丸の内 テニスカフェ

malibu string labo.

ストリングマシンちょっと考察 

2010-06-28 | malibu備忘録 
ウチのクラブは20~30人くらいの小さなクラブですが、その内5人くらいは自分でガットを張っています。これは田舎なもんで近くにテニスショップがないせいですね。

そういう事情もありクラブでストリングマシンを買ったのは20年位前のことで、当時はホームストリンガー向けのマシンは確かアペックスインターナショナルの分銅式くらいで、他はまだ市販されてなかったと思います。

で、コーチを通して楽器で有名なあるメーカーのマシンを注文したのですが、どこかのテニスショップからクレームが入り結局そのマシンは購入できなくなり、他メーカーのマシンにすることになりました。ホントに今ではちょっと考えられないことです。

当時のストリングマシンはまだバネ式が主流で回転式クランプベースではなく、スライドする2本の丸パイプ(?)にクランプが通っていて、メインを張り終えたらパイプ台を入れ替えてクロスを張るというものでした。チョット想像できないと思いますが・・・。つい最近まで頑張っていたこのマシンのメーカーは現在ではバボラを取り扱っています。

いや~ホント、昔と違って最近は望めば誰でもカンタンに張れるようになりました。ただ、プロ用のマシンはホーム用とちがって、この5年くらいの間で価格はほぼ2倍にハネ上がり、バボラ・スター5を除くとどれも85~100万円超になっています。ゴーセンGM2000EXがお手頃価格に、スター5はバーゲン価格に思えてきます。テニス好きというだけではちょっと手が出ないかも、まあバボラ・センサーを個人で買っているツワモノもいますが・・・。

こうしてみると、今僕が使っているゴーセンGM1400(東洋造機製MODEL1400)はすべてのマシンの中で最もコストパフォーマンスの高い名機だったと言えると思います。

ガットを張る上での欠点と言えば、バボラマシンと比べると、ターンテーブルのオートロック無し、ガットチャックのヘッドアップ無し、ターンテーブルが本体に埋め込まれていないと言う基本設計からくるガットの引っかかりやすさということがあげられますが、肝心のテンション精度ではバボラよりも、もしかしたら上なんじゃないかなと思ったりします。

と言うのも、バボラマシンで張ったものより、皆さんご存知の通りイイカゲンな僕が張ったモノの方が若干テンションが出ているみたいなのです。東洋造機(ヨネックス)の最新のマシンPROTECHでも欠点は改善されてないですが、テンションユニットは当然の事ながら更に精度が増しているものと思われます。まあ価格も相当に高くなってはいますがw


で、僕が最も美しいと思っているストリングマシン、ゴーセンGM2000EXなんですが、残念ながらこのマシンは実物をまだ見たことがありません。最近出不精なもんでw このマシン、あとさき考えずに本当に買っちゃおうかなと見積もりまで取っていたんですよw


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2 Comments

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Unknown (ストリングホーム花楯)
2010-06-30 08:12:48
こんにちは、
梅雨ですね~
確かに、このマシン相場では、GM2000はお手ごろですね(といってみたかった)
おかげさまで、思い切って MODEL1400 導入しましたが、さすがにすごく良いです。
ちなみにGM2000はどこで作っているのですかね?
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Unknown (malibu)
2010-06-30 10:48:59
カタログでは本体が台湾製、クランプセットが日本製のハイブリッドwになってました。
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