お前を蝋人形にしてやろうか~~
おはようございます。
先日、エックス・ジャパンを聴いて、すっかり魅了された吾輩のハートを、
更なる衝撃が貫いたのである。
聖飢魔Ⅱ 先輩!
それ以来、吾輩は先輩がたに習って、
恐ろしくもカッコいい悪魔になる事を決意したのである。
こうなると、血に飢えた吾輩は、とにかく誰彼かまわず
「お前を蝋人形にしてやろうか~!」と叫びたい衝動を
抑えるのに必死なのである。
そんな吾輩には、かっこうの餌食が居るのだ。
毎夜、忠実に帰ってくる、お人良しな人間の男だ。
「ただいま~」
呑気な声で玄関から入って来おった、人間の男に、
吾輩は、光を覆う闇のスピードで駆け寄り、地獄の人差し指をヤツに向けながら、
叫んでやった。
「お~ま~ウゥッ・・・」
人間の男が咄嗟に出したカバンに、指をぶつけた。
軽く、突き指した。
ちょっと、泣いた。
人間め~人間め~
気を取り直して、
恐ろしい、身の毛もよだつ猛獣を手懐けてくれるわ~。
荒れ狂う、猛獣め!
その鋭い牙で、吾輩を食らうつもりだな!
ふっ、愚かな野獣め~!
暗黒の世をいざなう我が手で、おののくお前の耳を塞ぎ
泣き叫ぶお前の喉元を、情け容赦なく鷲掴み
時には、耐えがたきまでの恥をかかせ
そして、ついに
「お前を蝋人形にしてやろうか~~!」
なんだ、その顔は・・・・
とにかくだ、
吾輩の、世にも恐ろしい悪魔計画は、始まったばかりなのである。