草刈りの休憩中に、紫陽花周辺の土壌pHを測ってみました。
土壌酸度計は10年以上前に買って、何度か畑で使ったことはありますが、
最近は使うこともありませんでした。
鮮やかな赤いアジサイの色が変化したので、どの位の酸性度なのかと、
色の違う場所を何か所か調べてみることにしました。
最初に調べた花は、実際はもっと赤っぽい色で、pH6.7位。
こんなものなの?と思って、もっと濃い赤紫色の場所に行くと、
そこはpH6.8 ?おかしいでしょ。
酸度計が壊れているのかもしれないと思いつつ、何か所も調べ、
最後は畑の土にも刺したのですが、どこもpHは6.6~6.8程度でした。
古い酸度計なので、壊れている可能性が大きいと思い、
酢を1滴たらした水を作って確認しました。
うわー!そういう事だったのか。知らなかった・・・。
何処の部分で酸度を感知するのか、私は土に刺す先の方だと思い込んでいました。
ところが、酢水を入れたビンに先を入れた時、反応なし!
あれ?先じゃ無いんだと思って、細いガラス瓶に酢水を入れ直し、
何処の部分で反応するか、ゆっくり先から入れていったら、
境目の輪の上の金属部分で、バッチリ反応!
薄い酢水はpH4でした。
以前畑で調べた時も、あまり差が無いなと思ったのですが、
土の中を調べるには、かなり深く入れる必要があるのだと気づきました。
今日は土も乾いているし、あの刺し方では土の表面のpHしか分からない。
今度雨が降った後で、もう一度調べてみようと思います。
土に刺して使う簡単器具なのに、ずっと正しく使えていなかった訳ですが、
今日気づけたので、ぎりぎりセーフかな。
水道水に入れたらpH6.4だったので、え?pH7じゃないんだとまた驚き!
日本の水道水の水質基準がpH5.8~8.6だと、これも初めて知りました。