うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

一長一短?

2025年02月07日 | 日記

私は、

おっちょこちょいなくせに、

せっかちだ。

 

おはようございます。

せっかちだから、おっちょこちょいになるのか、

おっちょこちょいだから、せっかちになるのか、

そこはもう、どっちでもいい。

 

会社で来客へのお茶出しも、

急須に注ぐはずの湯を、茶わんに注いでしまう率6割が治らない。

慌てて茶わんの湯を捨て、急須に湯を入れ直しても、

せっかちだから、それがお茶になるまでが待てないのだ。

とにかくひたすら急須を揺すりまくって、

辺りをビシャビシャにしながら茶わんにお茶を入れる。

当然、薄い。

それを、濁流に流されるように来客まで運ぶ途中、茶たくに茶がこぼれてしまう。

まるで、居酒屋で見る、升酒の受け皿の光景だ。

「あぁ、だめだ」

さすがにアウトだと思い、もう一度お茶を入れ直すと、

なんてことでしょう?!

ちょうどいい濃さの美味しいお茶を、来客に提供できてしまった。

 

私は、こういう類の成功体験のせいで、

おっちょこちょいとせっかちが治らないのかもしれない・・・。

 

だから、心配だ。

今年は、車を買い替えたいが、それが心配。

この高額の買い物を、おっちょこちょいして、そのくせ焦って、

しくじる訳にはいかないのだ。

なのに、先日のこと、

父の車の買い取りついでに、担当スタッフに相談をした。

以前、記事にも書いたが、

父の愛車のスペアキーを渡すために行ったのに、

間違えて、でっかいキーホルダーを持って行ってしまった時のことだ。

予算のほか、

「今乗ってる車と同じくらいの大きさ」

だけを伝え、スタッフがおもむろに液晶画面で検索し始め、

「こういう感じのお車でしょうかね?」

と、探るように質問しただけで、私は、

「あっ、じゃこれ買います!」

と言って、

「いやだめ、待って!まだ待って!!」

と制された。

このキーホルダー女、危ない・・・

そう思ってくれたようで、とにかく事あるごとに、

「これから、ゆっくり探して行きましょう。」

と言ってくれる。

 

こうして周囲の人の救いがあってこそ、

私はギリギリ成り立っているのだと思うと、有難くて安心して、

だから、おっちょこちょいとせっかちが治らないのかもしれない・・・。

 

そんなある日、

隣りのデスクの熟女さんが、

「迷惑メールが、滅茶苦茶増えてる。私のメールのほとんど、それだもん。」

と憤っていた。

私の受信メールも、迷惑メールばっかりだ。

しかも、

こればっかり。

「ほんと、イヤになっちゃう。私のメールなんて、ワイセツなメールよ。

パイパイって、いっぱい送ってくるんだもん。パイパイ、パイパイって!」

私は、そう言いながら怒りに満ちていたが、

熟女さんは、どういう訳か静かになった。

なぜか、デスクに突っ伏して体を震わせている。

どうしたんだろう?

熟女さんだって、あんなに怒りに満ちていたのに・・・。

しばらく経ってから、熟女さんは涙を拭きながら、

「おかっぱちゃん、それ・・・ぺいぺいだからぁ~」

と、言葉を絞り出し、また突っ伏した。

 

私は、おっちょこちょいでせっかちで、

そしてバカだということを思い出した。

 

おい、おたま!

母さんは、このままで、頑張るぞ。

お前も頑張っているのだな?

 

なんか、ややこしいっ格好で、頑張ってるな!