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◎2006年2月5日(日)―1人
先月、吾妻山~大形山を歩いたので、今日はその続きを歩いてみた。鳴神山にはハイキングコースがかなりあるが、今回は駒形コースを選ぶ。このコース、かなり以前に歩いたことはあるが、記憶はほとんどない。
下山時のことを考えて、車は登山口の随分手前の県道路肩に止めた。9時50分出発。天気は良いが、風が強くて冷たい。登山口付近には車が5
台ほど駐車している。この時期、こんなにハイカーがいるのかと思ったが、先に行ってハンターだと分かった。イノシシ駆除とのこと。物騒だが、赤柴コースの方でドンパチやっているようだ。山で猟銃を持ったハンターと出会うと標的にされそうでゾクッとする。
山道はやがて沢伝いの道になる。日陰になっているから、雪も融けない。部分的に凍り付いている。結構滑る。手間のかかる上り。カモシカが一頭走って行った。シカならともかく、カモシカが桐生の山あたりにいるのだろうか。下山する人と出会う。「いゃあ、寒くて寒くて」と走りながら降りて行った。ダブルストック。あれだけはいやだな。シングルすら自分では極力避けている。木の根が表出し、石がゴツゴツした下りではかなり危険だと思うよ。
肩の広場に10時50分着。歩き始めてちょうど一時間。一応、鳴神山の両ピークに登る。2人の先客がいた。雪が残っている。素晴らしい展望。日光連山は真っ白。桐生の街並みも広がり、ずっと先まで見える。でも寒い。すぐ歩かないと。
金沢峠に向けて南下する。アップダウンの少ない快適な縦走路。疎林の尾根歩きは日差しも暖かく、いわば日だまりハイクといった感じ。心地良い。木々の間から、雪をかぶった袈裟丸、赤城がきれいに見える。
三峰山(12時)には石祠と石像が置かれていた。太政官風の束帯姿の像。これはいったい何だろう。後で調べたら、「大山祇命(オオヤマツミ)」の石像だそうな。オオヤマツミは大山に住む神のことで、いわば山の神。コノハナノサクヤ姫に関係する神々の一人らしいが、日本最古で最高のフィクションたる記紀の世界にさまよう神様。アホクサと言ってしまえばそれまでだが、ヤマトタケルも同じようなものだから、信仰の対象になったとしてもおかしくはない。100年前に設置されたとか。そういえば、十二山根本神社の沿革説明板にも、この神様の名前があったような気がする。ちなみに自分は東北の育ちだが、マタギの世界では、山の神は女の神だった。
12時20分、金沢峠着。昼食にする。前回は向こうから登り、この先の大形山で折り返した。峠と大形山を往復しないと線も結べない。地形図を見ると、標高差は150mはありそう。かなりきついだろう。でも歩けば意外にそうでもないことがままあるもの。ヨッコラショと腰を上げる。上り15分、下り10分かかった。相変わらず何の変哲もない大形山のピークだった。
金沢峠から一気に「川内町5丁目」方面に下りる。落葉の堆積がすごい。沢伝いのところには腐った橋がかかっている。こんな橋を渡っていたらなお危ない。
林道田中線に出たのは13時45分。県道には2~3分で出た。今朝、車を止めたところまではそこから約10分。これで、吾妻山から鳴神山まで歩いたことになった。こだわってこの先も続けてみようか。
先月、吾妻山~大形山を歩いたので、今日はその続きを歩いてみた。鳴神山にはハイキングコースがかなりあるが、今回は駒形コースを選ぶ。このコース、かなり以前に歩いたことはあるが、記憶はほとんどない。
下山時のことを考えて、車は登山口の随分手前の県道路肩に止めた。9時50分出発。天気は良いが、風が強くて冷たい。登山口付近には車が5
台ほど駐車している。この時期、こんなにハイカーがいるのかと思ったが、先に行ってハンターだと分かった。イノシシ駆除とのこと。物騒だが、赤柴コースの方でドンパチやっているようだ。山で猟銃を持ったハンターと出会うと標的にされそうでゾクッとする。
山道はやがて沢伝いの道になる。日陰になっているから、雪も融けない。部分的に凍り付いている。結構滑る。手間のかかる上り。カモシカが一頭走って行った。シカならともかく、カモシカが桐生の山あたりにいるのだろうか。下山する人と出会う。「いゃあ、寒くて寒くて」と走りながら降りて行った。ダブルストック。あれだけはいやだな。シングルすら自分では極力避けている。木の根が表出し、石がゴツゴツした下りではかなり危険だと思うよ。
肩の広場に10時50分着。歩き始めてちょうど一時間。一応、鳴神山の両ピークに登る。2人の先客がいた。雪が残っている。素晴らしい展望。日光連山は真っ白。桐生の街並みも広がり、ずっと先まで見える。でも寒い。すぐ歩かないと。
金沢峠に向けて南下する。アップダウンの少ない快適な縦走路。疎林の尾根歩きは日差しも暖かく、いわば日だまりハイクといった感じ。心地良い。木々の間から、雪をかぶった袈裟丸、赤城がきれいに見える。
三峰山(12時)には石祠と石像が置かれていた。太政官風の束帯姿の像。これはいったい何だろう。後で調べたら、「大山祇命(オオヤマツミ)」の石像だそうな。オオヤマツミは大山に住む神のことで、いわば山の神。コノハナノサクヤ姫に関係する神々の一人らしいが、日本最古で最高のフィクションたる記紀の世界にさまよう神様。アホクサと言ってしまえばそれまでだが、ヤマトタケルも同じようなものだから、信仰の対象になったとしてもおかしくはない。100年前に設置されたとか。そういえば、十二山根本神社の沿革説明板にも、この神様の名前があったような気がする。ちなみに自分は東北の育ちだが、マタギの世界では、山の神は女の神だった。
12時20分、金沢峠着。昼食にする。前回は向こうから登り、この先の大形山で折り返した。峠と大形山を往復しないと線も結べない。地形図を見ると、標高差は150mはありそう。かなりきついだろう。でも歩けば意外にそうでもないことがままあるもの。ヨッコラショと腰を上げる。上り15分、下り10分かかった。相変わらず何の変哲もない大形山のピークだった。
金沢峠から一気に「川内町5丁目」方面に下りる。落葉の堆積がすごい。沢伝いのところには腐った橋がかかっている。こんな橋を渡っていたらなお危ない。
林道田中線に出たのは13時45分。県道には2~3分で出た。今朝、車を止めたところまではそこから約10分。これで、吾妻山から鳴神山まで歩いたことになった。こだわってこの先も続けてみようか。
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