fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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岩手でのこと① 種山ヶ原

2020年09月29日 | 日記
         

 岩手に10日ほどいましたが、ある日、ふと思い立ち、種山ヶ原へ行ってきました。沿岸方面に入った北上山地です。賢治はここを歩き、作品舞台になっています。歌も作ってますね。たねやーまがーはらは~♪
 さて、出かけていって驚いたのが、テントの数。気づいたら、4連休の最中だったんです。でも町のほうは人はまばらなのに、山が密だなんて! うーん。という感じでした。

 駐車場やコテージがあるところから離れて、ちょっと脇道に入ると、まったく人がいなくなり、熊が出てこないでしょうね。と怖くなって、途中で引き返しました。道にはたぶん現の証拠だと思う小さな白い花がたくさんあって、よかったですけどね。横の脇では何か鳥が羽ばたくような音も聞こえて。
 賢治の作品では、祖父と兄が放牧をしているところにお弁当を持っていった子が、霧で迷うというのがあります。
 人がいないとき、また行きたいです。
 
 
 下の写真は、山に入る前。まさか、上にあんなに人がいるとは、思いもしませんでした。
 あのコテージに泊まれば、星がすごいだろうと思います。他は何もありません。それがいいのです。


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