うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

バレンタイン報告

2016年02月16日 | 日記

お菓子作りって、難しいですね。

おはようございます。

 

私が唯一、作れるお菓子といえば・・・

そうだ、クッキーだわ。

私、クッキーなら作ったことがあるのだったわ。

 

バレンタインの日、

私は張り切って、クッキーを作る準備を始めたの。

もちろん、我が家のおじさんのためによ。

だけど、ドキドキして胸が張り裂けそう。

もし失敗しちゃったら、おかっぱ泣いちゃうかも。

ダメダメ、弱音は禁物よ、おかっぱ!  

そうよ、おかっぱ! 頑張れ、おかっぱ! やるっきゃないぞ、おかっぱ!

いっけない、独り事ばっかりで手が動いてないぞ、おかっぱ!

 

気を取り直して、今度こそ張り切って作り始めたの。

もちろん、私の気持ちもたっぷり込めながら作ったのよ。

「美味しくなりますように。思いが届きますように。喜んでくれますように。

宝くじが当たりますように。

差し歯が取れませんように。

夜間の頻尿、何とかならないの?

耳の中に、太い毛が生え出したの、なんで?

最近、私 顔がブルドックに似てきた、助けて!」

 

さてと、

最後は、鉄板に並べた生地を、170度で20分焼いて、

ついに出来上がりよ。

 さあ、召し上がれ~

召し上がれ~

あれ?

これ・・・炭やないか!カッチカチの炭やないか!

 

オーブンのちっこいデジタル画面を見間違えたか。

やんちゃな老眼め!

 

 

私の失敗をしり目に、

うんこのバレンタインプレゼント

うんこ:「おはよ おじさん うんちゃん さんじょう」

 

 

うんこ:「ささ どうぞ」

 

 

うんこ:「そう そう」

 

 

うんこ:「あら こっちの だんしも?」

 

 

うんこ:「どうぞ どうぞ」

 

 

うんこ:「そう そう」

 

 

うんこ:「あぁ~ どうしよう」

 

 

うんこ:「もてすぎて うんちゃん こまっちゃう~」

ああ、そうですか!

おかっぱ、完敗っす! 


スーパーキャット

2016年02月14日 | きくの事

あれは、6月だったか。

日も暮れかけた夕方に、スーパーへ行った私は、

独りの少女を見かけた。

その少女は大きな声で、

「誰か、この子をもらってください」と繰り返し訴えていた。

私は、どうしたの?と、そっと聞いてみた。

「うちの鬼ババが、鬼ババが・・・」

 

少女は、塾の帰り道、段ボールに入れられた子猫を見つけたそうな。

小さくて、可愛い子猫。

少女は即ざま抱き上げて、家へ連れて帰ったそうな。

そこに待ち構えるは、鬼の形相をした母親。

こっぴどく叱られた少女は、

「鬼ババァ~」っと叫んで、子猫を抱いたまま家を飛び出したそうな。

ところが、鬼ババも負けちゃいない。

少女を全速力で追いかけてきたそうな。

追いついた鬼ババは、こう言ったそうな。

「友達に飼えるか、聞いてみろ!

ダメなら、そこのスーパーの前で、飼える人を探せ!」

 

少女は、その足で思い当たる数人の家を回り、すべて断られ、

ついに、思い切ったそうな。

「怖いけど・・・やっぱりスーパーへ行こう!」

 

威勢のいい少女。

でも私に子猫を渡した瞬間、わんわん泣いた少女。

もしかすると、鬼ババはこっそり隠れて

その一部始終を見ていたのかも知れない。

「鬼ババ 鬼ババ 言ってからに」と。

 

あれから、今年で14年。

あの少女と、鬼ババは元気に暮らしておられるだろうか。

その後、子猫は威勢がよく、鬼のように怒ってばかりで、

でも一度も誰かを傷つけた事のない、実は気の良い猫として、

今でも、ここに居りますよ。

そう伝えたいと、時々思う。

 

きくさんや、今年も病院は、ダメですか?

きく:「ぜったい ゆるさん」

 

 

ワクチンぐらい、どってことないよ

きく:「いやなものは ぜったい いや」

 

 

そうね。パニック起こしちゃうものね

 きく:「あたしには あたしの いきかたが あるの」

 

 

うん。決めた。

きく:「なにがだ? おかちめんこめ!」

 

 

きくは、どっこも行かんでいい

きく:「だから いかないって いってるでしょ」

 

 

本当に病気になった時、その時は一緒に考えような

きく:「おまえなんかの すきには させんぞ ぶたごりらめ!」

ないわ~、豚ゴリラはないわ~・・・ 


悪魔計画 最終章

2016年02月12日 | 日記

突き指は、まだ少々痛むが、

怖いものなど何も無い吾輩は、

あえて、その痛む指で、鼻をほじってやろうと思っておる。

おはようございます。

 

そんな吾輩の見た目は、お人好しのオカッパなのである。

悪魔感が、薄すぎる。

そうだ、まずは小物を身に付けよう。

悪魔の証となる、邪悪な小物を・・・

 

よって吾輩は休日に、「厳ついシルバーアクセ」の店の前へ行ったのだ。

店員らしき人間の、耳~唇に鎖が繋がっておった。

首回りに刺青が施されておった。

金髪だった。モヒカンの。

 

それを、ちょっと離れた店外から、大いに鑑賞した吾輩は、

小さな雑貨屋へ入ってやったのである。

 

店員:「いらっしゃいませ~。何かお探しでですか?」

(ちょっと、待て。吾輩のペースで観たいのだ)

 

店員:「春物 入荷してますよ~」

(春物など要らぬ。ドクロを出せ)

 (こんな感じのを出すのだ、人間の女よ)

 

店員:「ちょっとした、小物ですかぁ。可愛いリングとか?」

(可愛さは要らぬ。恐ろしい悪魔をかたどったヤツを出せ)

(こんなイメージのを早く出すのだ、人間の女よ)

 

店員:「キラキラってした感じの春らしい小物がいいですか?」

埒があかんと苛立った吾輩は、蛇のモチーフのが・・・とだけ言ってやったのだ。

 

店員:「へびさんがデザインの物ですかぁ・・・」

(ようやく分かったか、人間の女よ。早く出せ)

(こういう、恐ろしい毒蛇の小物を出せ、人間の女よ)

 

店員:「あぁ、ありますよ~。ありますあります。」

(あるのか?見せろ)

店員:「すっごく、いい感じのストラップがあるんですよ。淡水パール付きで」

(いや違う、それはちょっとちが・・・)

店員:「ちょっとさりげなく、キラキラって感じで~派手すぎずで、それでいて」

(それでいて、なんだというのだ)

店員:「職人さんが、一つずつ手作業で作っていて」

 (それはそれですごいが、吾輩が欲しいタイプではな・・・)

 店員:「これ、絶対おススメです。お包み致しますね~」

(とにかくよくおしゃべりをする、人間の女だ。口が挟めぬ)

 

という事で、

トグロを巻いた、恐ろしい蛇のストラップが、我が手に。

 

お守り感が、強すぎる。

人間のお婆ちゃんが、財布に付けるタイプのヤツだ。

 

人間どもに、出鼻をくじかれた~!

 

 

あや:「おかっぱよ。ぼーっと つったっている場合ではないぞ!」

あやも悪魔に?

 

 

あや:「よこせ~。おまえの ち・・・」

血?私の血を?

 

 

あや:「はやく よこせよ~ ち・・・」

血?!

 

 

あや:「ち・ち・ちちちちち」

 

 

あや:「乳を よこせ~」

 

 

ちゅぱ ちゅぱ ちゅぱ

 

 

ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ・・・・・

 

心、洗われてしまった。

 


悪魔計画 第一章

2016年02月10日 | 日記

お前を蝋人形にしてやろうか~~

おはようございます。

 

先日、エックス・ジャパンを聴いて、すっかり魅了された吾輩のハートを、

更なる衝撃が貫いたのである。

 

聖飢魔Ⅱ 先輩!

 

それ以来、吾輩は先輩がたに習って、

恐ろしくもカッコいい悪魔になる事を決意したのである。

こうなると、血に飢えた吾輩は、とにかく誰彼かまわず

「お前を蝋人形にしてやろうか~!」と叫びたい衝動を

抑えるのに必死なのである。

 

そんな吾輩には、かっこうの餌食が居るのだ。

毎夜、忠実に帰ってくる、お人良しな人間の男だ。

 

「ただいま~」

呑気な声で玄関から入って来おった、人間の男に、

吾輩は、光を覆う闇のスピードで駆け寄り、地獄の人差し指をヤツに向けながら、

叫んでやった。

 

「お~ま~ウゥッ・・・」

人間の男が咄嗟に出したカバンに、指をぶつけた。

軽く、突き指した。

ちょっと、泣いた。

 

人間め~人間め~

 

気を取り直して、

恐ろしい、身の毛もよだつ猛獣を手懐けてくれるわ~。

 

 荒れ狂う、猛獣め!

 

 

その鋭い牙で、吾輩を食らうつもりだな!

ふっ、愚かな野獣め~!

 

 

暗黒の世をいざなう我が手で、おののくお前の耳を塞ぎ

 

 

泣き叫ぶお前の喉元を、情け容赦なく鷲掴み

 

 

時には、耐えがたきまでの恥をかかせ

そして、ついに

 

「お前を蝋人形にしてやろうか~~!」

なんだ、その顔は・・・・

とにかくだ、

吾輩の、世にも恐ろしい悪魔計画は、始まったばかりなのである。

 

 


簡単更新

2016年02月08日 | 日記

休日は、あっという間に過ぎてゆく。

おはようございます。

 

私の休日のテーマは、「空っぽ」

そんな、空っぽな私が

唯一、成した事をご報告するとするならば、

一行のメモをとった事ぐらいだ。

 

 玉鷲という関取が、すごい女子力が強いんでって。

横綱級の女子力なんだって。

テレビが言ってたよ。

漢字、もう少し勉強しよっか。

 

さぁ、気をしっかり持って活動だ!

まずは、「おじさん、いってらっしゃい」

 あや 「いってらっしゃい」

 

 

あや 「おじさん きをつけてね~」

 

 

あや 「おばさんも ちゃんと しなさいよ」

そうね。

空っぽの余韻を脱ぎ捨てなきゃね。

おばちゃん、頑張るわ!

後は、あいつをお願い!!

 

ややこやしい、こいつを、なんとかしておいて・・・