『リベンジgirl』(2017)
『いぬやしき』(2018)
『空母いぶき』(2019)
11月1日公開
『最初の晩餐』
※大竹まことが、ちゃんとリポーターやってる笑
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(135)佐伯日菜子』