「満月会が届かない!」というメールを何通かいただきましたので、ここに貼り付けますね。
ワークショップとインテンシブご参加の方は、これに、さらに枝葉をつけたファイルと宿題を送ります。
何度も読み返して、しっかりと自分のモノにしてくださいね。
これは、波動使いコースをやる上でも基本中の基本なのですが、12回終わっても、これができないのが普通です。簡単なようで、なかなかできません。
魂に染み付いた癖ですから、鼻くそほじったり、貧乏ゆすりしたりするのと同じで、無意識の領域でやっちゃうんですよねぇ。
癖を直すためには、やっちゃったと気づいた時に「ダメダメ!」と自分で否定して、自分に刷り込んでいかなくちゃいけません。
すごく地味な作業です。
コースは、言葉でダメ出しをして、ダメだ!って波動で叩き込んで、反射がでないように持って行きますが、本人には自由意志がありますから、止めたいと望まなかったら効果はでません。
反抗しても、悪態ついても、魂の進化のためには避けて通れませんから、いつかの未来にやらなくちゃいけないんですよ。逃げられないんです。早く諦めた人から、魂が開いていくんでしょうねぇ。。。
----ここから満月会---------
言葉って、意志を伝える道具なんですが、自分の心とぴったりの言葉なんて誰も言うこ
とはできません。
なぜなら、心の動きに比べると、言葉の数は、圧倒的に少ないからなんですね。
心を言葉で伝えようとすると、自分の心を、とても大雑把に、そして、シンプルにまとめ
なくてはいけないので、聞いた人が、どう解釈するかで、その人の理解する「あなたの
心の形」が決まってしまいます。
波動だったら、まるごと、どん!って与えて「これよ、これ!」と言えば、心が丸ごと正
確に伝わるのですが、テレパシーが普通に使えてない社会では、それは難しいこと
です。
また、心は、一瞬一瞬変化していますので、言葉にした瞬間から、その「心」は古く
なり、過去の産物になってしまいます。波動で、どん!と、渡すときは、変化して行く
未来の姿も全部渡せるので、訂正も書き換えもしなくて良いし、とても便利なんです
よねぇ。
ホント、テレパシー能力、欲しいですね(^^)
それじゃ、そもそも言葉って一体なんなのでしょうね?
実は、言葉は、アイコンです。
あなたの「心を丸ごと表す波動」のアイコンだと思ってください。
例えば「好き」という言葉があります。
「好きなら、こう考えるだろう」「好きなら、こう行動するだろう」と、誰もが自分の中に
こだわりとして持っています。
しかし、それを、どのくらい、どんな風に好きなのか?で、一人一人「好き」の表現方
法がまったく違ってきます。
ある人は、眺めるだけで幸せになるだろうし、ある人は、なんとかして手に入れたい
と望むでしょう。
そんな二人に「どうして、そう思うの?」と聞いたら、「好きだから」と答えるのでしょう。
「好き」に変わりありませんが、その好きな対象の物(あるいは人、事象など)に対す
る気持ちが全く違いますね。
もちろん、好きな理由は、たくさんあるのでしょう。
それを全部言葉にして説明するのは、とても大変な作業だろうと思います。
ましてや、一字一句間違いなく伝えようとしたら、本当に大変な労力を使うことになり
ます。
なので、通常、人は、細かいことは言わないで、大雑把な言葉を使って、あとは想像
してもらうというコミュニケーションの方法を取っているんですね。
学校では、国語の時間に、こんな気持ちの時にはこんな言葉を使いましょうと習いま
す。
だから、日本中の人は、同じ心の温度を同じような日本語で表すことができるんです
が、あなたと私は、ぴったり同じではありませんよね。
一見、同じ言葉を話し、同じところを見ているようでも、一人一人、個人の世界があっ
て、ぴったり同じということはあり得ません。
それでも、人と人が言葉によるコミュニケーションでつながれるのは、私たちには柔
軟性があり「だいたい、こんな感じ」という、範囲の中で相手を受け止める能力がある
からなんでしょうね。
そういう意味では、全人類、サイキックですよね(^^)
さて、言葉は心を表すアイコンだと言いました。
と言うことは、心に無いことは、言葉にもできないと言うことですね。
もう一度言います。
冗談でもなんでも、心に無いことは言葉にできません。
こそとも思いつきません。
そんなはずじゃなかった。
そんなつもりじゃなかった。
否定して欲しかった。
わかってもらいたかった。
そういう、人間らしい、ねっとりした願いは、言葉の前には無力です。
口にした言葉は、シャープに空を飛び、あなたの心を実現するために動き出します。
出したものは受け取らなくてはいけないとは、この事です。
ひとたび、言葉を放ち、宇宙へ飛んでしまったものを変更し、制御することは不可能で
す。
いや、可能かもしれませんが、かなり大量のエネルギーが必要になります。
これは、言葉を放った人のエネルギー量が多ければ、多いほど、確実に現実になって
しまいます。
「自分はサイキック能力なんて無いから。。。」なんて、のんびりしている、あなた!
もしかしたら、結構エネルギー量が多くて、言葉で人を操って生きてきたのかもしれま
せんよ(^^)
それが、普通すぎて自覚が無いだけなのかもしれません(^^)
もちろん、稚恵子はエネルギー量が多いので、ねっとりした願いをこめて言葉を放つ
事は、自殺行為なのでしません。
また、こういうコミュニケーションを好む人とは、ねっとりが理解できないのと、共感で
きないのとで、悲しいかな、お友達にもなれません。
もし、仕事中に。。。
セッションじゃなくて、コースで、これをあたしに要求してきたら、即却下です。
そんな自殺行為を使って幸せになる方法なんて高度な技を学ぶ前に、まっすぐ、スト
レートに言葉を使えるように訓練してもらいたい。
きちんと、自分が何を言っているのか、何を希望しているのか、そして、何をやってい
るのかなどを、自覚しないと、ねっとりを使いこなすなんて高度な技は学べません。
なので、ここから先は、ねっとりコミュニケーションをかなぐり捨てて、読んでみてくだ
さいね。
実践偏です。
言葉の威力ですが、稚恵子の場合は「もう、いいかな。。。」と、ぼそっと言ったとき、
現実がすごい速さで変わります。
この言葉は、昔から、稚恵子のアイコンみたいなもので、一生懸命守ってきたものや、
頑張ってきたことを手放す時期が来たときに、ぼそっと出てくる一言です。
これが出てしまったら、どんなに気持ちが残っていても逆らいません。
抵抗しても、変化は止められないからです。
こんな風に、変化の時期になると、誰もがサインをもらっています。
そのサインが、稚恵子のように、自分の口から出てくると、わかりやすくて良いですよ
ね?(^^)
そんな風に、自分の言葉を使えるようになるには、どうしたらいいのでしょうかね?
それでは、訓練の始まり始まり。
まず、言葉を使うときに、実現したくない言葉は言わないようにします。
訓練の最初は、そこから。
言霊ってご存知ですか?
言葉に宿っている魂ですね。
この言霊が、言ったことを現実にすると信じられている信仰ですね。
でも、全ての言葉を意識するのは至難の業です。
そこで、今、手放したく無いこと(人、物、仲間など)を、3つだけ選びます。
その3つについては、何があっても手放す言葉は言わないと決めます。
例えば、何かプロジェクトをしている時は、そのプロジェクトが失敗するような一言は、
絶対に言わないようにします。成功する可能性が無くても、結果が出る前に「失敗だ
な」のような結論は言いません。
例えば、片思いのときに、あまりにも相手にされなくて、くじけちゃう事も、よくありま
すが、そんなときは「もう、ダメだぁ」とは、絶対に言っちゃいけません。
くじけた時は、別の言葉。。。「厳しいなぁ」「辛いなぁ」「きついなぁ」などの、状態を
表す言葉で表現します。
これらの言葉は、事実をそのまま表現しているだけなので、現実を左右する力はあ
りません。
もちろん、厳しくも、辛くも、きつくも無いときに、これを言ってしまうと、本当になります
から気をつけてください。
仕事の人間関係がうまく行かない、待遇が著しく悪い、などの理由で転職したいとき、
「仕事探しているんだ」とあちこちに言いまわるのは、新しいエネルギーを引き込んで、
運気が上がります。
しかし、不満とストレスはあっても、転職する気力が無いときに「仕事探しているんだ」
と言ってしまうと、自分の意思に反して退職へ追い込まれ、転職しなくてはいけない
状況に持っていかれます。
過去を思い出してみてください。
結構、自分の言葉で、自分の首を絞めていることって、やってきたはずです。
失いたくない、まだ、その時期じゃない、手放したくない。
そんな気持ちがあるなら、意地でも、手放す言葉は言わない。
訓練の始めは、そこからです。
簡単なようで、結構、難しいんですよ、これ。
反射で、言っちゃうらしいんですよね。
素直に気持ちを言っただけかもしれません。
そこが、こらえどころです。
心で、ダメだと思っても、口に出しちゃいけません。
「ダメだ」と思った心が正しいなんて、誰が証明してくれるのでしょうか?
失いたくないのなら、そっちの心の方が正しいのではありませんか?
あなたは、一体、何をしたいのですか?
常に、自分は何をしたいのか、ちゃんと自分を観察して、欲しいものを「欲しい」と言う
ように心がけることで、どんどん運が開けてくるんですね。