武士が大学院を卒業した時に、ご褒美と言って、イタリアへ家族で行ってきました。
爪に火をともすような暮らしをして、せっせと貯めたお金です。。。と言ったら、母なんてびっくりしますが、オーストラリアでは、なんでも高いので、購買意欲がないんですよね。あはは。
最近は、ダイソーが来ちゃったので、あまり近寄らないようにしていますがw
賛美両論ありました。
武士にお金出させるべきだ!とか、甘すぎる!とか、まぁ、他人様は私のお金なのに、いろいろ言ってくださるんですよね。それは、私たちを心配しているから、それで忠告してくださるのはよくわかっていますから、ちょっと考えたりもしていました。
あれから、3年かな、4年かな、ニュージーランドも一緒に行ったし、富良野も2回連れて行きました。
最初は、3人だけの旅立ったのに、今年はシェリルが増えて4人になり、可愛い子供が一人増えました。
お金ってなんのためにあるんだろう?って思います。
確かに、旅行はたくさんお金がかかるんですが、今、あの時の記憶は、すごい宝物になって私の中に残っています。
いくら使ったとか、そんなのはどうでも良くなっています。
価値をお金で表せられないくらい、素晴らしい宝物です。
もう、あの時を体験することはできません。
新しい時を体験することはできるけど、一つとして同じじゃないので、あれは、あれで完結です。
そう思いながら、私の時間の時々を思い出してみると、良いとか悪いとか選別できず、どれもこれもが、私が一生懸命生きた軌跡で、お金がかかっていようと、かかってまいと、どれもが貴重な私の記憶なんですよね。
他人に、何か言われて、自分の足を止めたり、買い物を渋ったりしていたら、きっと、その先の幸せや体験まで止まってしまい、今の私は無かったんじゃないかと思います。
武士に関しては、私の仕事は終わったと思っています。
力一杯世話してきました。
食べさせて、運転して、くもん連れていって、旅行もキャンプもレストランも連れて歩きました。
可愛がるのは、私が死ぬまで可愛がりますけど、まぁ、てんこ盛り可愛い可愛いと育てました。
でも、やっぱり、イタリア旅行は高かった。
高い買い物だったけど、本当に行ってよかった。
ケチって日数減らしたり、行く場所を減らしたりしなくて良かった。
あの旅行は、私の人生の中で、一番忘れられない旅行になっています。
記憶って、データじゃないですよね。
もっと、温度があって、感情を動かしてくれる、素晴らしい宝物です。