きのうが、3.11でした。
朝から、ずっとテレビでやっていて、途中で消しました。
きょうは、どうでしょう。ぱたりとなくなっちゃうかな? そうじゃあないことを願います。
2917年に出たこの本は、岩手の沿岸で生まれ育ったけれど、両親の離婚で、母と東京に来ている美咲が主人公。父と年の離れた姉は岩手に残りました。そして、311。
美咲は、父と結婚を目前にしていた姉を失います。
春休みに、母とその町を訪れた美咲の目に映る、瓦礫と化した町。そのほか、いろいろなことを、実際に私の目で見たことを元に書きました。
父と姉を奪った瓦礫の中に立ち、美咲はこう言います。
私は、この中にいるのか、外にいるのか。
これは、私が思ったことでした。実際にその場で被災した人間ではないと、どこかこういう気持ちを抱いたのではないでしょうか。
去年は、陸前高田で311を迎えました。岩手のスーパー内で、14時46分に鳴るサイレンを静かに聞いていたこともあります。でも今年は新型コロナウイルス騒ぎで、新幹線で岩手に行くのを控えました。
来年は10年。その10年に向けて、東北の未来に向けて私にできることを見つけ、動き出しています。できることをやるしかない。今やらないで、いつやる。という気持ちです。
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