現在市販されているバボラのナチュラルガットVSにはチームとタッチの2種類があって、125と130というゲージの違いがあるのですが、実際に使ってみるとゲージ違いというだけでは説明できないほどの打球感の違いがある。
僕はこれまでナチュラルはハイブリッドで使うために、130(8.5G)を使っていたのですが、VSタッチは他社の同ゲージのナチュラルと比べるとハッキリ解るほど硬く感じます。まあよく言えばパワーがあるなとw
で、ゲージの違いからチームはよりシャープな打球感が得られると思いこんでいました。
クロスはアルパワー^
ところが実際に同じラケットに同じセッティングで打ち比べてみると、明らかにタッチよりチームの方が柔らかくしなやかに感じます。これにはちょっと驚きました。チャンピオンシップやオレンジブルに迫る感覚です。まあ、だからと言ってタッチがダメと言う訳ではないです。叩いた時の感触は決して悪くはないですから。
拡大画像で比べてみると
画像上がタッチ、下がチームです。
比べると当たり前ですがチームの方が細いですね。ただ、表面加工に関しての違いは見つけられないと言って良いと思います。チャンピオンップやオレンジブルに比べると透明感に欠けますが、ルキシロンやクリップよりずっとキレイですw
まあ冷静に考えれば、ナチュラルの場合弾力及び伸縮性がシンセティックストリングに比べると比較にならないくらい大きいので、細ゲージは太ゲージより、同じ衝撃を加えた場合の伸びは大きくなるというのは極自然のことでした。これが伸縮性の低いシンセティックストリングとの決定的な違いですね。
と言う訳で、このところゲージを細くしてパワーと耐久性を犠牲にしても、チャンピオンシップやオレンジブルのような感覚を求めてタッチからチームへの変更が多くなり、ただでさえ少なかったチームの在庫があっという間になくなってしまったw
まあ、個人的にはタッチのパワー感も捨てがたいのでどちらでもイイかなとw
ただ、次回チームを使う時にはテンションを上げようと思っています。
チームとタッチの中間のゲージがあればな・・・
と思う今日この頃。