先週、ビクが3匹子猫を産みました。
長屋のいつもばあちゃんが座っている所の後ろにある、かごの中。
私はビクがいる時は決して見なかったのですが、
ばあちゃんが毎日のぞいても、ビクは引っ越しませんでした。
一昨日の朝、ばあちゃんが1匹いなくなったと言うので、
やっぱり違う場所に移動し始めたんだなと思いました。
ところがビクはそのまま、2匹の子猫とかごの中にいます。
時々外に出て、何かを探すようなビクの姿を見ました。
草刈りの帰りに、家の方からカラスが飛んできた瞬間、
はっとしました。
去年、長屋に置いた落花生入りのネットを、
カラスが道路まで引っ張り出してあったのを思い出しました。
猫さらいは裏の桜の木にとまっているカラスではないか?
そして今朝、子猫が2匹ともいなくなっていました。
ビクがあちこち探しまわっている様子を見ると、
これが厳しい自然の一面なのかと・・・。
連れ去る現場を見た訳では無いので、断定は出来ませんが。
ビクは時々、子猫がいたかごの前に行って、せつなく鳴きましたが、
そのうちいつもの場所で、いつものように寝ていました。
鳴いてもどうにもならないことはあきらめる。
夕方、近くにスズメがいるのに気づいたビクの戦闘態勢を見た時、
ビクも隙あらば、小鳥を捕まえて食べるんだ・・・。
野良猫として生きられる猫は、運がいいのか、運も生命力なのか。
コロナウイルスのことを考えない日は無いです。