うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

悪魔計画 第一章

2016年02月10日 | 日記

お前を蝋人形にしてやろうか~~

おはようございます。

 

先日、エックス・ジャパンを聴いて、すっかり魅了された吾輩のハートを、

更なる衝撃が貫いたのである。

 

聖飢魔Ⅱ 先輩!

 

それ以来、吾輩は先輩がたに習って、

恐ろしくもカッコいい悪魔になる事を決意したのである。

こうなると、血に飢えた吾輩は、とにかく誰彼かまわず

「お前を蝋人形にしてやろうか~!」と叫びたい衝動を

抑えるのに必死なのである。

 

そんな吾輩には、かっこうの餌食が居るのだ。

毎夜、忠実に帰ってくる、お人良しな人間の男だ。

 

「ただいま~」

呑気な声で玄関から入って来おった、人間の男に、

吾輩は、光を覆う闇のスピードで駆け寄り、地獄の人差し指をヤツに向けながら、

叫んでやった。

 

「お~ま~ウゥッ・・・」

人間の男が咄嗟に出したカバンに、指をぶつけた。

軽く、突き指した。

ちょっと、泣いた。

 

人間め~人間め~

 

気を取り直して、

恐ろしい、身の毛もよだつ猛獣を手懐けてくれるわ~。

 

 荒れ狂う、猛獣め!

 

 

その鋭い牙で、吾輩を食らうつもりだな!

ふっ、愚かな野獣め~!

 

 

暗黒の世をいざなう我が手で、おののくお前の耳を塞ぎ

 

 

泣き叫ぶお前の喉元を、情け容赦なく鷲掴み

 

 

時には、耐えがたきまでの恥をかかせ

そして、ついに

 

「お前を蝋人形にしてやろうか~~!」

なんだ、その顔は・・・・

とにかくだ、

吾輩の、世にも恐ろしい悪魔計画は、始まったばかりなのである。