まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

「パリスは虹の橋を渡り、向うの世界に旅立ちました」(パリスの父)

2019年10月25日 | 近況報告

パリスくんのパパから訃報が届きました。

ご無沙汰しました。

突然のお知らせですが、先週の土曜日(10月19日)パリスは虹の橋を渡り、向こうの世界に
旅立ちました。
まいぱんままさん、tenさんには15年に亙る長い間お世話になり、パリスのことを応援してい
ただきました。本当にありがとうございました。


今年の3月初めからまったく歩けなくなり、部屋で寝たきりになったパリスは7ヶ月半、頑
張りましたが、8月後半に床ずれができてしまいました。それが両側の腰と肩、計4ヶ所に
できて毎日消毒と化膿止め、そして朝夕塗り薬をつけて、見るからに痛々しい感じでした。
床ずれ防止用の低反発のクッションを買ったときはもう遅く、もっと早く買って上げればよ
かったと後悔しましたが、床ずれはできたら最後治りにくく、あっという間に進行するとい
うことでした。ヒリヒリと痛かったでしょうに、パリスは頑張ってごはんを食べ、嫌がらず
にクスリを飲み、傷口に手で塗り薬を塗っても泣かずに耐えていました。そして眠くなると
頭や体を撫でてほしいと首をもたげて目で私を探す、甘ったれ屋さんでもありました。
我慢強く、やさしい、本当にかわいい「わが子(末っ子)」でした。寝たきりで辛かったで
しょう。床ずれは痛かったでしょう・・・
でももう痛くありません。散歩に行って、朝夕お友達に会って走り回るのが好きだったパリ
スは今は向こうで思いっきり走り、昔のお友達と元気に遊んでいることと思います。


ここ数日の天気がウソのような今朝の秋晴れ。真っ青な青空はパリスがニコニコと笑ってい
るようで、「お父たん、お母たん、元気出してね!」と言っているような気がします。
私たちはこの15年間、パリスと過ごせて本当に幸せでした。ヤンチャで甘えん坊でしたが、
「吠えず、咬まず、ケンカせず」。生まれてからこの方、15年間一度もケンカをしませんで
した。誰かがケンカをしたり、小さな子をいじめていたりしていると「止めなよ、止めなよ
!」と回りをグルグル走っては止めに入る、正義の平和主義者でもありました。
ときに大きな、乱暴なイヌに脅かされることがあっても決してシッポを下げず、ケンカにも
応じず、強い一面を見せては私を驚かせました。穏やかで誰に対してもやさしい、本当に強
くて性格のいい子でした。
それだけにいなくなったさみしさは一入ですが、歩けなくなっても最後まで精一杯頑張った
パリスに負けぬよう、私たちもこれからまた元気に明るく過ごしたいと思っております。


うちの庭と玄関先でいい匂いをまき散らしていた金木犀もパリスとともに花が落ちてしまい、
甘い香りが消えてしまいました。


   金木犀の花も濡れ落ち パリス逝く

 

享年15歳4ヶ月でした。
さみしくなりましたが、これもまた世の常、生きとし生けるものの定めで仕方ありません。
あらためて「ちばワン」に感謝し、天国のさくらママにも報告したいと思います。


まいぱんままさん、tenさん、お世話になりました。
長い間、本当にありがとうございました。


2019年10月23日   パリスの父親

 

P.S.)

元気なときのパリスの写真数枚と、最後のお別れの写真を添付します。

いつもニコニコ                                                                                 

 

凛々しかったパリス                                                                                    

 

仲良しのマックスくんと                                                                         

 

よく女の子と間違われたパリス                                                             

 

うちの前の公園に梅が咲いたとき                                                         

 

最後のお別れ                                                               

 

パリスくんのこと、知らせてくださって、ありがとうございます。

パリスくん、こんなにも愛され、大好きなお二人に守られて、のびのびと健やかに全うした15年のしあわせな犬生でしたね。

いつもにこにことご機嫌がよくて、いざというときにはきりっと凛々しく、美丈夫にして甘えん坊のパリスくん。最後は歩けなくなって、床ずれができてしまったのに健気に耐えてぐずりもせずに、眠くなると撫でてほしいとパパさんを探すパリスくん、できうるかぎりを尽し見守るご家族に思わず泣いてしまいました。

パパさん、ママさんにこたえて、パリスくん、よくがんばったね! 

預かりのさくらママさんが亡くなって12年。きっとその間もママさんはずーっとお空から預かりっこや苦しんでいるわんこたちを見ていてくださって、ときに風になってすぐそばにやってきてくださっていたことでしょう。

今はパリスくんも一緒だね。さくらママさんによろしく伝えてね。

これからは思い切り仲間たちとお空を駆け回って、遊んでください。そしてときどきはお家のパパとママのところにも帰って来てね。(まいぱんままより)

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