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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

続「POMPEIの輝き」展

2006-06-24 02:08:20 | ART
中でも目を奪われたのは、繊細華麗なネックレスたち。

ひとつひとつのゴールドパーツに3つの穴を開けて、ゴールド筒型ビーズとの配置でデザイン性の高いネックレスを作ったものは今でも応用ができそう。

大変見事な木ヅタの葉を模したパーツをつなげたロングネックレス。
この当時の流行でゆったりとしたトーガの上から肩と背中に掛けてウエストで留めるという使い方をした、170cmくらいの長いチェーンネックレスが流行っていたようですが、中でもこちらは繊細さで目を引きます。

Bunkamuraのザ・ミュージアムは金曜日と土曜日は夜の9時(入場は8時半まで)までOPENしていますので、平日は無理、と思っていてもちょっとした時間で観に行けて便利。
25日の日曜日が最終日ですが、その後、仙台・福岡・大阪と巡回する予定だそうです。

高松塚古墳の天平美人の壁画が保存の悪さで痛む一方ということを思い出すと哀しくなりますが、保存状態も良く、古代の暮らしが目に浮ぶようなコレクションでした



「POMPEIの輝き」展

2006-06-24 01:43:06 | ART
本日、会社帰りに、渋谷の東急Bunkamura,TheMuseumにて開催中の
「ポンペイの輝き」展に行って参りました。

西暦79年、南イタリアのポンペイを襲ったヴェスヴィオ火山の噴火。
古代ローマ帝国の絶頂期にその洗練された都市文明を享受していた人々を襲った災害の様子は
灰に埋もれていたことにより、18世紀まで灰の下にその日のままの姿を残していました。
壁画、彫刻、装飾品といった豊かな暮らしを伝える400点あまりの出土品と、灰のくぼみをかたどった人々の末期の様子がこの展覧会の中心。

19時間に渡ったとされる噴火の様子、というスペクタクル性と、出土された装飾品の豊かさが
この展示の白眉。


竪琴弾きのアポロン、など、室内を壁画で彩る豊かな暮らしぶりから、お給仕されたお酒を取り合うお客の姿や、さいころゲームで勝ち負けを競うお客などの店内の一コマを軽妙なキャプションをそえて描いた庶民的な居酒屋まで。





装飾品は、女性の遺体とともに出土したそうですが、大切な財産としてエメラルドを埋め込んだ金の指輪やイヤリング、ボリュームのある蛇をモチーフとしたブレスなど。
この当時の流行と、今に至るイタリアンジュエリーの系譜がこのころすでに完成の域に達していたのは驚きでした。





続 Ballet For Life

2006-06-18 11:07:37 | BALLET
実は終演後、そのカトリーヌと楽屋口で遭遇!
英語はダメなの、フランス語で、と言われ、お買い物するくらいならOKだけど、舞台の感想を述べるにはちょっと自信がないかも~と慌てるも、イタリア語でもOKとわかってホッ
前回の公演で1957年ごろの小品を踊った彼女が素晴らしかったという話で盛り上がったものの、多分再演はないと思う。。。と残念なお言葉。
お写真も取らせていただき(顔が小さいし目がキラキラと強くてオーラがあります!)
水曜日の新作も楽しみにしていますとご挨拶。


主役のフレディ役は日替わりでこの日はマーティン・ヴェデルだったのですが、
休演のはずのジュリアン・ファブローにも会えてLUCKYってとことんミーハーでお恥ずかしい限り。
ベジャールバレエ団はダンサーがインターナショナルで、それぞれの人種の個性を引き立てる配役で本当に美しい。音楽と振りのシンクロ加減と選曲の良さに改めて唸った公演でした。



Ballet For Life

2006-06-18 10:37:40 | BALLET
16日の金曜日はバレエ鑑賞。
「プリマダム」など、今は俳優としてご活躍の小林十市さんが在籍していたことでも知られる
モーリス・ベジャールバレエ団の公演。
今回の来日ではクイーンとモーツアルトの音楽をテーマに、AIDSで逝ったフレディ・マーキュリーと、カンパニーのスターだったジョルジュ・ドンへのオマージュとして作られた作品。
1997年初演。ヴェルサーチの衣装のシルエットなど、美しい中に時代を感じさせるものもありますが、
何度見ても新鮮な驚きに目を奪われてしまいます。



センターにいるのがベジャールさんですが、今回、ドクターストップがかかって来日できなかったと言うこと。
エネルギッシュな方とはいえ80歳になられるのでちょっと心配。
ダイナミックな構成とクラシックのテクニックを押さえた美しさと強さを表現できる哲学者にして20世紀を代表する振付家。いつまでもお元気で活躍していただきたいのですけれども・・・。

最後に舞台中央でダンサーを迎えるカーテンコ-ルを勤めたのは№2的存在のジル・ロマン。
前回小林さんの役だった踊りを他のダンサーが演じていたり、時の流れを感じる部分もありましたが
赤毛で大柄でハンサムな美女エリザベット・ロス、しなやかな筋肉と女豹のような肢体でシックな雰囲気を漂わせるカトリーヌ・ズアナバールなどお馴染みの顔ぶれが揃っているのにホッとしたり・・・。l




池SEI SmartPink

2006-06-18 10:09:14 | FASHION
15日の木曜日、
ベジャール・バレエを見るために半休を取っていたわたくし。

ちょうど、その日におしゃれサイトMINXCHANNEL主催で、ファッションアドヴァイスをNHKおしゃれ工房や新聞・雑誌でなさっている横森美奈子さんのディレクションされているSmartPinkでイベントが、ということでお邪魔してまいりました

そちらのBBSを通してお付き合いさせていただいている
ポンチ姐さん、いそじんさんしょうさん、うなみさんと千疋屋さんでお茶

うふふ、実は千疋屋さんの季節のフルーツパフェの大ファンのわたくし、
今のシーズンパフェが大好きなさくらんぼということで、迷わずオーダー


バレエの時間があるので、皆様とは途中で失礼して、YOKOMORIさんにご挨拶をしに
再びSHOPに。
個人買いをなさっていた黒の単衣のスムース素材のジャケット、
ひとつボタンで7分袖のコンパクトなタイプで、ハンガーにかかっているのを見ると
シャツっぽいのですが、着るとキチンと感もあり衿も立つシルエットのきれいなジャケット!
言われなければ見逃してたかも~。
勿論、連れて帰りました