うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ピュアな、破壊王

2021年04月10日 | ほくろたれ蔵の事

花冷えというか、

今年は、とっくに桜も散っているが、

ここのところ、朝晩、また寒さが戻ってきている。

 

おはようございます。

でも大丈夫。

我が家は、全然、まだ炬燵あるし!

 

年老いた両親であっても、

「さすがにガスファンヒーターは片づけたぞ」と言っていた、

ガスファンヒーターも、全然、片付けていないもんね!

 

まだ、冬仕様のままなんだ。

どこもかしこも、冬仕様。

 

なんですか?

ただ、何もせず片付けてないだけだろうがって?

 

その通りだわ!

 

ただね、これは、なんとかせんとかん。

うんちゃん、これは何でしょうかね?

昨日、仕事から帰ったら、これがこうなっていたのだけども・・・

 

おたまか?

いや、違うな。

おたまは、こういうことは、しないもんな。

 

のんちゃん、これ、何だろうね?

これ、どこかの何かのカバーっぽいんだけど、何だろうね?

そして、誰がやったんだろうね・・・って

 

決定!

お前に決定!!

 

たれちゃん?

あんた、どこから、引っぺがしてきたんや?

これ、何なのだ?

どこの?

なに?

これ何?

 

たれ蔵「母ちゃん、これも片づけないの?」

芯な!

いやなんかさ、捨てらないって気分の時あるじゃん?

って、話をすり替えるなー!!


母さん、笑ってよ

2021年04月08日 | カズコさんの事

私は、毎朝、

母さんにサンドウィッチを作ってもらっている。

 

おはようございます。

それも、10年以上になるだろうか。

卵焼きとハムのサンドウィッチだ。

最初の頃は、実は味に飽き飽きしていた。

毎朝、同じ具の同じ味がするサンドウィッチだ。

そりゃあ、さすがに飽きる。

 

ところが、ここ数年の母さんのサイドウィッチは、

毎日食べても、決して飽きることがなくなった。

 

母さんは「わしは、まんだボケとらん」と頑張っているが、

母さんの認知症は、年々酷くなっていることが、

サンドウィッチを食べていると、よく分かる。

 

辛子とマヨネーズを間違えて、

大量に辛子が塗られてあった日は泣いた。

あり得ないような間違いをする母さんに、ではなく

単純に辛くて泣いた。

いやもはや、痛かった。

 

「順番が分からんようになってまった。」と

途方に暮れた顔の母さんを見た時は、

その時は、泣きそうになるのを堪え、

パンの上に卵焼きが乗っかったサンドウィッチを食べ、

「うん、こういうのも、アリだよな」って笑った。

 

つい先日も、

その日のサンドウィッチは、

なんと、ケチャップの代わりに、イチゴジャムが入っていた。

この、さりげなく斬新なサンドウィッチを、

あろうことか、私はまったく気づかずに、普通に食べていた。

私が出勤した後、残りを食べた父さんは、一口ですぐ気が付いたのにだ。

父さんからの電話に、私は落ち込んだ。

「あたしの舌、バカなの?バカなのか?」とね。

 

次の日、それを笑い話として

母さんに話そうと思ったが、やめた。

その日の母さんは、ぼうっとしていて、

サンドウィッチを作ることさえ、忘れているように見えた。

「かずこさん?」

恐々、声を掛けると、母さんは、

「昨日、わし、呑み過ぎて二日酔いや」と吐き捨てたから、

「どうしようもねーな」って笑うと、

母さんも、つられて笑った。

 

私は、母さんが笑ってるんなら、

それでいいやって、思えた。

私の願いは、「母さん、笑ってよ」ってだけなんだ。

 

ぼうっとしてたら、せっかくのチャンスを見逃すんだね。

ジャム入りに気付けなかったのは、ほんと悔しかった・・・って

おい、おたま!

まだ、寝てんのか?

もうご飯、終わったんだぞ!

 

おい、そろそろ起きれ。

朝ご飯、食べんと、余計ぼうっとしちゃうぞ~!

 

あや「あたし、ぶっ飛ばしてやろっか?」

フフフフ、

いや・・・そっとしておこうよ。


訳を聞かないでほしい男と、訳を聞いてほしい女

2021年04月06日 | 日記

男って、

たまに訳の分からないこと、しますよね。

 

おはようございます。

昨夜、おたまが荒ぶっていた。

普段は、ものすごく静かな猫だが、

たまに独りで荒ぶって、あやに突っかかったりするんだ。

困っちゃうよね。

 

そんな時、たれ蔵はやってくる。

一緒にワチャワチャするっていうより、

「たま兄ちゃん、ちょっと一緒に走ろうか?」ってな具合に、

程よく一緒に走って、落ち着かせてくれるんだ。

助かっちゃうよね。

 

女達からしたら、何やってんのよ?!と思う訳だが、

これを我が家のおじさんに話すと、

「なんか、分かる気がする。」と。

どう分かるのさ?と聞くと、

「意味なんて、無いんだよ。ただ、走りたいだけなんだ。

男には、そういう時がある!」て。

訳が分からない。

 

その点、女には、いつだって訳があるんだ。

昨夕、帰り際にシロツメクサが綺麗に咲いてたから、

「なんて、きれいなのかしら」とか言いながら、

スマホで撮るためにしゃがんだら、

新品のスプリングコートの裾が、ドブに浸かってたとかね。

「何やってんだろ?」て、咄嗟に呟いたが、

いや、訳はある!

シロツメクサを撮影してたから、ドブに浸かったんだ。

訳はあるんだ!

 

だったら、いいじゃんね。

だって、訳があるんだから。

あや「おばちゃん、訳わかんな~い」

いや、あんたの格好も訳わからんわ!

 

それ、楽か?

訳わからんわ!

 

あや「じゃ、あれは?」

どれ?

 

なんか、ぼんやり後ろで、伸びていらっしゃるね?

 

あや「あれ、何やってんの?」

いやあれは・・・ただ寝てるだけだろ?!


のん様の、威力?

2021年04月04日 | のん太の事

私は、自慢じゃないが、

ヨン様と生年月日と血液型が同じなのだ!

 

おはようございます。

自己紹介の折には、必ずそれを付け加えて生きて来た訳だが、

我が家には、自慢じゃないが、のん様もいる。

 

この、のん様。

やたら手がかかる。

 

昨日も、のん様にお皿を進呈してみたが、

のん様は、その器を凝視したまま、後退りする。

そしたら、何と偶然にも、おじさんもお皿を買って来た。

のん様は、それにも同じく、後退り。

のん太は置き餌を好まない。

それでいて、一気に食べもしない。

「のん、今食べたいんら」というタイミングに、

パックから出したてのドライを、ちょこっと食べる。

それを、何度も何度も繰り返す。

我が家では、『わんこそば』になぞらえて、

それを『わんこ食い』と呼んでいる。

 

「これって、もしかすると器が食べづらくて、

そうしているのかもしれない?」

と我々は考えた。

そこで、のん様専用の器を探し始めた訳だが、

のん様は、見慣れない器から、真剣な面持ちで後退る。

 

「あぁぁ、やっぱりか」と落胆するが、予想通りでもあった。

分かっていても、なぜか、のん様のために

大の初老が2人して、右往左往してしまう。

恐るべし、のん様だ!

 

おじさん「のんちゃんが、トイレへ!」

小走る、我ら。

はい?

 

ははぁ。

 

おかっぱ「のんちゃん?そのポーズは!!」

おかっぱ「カリカリさんが食べたいのね?」

化粧中だが、ササっと立ち上がるも・・・

 

違ったのね?

ごめんね、ごめん。

 

こっちね。

撫ぜ撫ぜね。

 

私ら、どうして、こんなに翻弄されてんのー?


しみじみと思い出す、朝

2021年04月02日 | ほくろたれ蔵の事

やってしまった・・・

 

おはようございます。

昨日は4月1日じゃないですか?!

あたし、嘘つくの忘れてた。

なんだか、損した気分だ。

 

しかし、こっちは嘘じゃないぜ。

ポンちゃんままさん作うちの子カレンダー

 

4月の猫達は、寛いでいる。

けれど、この中の、三毛猫と白黒猫は、もう我が家には居ない。

きくとよねは、もう居ない。

でも、こうして見ると、居ないのが嘘みたいだ。

いや、居たのが嘘みたいなのか。

不思議な気分だ。

 

たれ蔵の本名は「ほくろ」だ。

よねの鼻下の右側には、鼻くそみたいなホクロがあり、

真っ黒で小さな子猫は、まるで、その鼻くそホクロみたいだったから。

もうすぐ、よねはこの家から居なくなる。

それを確信した頃、ほくろたれ蔵はやってきた。

 

私は、もう新たな猫は飼わないと決めていたくせに、

ほくろたれ蔵を、手放せなかった。

こんなとこに居るより、もっと幸せになれるだろうに、

私が、ほくろたれ蔵と離れられなかったんだ。

 

よねが居なくなって、数か月経った頃、

ほくろたれ蔵の右耳に、

よねの鼻くそホクロみたいなホクロを見つけた。

私はその時、どういう訳か、

ほくろたれ蔵に、「ありがとう」と言っていた。

 

さて、今の現実の我が家は?

たれ蔵「あっ・・・うんこ姉ちゃん、どうしたの?」

なんか、うんこさんがグイグイ来たぞ。

 

たれ蔵「うんこ姉ちゃん、転がった。」

えらく至近距離で、転がったな。

なんだろうな?

 

たれ蔵「じゃ、僕もそーっとリラックスするね。」

そだね。

猫ってのは、急な動きに敏感に反応する。

だから、たれ蔵は、うんこを驚かさないように、

そーっと体勢を替えるんだよな。

 

たれ蔵「ぼく、上手にできたよ、母ちゃん」

ありがとうな、ほくろたれ蔵。

良い思い出が蘇ったよ、ままん、ありがとうございます。