丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

アルパワー・ラフ×サイクロン

2019-10-25 | ガット張り 


このところサイクロンのブラックとイエローを試していたのですが、イエローの方が硬いということで、どちらが良いかというとこれはまあコノミですね。僕の場合は張りたてはブラック、時間が経つとイエローかな・・・といったところです。まあ、どちらもイイので次はオレンジだなw

と言う訳で、そろそろナチュラルに戻そうかとも思ったのですが、その前にアルパワー・ラフとサイクロンのスピン系ガット同士のハイブリッドを試してみることにした。接触面積の少ないギヤシェイプのサイクロン(120)をクロスに使った場合どうなるのか、ちょっとそうとうに興味があったからです。

RF97 
メイン:アルパワーラフ クロス:サイクロン120ブラック
テンション46×42 クールストリンギング ボトムアップ

で、試打室でちょっと試したところではホールド感が良くスピンのカカリもかなり良いような気がして期待していたのですが、実際にコートで打つとオフセンターヒットでの厳しさを痛切に感じました。まあ、まったく使えないと言う訳ではないのですが、ラボに帰ってすぐにハサミを入れてしまった、ザンネン!!



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サイクロン・クール

2019-10-05 | ガット張り 


フォルクル・サイクロンをクールブリッド(125×120)にしてみた。
テンション46×42、ボトムアップのクールストリンギングです。
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続 アルパワークール

2019-08-01 | ガット張り 



RF97以外に3本のラケットに張って試してみた。スリクソンCX200、スリクソンV3.0、ピュアドライブ2012です。

このハイブリッド(ラフ×ノーマル)の特徴はヒッカカリ感があるというのはもちろんですが、とにかく柔らかく感じるというところで、これはちょっとそうとうに意外だったです。

このことに関しては、クロスガットをハイブリッドのベースとして考えた場合、ラフのヒッカカリのせいでメインガットの可動域がノーマルより大きくなったと考えられます。スナップバックが速いというよりもスナップバックの幅が大きくなったといったところでしょうか。

個人的には、ナチュラル×アルパワーラフはクロスノーマルアルパワーに比べるとけっこう硬く感じるのですが、このメイン・アルパワーラフ×クロス・ノーマルアルパワーはナチュラル×アルパワーに肉薄するんじゃないかなと思います。まあ、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、いまや日本でスタンダードになってしまった砂入り人工芝コートではナチュラルガットの使用はまったく現実的ではないですから、特に学生には!!
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アルパワー クール

2019-07-12 | ガット張り 


ラボでは最初、同シリーズのラフとノーマルのハイブリッドをクールブリッドとしていた・・・と思う。まあ、このところ物忘れがひどいので定かではないのですがw、確かブラックヴェノムにラフが登場した時に、ラフ単張りではメインガットの動きが悪く、打球感もホールド感ももうひとつだなと思って試してみたのが始まりだったと思う。最近クールブリッドと言えば、ゲージ違いのハイブリッドがラボの主流になっていますけどね。

で、今回アルパワー・ラフをロールで購入したことで、まず最初に試してみたかったことがアルパワーとアルパワー・ラフのクールブリッドだった。

アルパワークール


ラケット:ウィルソン・プロスタッフRF97
メイン:アルパワー・ラフ 
クロス:アルパワー
テンション:45×42Lbs.
ボトムアップのクールストリンギングです。

え~、このハイブリッドは思いのほか良かったです。打球感もホールド感も良く、スピンのカカリもヒジョ~にイイですね。加えて打球音も派手で僕ゴノミですw ホールドした後のボールの飛び出しがビミョ~に重い感じがしないでもないですが、飛びが悪いという訳ではないので、逆に打ち応えがあると言ってイイと思います。個人的にはですが、ノーマルの単張りよりはこっちの方が好きです。ナチュラルのVSチームあるいはタッチ×アルパワーあるいはアルパワー・ラフのハイブリッドも良いけど、こっちでもイイかなとホントに思ってしまったw

まあ、前回のテクニファイバー・アイスコードのインプレでは散々だったのでまだハッキリと断定することは出来ませんがw、今後とりあえずピュアドラ系のラケットにも張って試してみようかなとは思っています。とにかく、アイスコードは7人で5種類のラケットを6張り分試して、結局のところ評価はバラッバラで、何を隠そうちょっとそうとうにうろたえてしまったのが僕自身でしたからww
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使用済みエラストクロス

2019-06-21 | ガット張り 

エラストクロスには裏表があるし再利用する気はまったくないのですが、
まあとりあえずw

拡大してみると、




こんな感じで穴が開いていくのでしょうね。
まあ、途中で取り替えるってのはちょっとメンドクサイので自分でやってくださいw
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VS TEAM × アルパワー・レッド

2019-06-08 | ガット張り 


RF97レーバーの張り替えです。このレーバーカップエディションにはアルパワー・ラフを張っていたのですが、アルパワー・レッドを合わせてみたかったのでノーマルに戻した。

このアルパワー・レッドはオレンジがかったウィルソンレッドとちがってメタリックなワインレッドなのでちょっと合わないなと思っていたのですが、実際張り上がった感じは悪くないどころかかなりイイカンジです。


今回はノーマルということでクロスはボトムアップです。直前に張ったRF97(VS TEAM × アルパワー・ラフ)はトップダウンだったので、ストリングマシンのサポートアームを外す時はやはりちょっとホッとするw 
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角切れ調査

2019-05-28 | ガット張り 

ボトム側のクロスが切れたラケットが持ち込まれて来た。

スイングスピードの速い人にたまに起こる事ですが、暇だったのでファイバースコープで切断箇所を見てみることにした。


角度を変えて

更に拡大

V形の傷らしき跡がありますけど・・・、マシンかツールあるいはタイオフで付いたものかどうかも解りませんがこれが角切れの原因であるとはちょっと断定は出来ないです。やはりミスショットの可能性の方が大きいかもしれませんが、まあ、ハッキリ言って解りませんw

じつはこれ、クロスがポリツアープロ120のクールブリッドだった、ミナサン色々やってますねえ。匿名でブログをやっている僕としては地元でクールブリッドを見るとちょっと嬉しかったりするw
ただまあ、このラケットでハイブリッドあるいは2本張りの場合、トップ側のノットの場所は変えた方が良いんじゃないかなとは思う。

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J's boxパターンっぽくしてみた

2019-05-10 | ガット張り 


『アガシ張りっぽくしてみた』のコメントで、普通のラケットで元祖アガシ張りだったら1パックのナチュラルガットで3回分張れるんじゃないかと指摘があった。で、僕はナチュラルをクロスにしてJ's boxパターンっぽくしたら可能じゃないかなと返答したのですが、あれからずっと気になっていたので実際に試してみることにした。

と言う訳で張れるかどうかのためだけに、さすがにナチュラルを使うのはちょっともったいないので普通のナイロンガット1パック約12mの3分の1、約4mで試してみた。ラケットはバボラの初代アエロプロドライブです。

片方のメインは最後の1本を残してトップ側でスタクラで止めて置き、

もう片方は最後まで張り、

ボトム側のクロスを3本張ってタイオフ。

トップ側で止めていたガットをクロスに回し、

トップ側クロスを2本張って最後のメインに回す。

最後のメインにテンションをかけてタイオフ。


クロスはボトムからスターティングノットで始める。

計算通りピッタリというかギリギリというかw

スタクラを使ってテンションをかけ、

タイオフして完了。

クロスでタイオフ出来れば良かったのですが、

メインのタイオフホールでは跳躍が大きく、ガットが3本重なってしまった。
まあ、これもJ's boxパターンっぽいと言えなくもないw

以上、約4mでストリングパターン16×19、フェイスサイス100平方インチのフレームであれば、クロス14本分がちょうど張れます。

まあ、もうちょっと考えて張った方が良かったのかもしれませんが、こういうメンドクサイ張り方は普段することがないので手順はメチャクチャテキトーです、突っ込まれたらちょっと困るw

と言う訳でJ's boxパターンっぽくしたら、クロスにナチュラルを使う場合は1パックのナチュラルで3本分ハイブリッドで使用することが可能です。え~、もし出来なかったとしてもモンクは言わないように、自己責任でどうぞw

そもそもこういう類の特殊な張り方(元祖アガシ張りとか)はちょっとメンドクサイですが、ガットの長さが少し足りない場合にはイイかもしれませんね。ハイブリッドで失敗したナチュラルを再利用することが可能になったりとかw



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ピュアアエロ( 2018)を張る

2019-03-29 | ガット張り 


僕はバボララケットに関しては初期モデルから同モデルを複数本購入し続けていたのですが、アエロは前モデルから、ピュアドラは前々モデルで興味がなくなって、他メーカーに移った。まあ、ハッキリ言ってトシのせいでしょうねえw


今回はおまかせということだったので、短絡的ではありますがバボラにはバボラをということで、
RPMブラストのクールブリッド(125×120)48ポンドです。まあこれはオススメですね。


トップ側のタイオフはクロスにしてみた。

で、このところバボララケットには興味がなくなっていたのですが、
ニューモデルのピュアドライブVSに関してはチョット欲しいかな・・・なんて思ったりしているw
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アガシ張りっぽくしてみた

2019-03-21 | ガット張り 


ガット張りをしているとたまに失敗することがある。場合によってはリカバリーすることもありますが、ほとんどの場合バッサリ切って廃棄処分にしています。

ところが今回バボラVSチームを使ったハイブリッドで失敗してしまった。これはさすがに廃棄するのはもったいないので自分のラケット(レグナ98)で再利用することにした。

レグナはボトム側のメインガットホールにタイオフ用のホールがなく、クロスガットの下から2番目と3番目にタイオフ出来るというかしなくてはならないので、久しぶりにスタクラを3本、さらにメインガット14本分がギリギリだったので牽引用にもう1本の合計4本も使ってしまった。ああメンドクサイw


メインガットはクロスガットにタイオフするのでスタクラで止めて置いて、
クロスはクロスガットの下から2本目からスタート。


クロスをトップまで張った後はぐるりと一周してタイオフ。

スタクラで止めて置いた残りの3本をクロスガットにタイオフして終了。


まあハッキリ言って効率の良い『元祖アガシ張り』とちがって、こりゃ本当に苦肉の策ですw
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ポリツアープロでクールブリッド

2019-01-24 | ガット張り 

ラボでは現在国産のガットはヨネックスがほとんどで、最も人気があるのがポリツアープロです。その特徴はとにかく乾いた打球感につきると思います。で、まあ僕としてはもう少しホールド感が欲しいなということで、ゲージ違いのハイブリッドを試してみることにした。RPMブラスト同様もうちょっとなんとかならないかとw

ポリツアープロの表面

ポリツアープロ独特の打球感は、樹木の表皮に似たビミョ~にラフっぽい表面加工によるところが大きいと思います。まあ、そのせいでややホールド感に欠けるのかなと思いますが・・・

と言う訳で、
現在イエローの130×125、130×120、125×120のクールブリッドを試しているところです。

これは130×120、さすがにノットの大きさがちょっと見て解るほど違うw

このブイコアプロ97のようにメインがトップ側で終わるパターンのクロスのノットはできればクロスガットにしています、まあ見た目が少しはカッコ悪くなくなるからw それと、このラケットはメインセンターの角切れが多いので、その対策も兼ねてということで試しています。

まあとりあえず、
クールブリッドはクロスが通しやすいのでラクチンな張り方ではあるなあw
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VSチーム×アルパワー・ラフ+エラストクロス

2019-01-13 | ガット張り 



今年最初の張りはRF97レーバーカップエディションでした。アルパワーに限らずラフ系のストリングは僕のコノミではないのですが、アルパワー・レッドがなんだかビミョーな色合いだったので、まあとりあえず今回だけは試しにVSチーム×アルパワーラフ+エラストクロスにしてみた。

さすがにクロスはトップダウンのクールストリンギングですが、やはりトップは若干広がりボトム側はやせます。現在これが解消するかもしれない50/50を検証中ですが、メンドクサイこともあってちっとも進まないw

で、クロスにアルパワーラフはまあ僕みたいなジジイにとっては決定的にホールド感が悪くなります。アルパワーに比べるとカシンッてな感じでヒッカカリを強く感じ、なんともコントロールが難しい・・・。同じセッティングのY氏は、最初はそう感じますが慣れるとコレが良いんですよと言っておりますが・・・。
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エラストクロスを装着してみた

2018-12-17 | ガット張り 



メイン:VSチーム/クロス:アルパワー/ボトムアップ・クール 46×42Lbs.

クロスガットの4本目と6本目に交差する10本のメインガットに装着。
クロスはアルパワーラフではないですけど、まあとりあえずw

ついでにこっちにも



メイン:VSタッチ/クロス:アルパワー/ボトムアップ・クール 56Lbs.

本人には内緒で装着、たぶん気付かないとは思いますがw

ちなみに、このラケットはヘッドのユーテック・フォースターでフェイスサイズは115平方インチですが、パッケージの半分でメインガット16本がちょうど張れます。ハイブリッドでメインにナチュラルガットを使用する場合はこのサイズくらいが限界に近く、これ以上になると『元祖アガシ張り』の出番になりますw
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ラボの定番ハイブリッド 2018

2018-12-05 | ガット張り 
マリブストリングラボではこれまで色々なハイブリッドを試してきた訳なのですが、最近はかなり落ち着いて来たというか、まあ個人的に勧めても良いかなと思うハイブリッドが定着してきた。

と言う訳で、ラボでのハイブリッドの定番はやはりバボラVS×アルパワー(ラフを含む)と、バボラ・RPMブラストのクールブリッドです。バボラVS×アルパワーって、そりゃあ普通過ぎるだろっ!と言われればその通りですが、でもしょうがないと開き直るしかないw

ハイブリッド用ナチュラルに関しては、現在コストパフォーマンスを考えると残念ながらバボラVS以外に選択肢はなくなりました。パワー重視ならVSタッチ、柔らかさと感触の良さを求めるならVSチームですね。

アルパワーはシルバー(ラフを含む)だけで良いだろうとは思いますがW

で、RPMブラストのゲージ違いハイブリッド(ブラストクール)に関しては、今のところ試してきた135×130、130×125、130×120、125×120の全てにおいて良好な結果が得られています。まあ体力とコノミに合わせてどうぞってところです。

ただし、2ゲージダウンの130×120は打球感は気持ち良いものの、スイングスピードの速い人には逆にスピンのカカリが悪くなることもあるようです。ラボのテスターは意識的にスピンをかけようとするとメインガットの動きが大き過ぎて、スナップバックする前にボールが飛び出してしまう感覚でネットすることがあると言っております。

まあ、ブラストクールはノーマルに比べるとテンション高めでも気持ち良い打球感なので、2ゲージダウンあるいはそれ以上のクールリッドはハイテンションで張った方が良いかもしれませんね。

それと、マルチとポリのハイブリッドに関しては、耐久性に問題があるため現在ラボではオススメしていません。
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V CORE Duel G 正しいストリングの張り方

2018-10-16 | ガット張り 

残念ながら一番知りたいテンションに関する説明は無いですね。

これをマリブストリングラボでは、

とりあえず普通のポリ(画像はポリツアーストライク125)は2本張りのボトムアップにしています。何故かというと、このラケットはシェアホールが多くてメンドクサイのと、フレームの変形に関してボトムアップはあまり考えなくてすむからです。ヨネックスに限らず一部のラケットを除いてクロスは0~5ポンドダウン、ただそれだけでイイカンジに収束します。このラケットの場合、プロテック8でクロスは3ポンドダウンです。

もちろんガット張り自体はトップダウンの方がラクチンですが、ラケットの変形だけを考えた場合、やはりトップダウンはちょっと難しい。
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