丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

アルパワーフロロ

2007-06-07 | ストリング
ルキシロンがウィルソン傘下に入って初めて出した製品がこれ、アルパワーフロロなのだ。

まあポリガットはこのところ新製品ラッシュで世代交代が進んでいて、ルキシロンのラインナップもすべて今や昔と言った感じで、もはや使うメリットはなくなってきたというところにやっと真打登場、と言ったところなのか?

カラーはシルバーのみ、ゲージも1.23のみ。なんだかやる気のない感じで、同時に出たウィルソン〔K〕GUTのついでみたいな扱いなのだ。今回、フロロファイバー採用でもともと高い価格設定のアルパワーが3150円とさらに高くなったのだが、その価格に見合う価値があるのかどうかとりあえず張ってみました。なんだかんだ言っても新し物好きなんだな・・・。

試打ラケットはプロドラ、テンション52lbs、速いハードコートです。

まず感じたことはかなり柔らかくなって飛びが良くなったということです。これはすべてのショットで感じられます。オフセンターヒットでもアルパワーほど衝撃はなく弾いてくれます。打球感もアルパワーに比べるとほんの少しですが良くなっています。

しかし、ブッタ叩いたときのあのアルパワー独特のホールド感が全くと言っていいほどなくなりましたね、柔らかくしたせいでしょうね・・・。これはパワーのある人にはちょっと物足りないでしょうね。

アルパワーの短所がなくなったかわりに、一番の長所までなくしてしまった感じなのだ。まあウィルソン傘下に入った時からある程度予想はしていましたけどね・・・。

この価格でははっきり言ってキルシュバウム、シグナムプロ、トップスピン他、ドイツメーカーに対抗することは出来ないです。まあ名前だけで張る人は多いとは思いますけどね・・・。



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