年末に、某編集者さんからメールがありました。
進行中の原稿について、いろいろお願いしたいので、お会いしたいと。年末ですし、予定がいろいろつまっていて、でも何かあちらが(これではだめ)と思っているのをそのまま年を越したくなく、きょうだったら、このあと時間があるのですが、明日以降しばらく予定がつかないとお電話しました。すると、「これから行きます」と一時間後、うちの最寄りの駅まで来てくださって、いろいろお話を伺いました。
なるほど・・・と思う点がいくつもあり、年末年始、改稿することに。
それを先日お送りしたところ、「ばっちりじゃないですか!」とお返事をいただき、ほっ!!
このね、一言が、作家にとってどれほど嬉しいか。
そして、この改稿のおかげでぐっといい作品になったこと、私もわかりました。本当なら自力でここに行き着けばいいのですが、それができず申し訳ないという気持ち(まだまだだなあと)と、編集者さんのこういうアドバイスは、本当にありがたいとも思いました。
この「ばっちりじゃないですか!」的な言葉が、書き続けるエネルギーとなるのです。
思い返せば、それぞれの本で、編集者さんからこういうお言葉をいただいております。そういう編集者さんには、またいい作品を書いて恩返しをしたいとも思うものです。
ということで、きょうのタイトルにつながるわけです。
この写真は、近所の小学校に、うちにある本を含めて自著を差し上げたところ、図書室で、私から贈られた本ということで、扇マーク(小さいのでわかりにくいですが)をつけて入れてくださっているものです。他の作家さんの本もあるのですが、私が何を差し上げたかは、内密にしたいので、自分のだけ出して写真に撮らせていただきました。