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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

Singapore! ④ 飲茶もLeiGardenで・・・

2007-06-25 01:02:11 | 
食いしん坊のサガゆえ・・・
レイ・ガーデンで洗練された広東料理を堪能した後、本当は飲茶も素晴らしいのだけれど・・という悪魔の囁きに、翌日の昼の予約をなんとか開店直後の時間で確保!



意気揚々と再びチャイムスに現れる謎の女・・・。
ちなみにこの日の服はキャミとパンツともに昨日購入のシンガポール・ブランド「フォンド・ハグ」のもの。



上はISETAN,高島屋などのデパートとメガ・ショッピングセンターが軒を連ねる目抜き通りオーチャード・ロードにて、いざ出陣の図
シンガポールでは5月末から7月にかけて、国を挙げてのバーゲンセール「Great Singapore Sale」を行うそうで、ちょうど始まったばかりの良きタイミング。日本でも買える欧米ブランドはとりあえず無視して、今回はシンガポール発のお洒落をチェック。
Fond Hugsはエスニックの素材を上手に取り入れたボヘミアン・エスニックテイストのMODE系ブランド。着用しているもの以外にワンピース2枚にトップス1枚の収穫あり。「Wisma Atria」内の店舗でした。



一番乗りのはずの予約時間なのに店内はもう満席!
2Fの個室に3テーブルを入れたお部屋に案内され、お奨め飲茶をオーダー。



有名な小籠包もさることながら、感動したのがクリアなコンソメ・・・と言ってもよいスープ。
マリア・テレジア秘伝のハプスブルグ家のスープを髣髴とさせる、鮫のヒレを初めとする滋養強壮に良さそうな数々の珍味から抽出したスープは絶品。中身(写真中央)も別途いただく仕組みはポトフのよう?



チャイムスの中にある、センスの良いベトナム服飾雑貨のお店「ミニヨン」
ここで昨夜、立体的なお花のモチーフの髪飾りと水鳥の箸置きを購入。
パ-ティバッグなども洗練された色使いの洒落た形のものがあり覗いてみると楽しいかも



Singapore!③ラッフルズホテル

2007-06-23 21:11:35 | 
かなり間が空いてしまいましたが、シンガポール紀行を続けます

シンガポールといえば・・・・
「シンガポールスリング」「ラッフルズホテルのバー」を思い浮かべる、
という声も少なくないのではないでしょうか。



1887年創業のコロ二アル調の伝統的なホテル、Raffles.
こちらは、2Fの回廊から中庭のバー、コートヤードを見下ろしたところ。
チャイムスとはワンブロックしか離れていないので夕食後はこちらのLong Barでくつろぐことに致しました。


お約束、シンガポールスリングをオーダー。
グレナデンシロップの赤が華やか。甘酸っぱさが南国の夜に良く似合う、1915年に女性のために考案されたという名レシピが今に伝えられて・・・。
天井にはガレー船のように(?)取り付けられたたくさんの団扇がゆっくりと蠢いていてなんともマッタリとした空気を醸し出しています。



長い木造りのカウンターが店名の由来とか。
1Fのカウンターは人で鈴なりでしたが、こちら2Fの方が落ち着けて好き。
きっと退職後の夢として、Asia旅行を楽しんでいらっしゃるのだろうな~という感じの、アングロサクソンのご夫婦を多くお見かけしました。


奥の枡(?)に入った殻付きピーナッツがおつまみなのですが、殻は床に捨てるのがお約束、とかで床がピーナッツの殻でフカフカしています(笑)



中庭に沿って、オリジナルグッズが揃ったSHOPなどがあり、このようなちょっと記念写真を撮るのに良さそうなスポットもあちこちに・・・。
中々風情のある気持ちの良い空間。
宿泊したことのある友人によると、お部屋でいただく朝食もなかなかのものだそう




Singapore!②食は広東にあり。

2007-06-16 04:58:13 | 
今日のTOPICはズバリグルメ。

中華系、マレー系、インド系、アラブ系と人種の坩堝シンガポール。
それぞれの美味なる本格レストランはいうまでもなく、中国+マレーMIXのブラナカン料理など独自の文化をバックグラウンドにしたシンガポールならではのお料理などもあり、名物をチェックしているだけでも滞在日数では足りない!と嬉しい悲鳴の意外なグルメ都市なのです。
お洒落なイタリアンやワインバー、カフェ、ブリュワリーも。そのあたりは東京と事情が似ているかもしれません


まず訪れたのは、本格広東料理が楽しめる、「Lei Garden」(レイ・ガーデン 利苑酒家)。
ラッフルズホテルの隣のブロックに忽然と現れるのが、白亜の殿堂・・・と言いますか、160年前にフランス人尼僧によって建てられたという修道院がお洒落なレストラン・ショップの複合施設として使われている、緑豊かな中庭を擁したお洒落なSpot「「Chijmes」(チャイムス)。

この一角にあるのが、地元中華系の人々に圧倒的な支持を受ける「Lei Garden」
台湾、香港などで美食三昧をして中華には一家言ある友人がシンガポールに来ると通い詰めると言う名店。予約を取るのがかなり難しい・・ということで、この日は開店直後になんとか予約して伺いました。

ふかひれスープ、あわびなど、高級食材を使ったコースもあり、少人数でも楽しめます。
食材の質の高さ、滋味溢れる柔らかい味付けは絶品!


クリスピーな衣にジューシーなエビがたまらない美味しさ。
・・・と、これらの画像でお分かりのように、広東と言っても、こってりとした伝統料理的な手法を守っている、というよりは素材を活かして見た目はシンプルに纏め上げたヌーベル・シノワーズといった趣です。
この後、八角の香りが効いたラム、そして複雑なコンテンツながらキレのよい味わいのスープが美味な麺もののあと、ジンジャーシロップのスープに繊細な豆腐のデザートで優しく締めくくり。


こういう食事を続けていると美人になりそうですね!





Singapore! ①ナイトサファリ

2007-06-15 00:28:17 | 
帰国後10日が過ぎようとしている・・・
時がたつのは早いもの。
記憶が薄れないうちに、旅の思い出をつらつらと。

シンガポール。
清潔で快適で安全でちょっとエキゾチックな気分も味わえる街、というイメージで捉えていたシンガポール。正直、旅行先としてのプライオリティはあまり高いものではありませんでした。
古い文化のある国が好きなので・・・ということと、アジア旅行にしてはちょっと長めのフライト時間(7時間弱)がネックで。
今回、プロジェクトの期間に併せて中心部のサービスアパートメントに滞在しているから是非遊びにいらして!週末ならご一緒できますので・・という友人からの有難きお誘い。
こんなことでもなければ一生行かないかも(大げさ)、という思いでサクッと行って参りました


で、行くとなると真剣に楽しもうとする欲張りなわたくしの眼を惹いたのは「ナイト・サファリ」!
熱帯の動物の80%は夜行性。(どおりで、動物園でライオンやトラを見るとお昼寝中のことが多いわけですね!)なので、彼らの生態をつぶさに見られる夜間開園の動物園を造り、その自然な生態を、トラムや徒歩で観られるようにしよう!という優れた思いつきにより・・・。


まずは入園後即予約。説明付きの6両編成のトラムに乗っての45分。
美しい牙を持つアジア象、ライオン、縞模様の美しい虎、本当に背の高いキリン、アリクイ、獏、可愛いバンビ、初めて見たハイエナ、群れるフラミンゴなどなど・・・。

薄っすらとした光に照らされて、ゆっくりと歩き周り、佇み、草を食む彼らの姿がトラムの右に左に展開。檻や柵は一向に見当たらないのにどうして彼らが自分のテリトリーにとどまっているのかは不明ながら、絶滅危惧種の希少な動物たちが自然な姿ですぐ近くにいるのを、熱帯雨林の環境の急速な変化がもたらす生態系の変化についてなど、充分大人にアピールする詳しい説明を聞きながら目の当たりにするのは実にスリリングな体験。

勿論、トラムからの写真撮影は、フラッシュ禁止。この暗さで動くトラムからの撮影は実際問題として不可能ですので、これらのお写真はSingaporeZooのHPから拝借したもの。
トラムからの鑑賞に飽き足らない動物好きのためには、トラムからは観られない場所もフォロ-した徒歩コース、トレイルもいくつかあるようで、実際トラムから、ゆったりと夜の熱帯雨林の散歩を楽しむ上級者の方から手を振っていただいたことも・・・・。
次回はトレイルに挑戦!かしら?

トラムを降りて・・・。

ゼブラ柄にペイントされたトラムがお洒落。
ここのデザインは、日本にありがちなお子様テイストは一切なし!勿論、ファミリーでも楽しめる内容ですが、充分大人の遊び場として機能しています。

動物たちが大活躍する「Creature of the Night Show」も 1時間おきに30分、隣接の900名収容の野外劇場で上演されているのですが、 この日はトラムを降りてすぐに列に向かったにも関わらず、次回上演は満席!と断られてしまいました。
トラムとショーを同日に見るのはちょっと難しいみたい・・・。
最終回のショーまで待つ!と言い張るわたくしを、夜で涼しいような気がしているけれども湿度気温ともに高いから、消耗してしまう。ここはタクシーもつかまりやすいこの時間で帰るのが正解、と諭されて渋々夜の動物園を後にしたのですが・・・。

絶対また来ます!I will return!(嵌ったらしい・・・)