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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

星組中日公演「愛するには短すぎる」・追記

2011-02-28 04:06:30 | TAKARAZUKA
2011年2月1日から24日まで約3週間、の星組の中日公演。

大劇場での本公演の焼き直し・・・というわけでもなく、再演とはいえ、しっかりと作り上げられたお芝居とショーで
とてもとても見応えがありました。
この3週間だけのために・・・と思うと贅沢なことだったなぁと今更のように思います。

また、「メイちゃんの執事」で若手の路線がすっぽり抜けた形になった中、主役級3人の輝き、ベテラン勢の頑張り、とともに、普段あまり一人一人を確認することのない若手をしっかりと認識するのにも良い機会となっていて、層が厚くて魅力的な生徒さんの多い星組を再確認することが出来ました。

先程、メインについては語り切った感じですが、まだ、語り足りない(!)ところをちょっと覚書風に・・・

■避難訓練
船長(十碧れいや)を中心に乗員、船客総動員の避難訓練のナンバー。
船長、氷山!船長、火事!など、結構淡々と告げる高級船員ポジに壱城あずさくん。
配役表で目だった役についていなかったので気になっていたのですが、舞台の上では何かと存在感あり。
今回黒髪のややちぢれ毛風スタイルで似合っていました。
この避難訓練のさなかでも、盛り上がるところでいきなり側転2連続をセンターで見せた後、さりげなくカッコつけながら制服のネクタイを直す仕草がいかにも らしくて、ニヤリとさせられました^^
避難訓練は参加者の勢いと真剣さに圧倒させられるナンバーなのですが、何気に脇で嬉しそうに救命ベストを着て満足そうにしたり、驚いたりしているアンソニーくんを観ていると和みます・・・
センターの船長さん、十碧れいやくんは、初々しさと必死な感じが難題続出の航海に焦る船長さんとリアルにかぶって好演。姿の良い人ですね。

■宝石盗難
初めに届け出る被害者はバレエ団の団長さん、ロバート。美城れんさんがちょっと大げさで女性っぽく演じていて流石に達者。犯人が割れたときには、その犯人の態度に対して非難する様子も上手。

■フランク・ペンドルトン
この、バーバラに横恋慕するバンドマネージャーは、初演のときには柚希さんが大人っぽくワルい男っぽく演じていて、バーバラとの口論に割って入るフレッドに凄んだりするときにはかなりコワモテで、わたるさんって勇気あるな~と思ったりしたものですが、夢乃聖夏ちゃん演じるフランクは、顔かたちは礼音くんそっくりなれど、かなりソフトな印象。
ショーチームを抜けるというバーバラを引きとめたいがために借金のことを持ち出して無理を言うのも、不器用ゆえ・・・という感じで、アンソニーにやりこめられて退場する場面も捨て台詞を言って荒々しく・・・ではなく、肩をすくめて自分を押さえながら・・・という感じ。
団員たちがその後を追いますが、それはそうだろうと思わせる、普段はやり手で団員の人心掌握術もそれなりに心得ているマネージャーといった風情でした。

■スノードン卿
浮気中のスコットランド貴族・・・って、あんまり貴族っぽくはありませんでしたが(妻=万里柚美さんはノーブル)さすがは英真組長、浮気相手とおやすみなさいのバイバ~イが思いっきり甘えん坊炸裂で、そこをフレッドが通りかかったのを見てごまかそうとするあたりの呼吸が可笑しい。

■日替わり衣装
船上の仮装パーティでフレッドは日替わりで7着の衣装を準備していたそう^^
わたくしが観た日は、16日昼=ブルーの騎士、16日夜=金キラファラオ風、17日夜=ナポレオンハットに白い貴族装束
24日千秋楽=ブルーの十字軍騎士風(三銃士っぽい感じ)でした。
ねねちゃんは水色のとても可愛いミディ丈のお姫様風、アンソニーはドラキュラ伯爵でこちらは変わらず^^

■日替わりスープ
バーバラを招待する日のランチ、「さぁて、今日はなんのスープかなぁ・・・XXのスープだ」とのアンソニーの台詞。
スープの種類が日替わりだったのですが、16日昼=じゃがいも、16日夜=お豆、17日夜=つぶつぶコ―ン、24日千秋楽=ホウレンソウ、だったような・・・。(つぶつぶコ―ン以外はちょっと曖昧)
別に突っ込みどころはありませんが・・・^^;
八丁味噌のスープだ、という日があってその時はかなりウケていたそうです^^

■みっきー休演
天寿光希さんが、わたくしの観劇初日前に怪我(脱臼?)で休演が決まってしまい、舞台で観ることができませんでしたxx
可愛らしいお顔立ちで、樹里咲穂さんのトーク番組「GOGO5」で、ロミジュリ博多公演時、凰稀かなめさんがメインゲストの回に、紅ゆずるさんとともに出演されていて、控え目な下級生ポジで好感度大で注目していた実力派若手ゆえ、残念でした。
早いご回復をお祈りします。




星組中日公演「愛するには短すぎる」

2011-02-26 01:19:57 | TAKARAZUKA
名古屋、中日劇場での星組公演
ミュージカル「愛するには短すぎる」
原案:小林公平
脚本・演出: 正塚晴彦

これは、湖月わたるさんの退団公演の再演もの。
亜蘭けいさんが親友の劇作家の卵、アンソニーを、白羽ゆりさんがヒロイン、バーバラを演じたのが2006年。
DVDで観ていますが、さよなら公演ということもあり、演者の持ち味もあり、しっとりとした大人なスト―リ-という印象でしたが、今回のちえてるねねトリオでの再演はまた違った味わいが・・・。

ストーリーをひろっていきますので、ネタばれがお嫌な方はここまでで^^

大富豪の養子、フレッド・ウォーバスク(柚希 礼音)と親友アンソニー・ランドルフ(凰稀かなめ)は、ロンドン留学からニューヨークへ帰る船旅の途中。
豪華客船での4日間、フレッドは偶然、幼馴染のバーバラ・オブライエン(夢咲ねね)と再会し、恋に落ちる。
船のアトラクション・ダンサーであるバーバラにアンソニーも関心を抱いていたが、彼はふたりの真剣な思いを察して見守る側にまわる。
秘書(花愛瑞穂)と浮気をしながら妻(万里柚美)に頭の上がらないスノードン卿(英真なおき)、バーバラに横恋慕するバンド・マネージャー、フランク・ペンドルトン(夢乃聖夏)、突如勃発する連続宝石泥棒事件など、様々な出来事に矢のように過ぎゆく日々。
お互いの気持ちを確かめ、深めあいながら、養父の決めた婚約者と仕事を捨てられない立場のフレッドと、母親の介護のために女優の夢を捨てて故郷に帰るバーバラはそれが船の上だけの終わりのある恋だと知っている・・・という設定。

主役3人がまずとても良い!

まずはちえてる

最初、親友二人が船室でワインを傾けながら、過ぎ去った青春の日々を歌う「バイバイUK」
ここ、二人で腕を組んだ状態でテーブルに長い脚を投げ出して杯を傾ける、といったシンクロした振りがあるのですが、もう、無茶苦茶合っていて楽しい!
初演のお二人は体格差がありすぎて、このシーン、大変だったのではないかしら?
ちえてるだと身長もほぼ同じで年も近いので、親密な雰囲気が一層盛り上がります。
柚希さんのダークヘア-の短髪に、リアル男子な上品なグレーの三つ揃えのスーツ、濃いブルーのシャツにアイボリーリネンのスーツ、ネイビーブルーのダブルのス-ツにアスコットタイ、といった、育ちの良さそうなお坊ちゃんルックが新鮮。
かつ、とてもキュートで魅力的でした。大人な落ち着きが勝っていたわたるさんよりも、バイタリティのあるエリートなのに、純粋でおっとりした部分もあるフレッドは若さゆえの暴走もまたカワイイ。
対するアンソニー、かなめ姫は金髪にしているので、黄色などカラフルなスーツがさほど浮かず、フレッドとのコントラストもキレイ。とうこさん同様、オープニングで船の紗幕の向こうから、現れて、開演の挨拶にかぶるように歌い始める・・・というので、ドキドキしてしまいましたが、今回歌は本当に安定していて、柚希さんと掛け合いのように歌うシ-ンも声量で負けることもなく、その成長ぶりに2年弱のの歳月を思ったことでした・・・。とはいえ、亜蘭けいさんの歌はちょっとレベルが違うので、この語りはファン目線ということでご容赦ください^^;
頭の回転が速く、洞察力もある劇作家志望のアンソニーを基本攻めの姿勢で軽妙に演じつつ、ところどころでフレッドに甘えるところなど、普段の二人が見え隠れしてまた乙なもの。
正塚先生には、二人の関係は素でやってください、との指示があったそうですが本当に自然で良かったです!
「アンフェア」
これもまた最高!
バーバラへの恋心をアンソニーに指摘されてうろたえるフレッドがかわいい。
でも、婚約者のナンシーを持ち出されて、フェアじゃないと責めるフレッド、恋なんてもともとアンフェア♪
16日の昼夜、17日の夜、そして24日の千秋楽を観ましたが、17日の夜の二人のハモリが完璧でした。
ちょうどこの日の昼夜、カメラが入っていたそうなので、DVDはここかしら?楽しみです^^
ふたりで、ウェルカムパーティに出るときも、最後、舞台上の盆がまわってそこから降りて掃けるのに、二人で顔を見合わせてにこっと笑いあって肩を組んで一緒に飛び降りるところなど、本当に仲良さそうで可愛くて見逃せません

そしててるねね

ウェルカム・パーティでのパフォーマンスで真っ赤なロングドレスで艶やかに踊るバーバラに目を付け「いいね、あの子」とフレッドに耳打ちするアンソニー。
フランクに迫られたバーバラを救い、話の流れで6才の頃将来を誓い合った幼馴染だと気づき盛り上がったフレッドが招待したランチの席で、猛アタックするアンソニー。
当然フレッドは必死で遮ろうとするのですが・・・。
ここでフレッドのジェラシーを指摘する執事ブランドン(未沙のえる)の台詞まわしが絶妙!
盗難事件の調査で中座させられたバーバラをアリバイ証明で救いに行くフレッド。
そこで借金を持ち出して横やりを入れるフランクに対し、きざなまでの男前っぷりで小切手を切ってその場を収めるアンソニーの演技が緊迫感とともに笑いを誘ってワクワクさせられます。
その上に、前夜バーバラに援助を申し出て断られたフレッドが、アンソニーにしゃしゃりでるなと制止したのに、バーバラがお礼をいってきょとんとするところもおかしくって・・・。

その夜の仮装パーティで、バーバラを見つけて突進するドラキュラ伯爵の扮装のアンソニーが可愛い。
ここで、かなめ姫とねねちゃんのダンス・・・となるのですが、この二人、本当に並びがきれい。
二人ともスラリと長身、小顔で、同じ血筋を感じさせますね。従兄のお兄さんを慕う妹のような存在、という感じ。
可愛くてたまらない風に甘い笑顔でねねちゃんを見つめるかなめ姫。ねねちゃんも愛らしい笑顔で応えて・・・いや~目のお正月ですね、ここ。
本公演では白華れみちゃんとのカップリングが多かった凰稀さんですが、大人顔のれみちゃんより、更に長身でソフトな身体のラインと可愛らしい顔立ちのねねちゃんの方がより似合うみたい。
いつか、TOPになって娘役さんとコンビを組む時には是非夢咲ねねちゃんのような人にお願いしたいなぁと思うと、今、そういう娘役さんっていないんですよね、タカラヅカに。
そう思うと、ねねちゃんって逸材かも?と突然、わたくしの中で夢咲ねね株急上昇

あと、フレッドを当てもなくデッキで待つバーバラを見かけたアンソニー。
その時には彼はフレッドのバーバラに対する気持ちを確かめているし、察しの良い彼なので、バーバラの気持ちもわかっている。
自分の気持ちは押しかくして「待ってて、呼んでくるよ」と爽やかに言うところも素敵ですが、いいの、というバーバラに自分の本当の気持ちは?と目の奥を見つめて諭すところもまた男前。
「君みたいな人は初めてだ・・参ったな」と語り始めるアンソニーを「言わなくていい」と制するバーバラ。
告白される予感とそれを封じる感じがリアルでちょっとドキドキするところですね。
アンソニー、いいなぁ(極私的目線)
この二人がしっかりと組んで芝居をするところもあまり今までなかったかも・・・ですが、とても良かったと思います。
もっと観たかったなぁ・・・

そしてちえてるねね

3人の並びを堪能できるシーンもしっかりと用意されていて。
愛人秘書との仲を疑う妻の疑惑をそらすため、フレッドに協力を持ちかけるスノードン卿。
断り切れず巻きこまれて、バーバラに誤解されたと思ったフレッド、走ってバーバラを追いかけます。
ここ、ちょっと個人的にツボでした。
ひとり物思いにふけるバーバラのもとに息を切らせて現れるフレッド。
この、「恋心ゆえに走る若い男の子」ってイイですよね。
古くはジェラ―ル・フィリップの「肉体の悪魔」での雨の中恋人のもとに走ってくる場面。濡れて乱れた前髪と長いまつ毛が・・・!
または、「アントワーヌがまた走っているわ」、とかつての恋人たちが窓から見やってホホ。。と笑いあうアントワーヌ・ドワネルもの、永遠の恋する青年を主人公にしたフランソワ・トリュフォーの5部作最後の「逃げ去る恋」などの名場面が蘇ります。

盗難事件を独自に調査するアンソニー。
ドラキュラ伯爵の扮装のまま、怪しい船員を尾行中、逢い引き中の二人に割って入り、自論を説明しながら巻きこみます。
「推理」で、3人がコミカルに歌い踊るシーンが楽しすぎる!
チャーミングで芝居心に溢れた3人が「かもね?」「かもね!」と言いあう様は、この場面終わらないで!と願うほど。

いい加減長いですけど、まだ続きます(笑)

後半、その推理をもとに、事件解決に至る流れを主にアンソニーが、執事のブランドンの助けを借りて、船長らの見守る中牽引していくのですが、その場にいながら二人だけの世界のフレッドとバーバラ。

そう、ラスト、圧巻なのは

ちえねね

部屋のデスクまわりでブランドンが鑑定した指輪をもとに仮説を披露するアンソニー。
ふとソファのあたりにスポットが当たると、バーバラの涙を指でそっとぬぐうフレッド。目と目で見つめ合いながら手を握り合う二人。
「はて、面妖な。なぜあそこだけ明るいのか・・・」とぼけたブランドンの台詞で盆がまわって場面が変わります。

あと一日、が短すぎる。
船上で起こる色々な事件・・のひとつに、新進女優ドリー(早乙女わかば)が有名プロデューサー・マクニ―ルさん(鶴美舞夕)を誘惑して、自殺騒ぎを起こし、交換条件で次回作のヒロインを射止める、という挿話があるのですが、ここで本当は彼女の恋人なのに、売り出すために一計を案じるマネージャー・デイブを麻央侑希くんが。長身小顔で早くから抜擢されてきた若手ですが、スキルが伸びないのと身体を絞れないのとで、あまり評価されていないイメージがありましたが、今回少し痩せた?のと、フェイスシャドーを上手に使った舞台化粧で、確かに見栄えがするなぁと再確認。この調子で頑張って欲しいです。鶴美さんのマクニ―ルは最初っからだまされそうな良い人でした^^;わかばちゃんは美人さんですが、ドリーのローズピンクのミニドレスは陽月華ちゃんのカリッと細身の長身にこそ似合ったのになぁとちょっと思ってしまいました。

そんなこんなに邪魔されつつも、出来るだけ一緒にいよう、と決心する二人。
「いくら覚えても覚え足りない」と見つめ合い、手を取って頬ずりし、涙を流して美しい夕陽を観、
フェアウェル・パーティの花火を観、過ぎゆく二人だけの時間を惜しみながらデッキで過ごす。
そこに、かぶる歌声は意外なボーイ・(?)ソプラノの鶴美さんから始まり、グッとトーンダウンした麻央くん、(ここ、主役の台詞がかぶるので敢えて小さな声で歌っているのかと好意的に解釈したのですが・・違いますか^^;
麻央くん、わかばちゃんのデュエット(がんばれ・汗)そして、最後は夢乃さんで締める、という構成。
ここ、名歌手で歌い継いだらさぞ・・・の盛り上がるシーンなのですが。

ただ、ラスト、夢咲ねねちゃんの本気の涙と柚希さんによる主題歌で、すっかり感動してしまいました。
素晴らしい。前段の楽しさと後半の切なさ・・・。

舞台左右に分かれて上手でブランドンから、コートと帽子、旅行鞄を受け取るフレッド。
下手でダンサー仲間のリリー(妃咲せあら)から同じく一式受け取り、手渡されたハンカチで涙を抑えるバーバラ。
このときのせあらちゃんがやさしく女の子らしい仕草でとても好感度大。
彼女も美人さんなのに、今まではカルメンのミカエラ、愛旅のスーザンなど、あかぬけない婚約者ポジで今一つ魅力を発揮できていなかった感じだったのが、今回の公演では素直に可愛らしい拵えで愛らしい持ち味を発揮できていて良かったと思います。

別れがたい二人。
笑うまで行かない。じゃ、笑わない。
さっと駆けより、フレッドの顔に手を当てちょっと口角を上げさせて走り去るバーバラの背に
「元気で、仕事頑張って、幸せになれ~!!」とちょっと涙声で叫ぶフレッド。

アンソニーが現れて、「ときどき様子を見に行って報告するよ」と。
「純粋な意味で言ってるんだよ」とチャラいようでいて思いやりも。

今生の別れのようでいて、そうでないかも・・・でも、今の立場や人生を投げ捨てることはできない・・・という微妙なバランスとリアルさ。
主役二人の生命力溢れる若さが前面に出る持ち味と相まって、大人の選択をした若者の切なさが伝わる良い芝居でした。

この脚本、改めてとてもよくできている、と思いました。
と、同時にこの劇場のサイズとも丁度合うのかも、とも。
大劇場だとこうはいかなかったかもしれませんし。

正塚先生もこんなバランスの良い小洒落た作品を書いていた頃があったのですね・・・
そろそろ、孤独な情報機関の男を主役に据えた、男だけの芝居を切り上げて次の魅力を見せてほしいかも・・・です。






星組中日公演「愛するには短すぎる」「ル・ポァゾン」千秋楽

2011-02-25 20:11:01 | TAKARAZUKA
昨日、2月24日(木)、日帰りで、宝塚星組中日劇場公演、「愛するには短すぎる」「ル・ポァゾン 愛の媚薬」の千秋楽の公演を観て参りました。

せっかくの千秋楽ゆえ、入りと出も見ようと、張り切って出かけましたが・・・。
中日劇場って、ビルの9階に位置するため、入り出待ちは、1階のエレベーターホールと受付前のガラス張りのエントランス前の小さなロビーでファンの方は待つわけですが、11時公演で、普通は2時間前くらい?と8時半にスタンバイするつもりで、その20分ほど前に様子を観に行ったら・・・
なんと!
ファンクラブの方の数が尋常ではなく、その後ろのギャラリーゾーンはもう、消滅しているに等しい感じで・・・
TOP男役二人の会の人でそのゾーンが埋まっていたので、それ以外の方は多分逆側からエレベーターに乗ってしまわれたと見え、いつものように色々な生徒サンを見ることはありませんでしたが、8時半頃、柚希礼音さんと夢咲ねねさんが一緒にご登場。二人ともアイボリーベージュのファーコートで可愛かったです。
夢咲さんはその場のファンの方全体に会釈されて、先にエレベーターに。
柚希さんはファンの方に応対されてからエレべ―ターに。
それから10分後??
再びエレベーターホールから現れる柚希さん、今度は帽子コートブーツ全て黒づくめでキメてのご登場
もう、待っているファンの方全員が大盛り上がりで手を振ってお迎えしていました。
大サービスですね

わたくしのお目当ての、この公演で星組を離れ、翌日からは宙組生の2番手男役、凰稀かなめさんは、その後ご登場。
入り出はクールだと言われてきた彼女ですが、前回の大劇場公演の辺りから、意識が変わってらしたみたいで、にこやかに応対され手を振って行かれました。

公演については、また、詳しく、別記事にしたいと思います・・・
千秋楽ならでは、の部分、TOP3人の並びが本当に美しく、このゴージャスな美しさと心の通い合った様子を忘れないように、心にしっかりと残しておきたい、と本当に集中して観てしまいました^^

前楽の前日夜公演では、パレードで凰稀さんが涙ぐんでいらしたと聞いていたので、楽ではどんな感じでいらっしゃるのか心配していましたが、ご本人、きちんと最後を演じきろうと心に決めていらしたのか、ほどよい緊張感で爽やかな笑顔ベース。
お芝居の中、船上のウェルカムパーティーのシーンで、ドラキュラ伯爵の扮装の凰稀さんと夢咲ねねさんとのデュエットダンスがあるのですが、いつものように満面の笑顔の凰稀さんに対し、夢咲さんが泣きそうな顔で見つめていらしたのに、最後を実感。
あと、船上パーティ冒頭で、船客の中からランダムっぽく選んだご婦人を相手にひとくさり踊るシーンでは、相手の娘役さんに声をかけていらした様子(多分お礼)
ショーでは、レビューの中で、女装?の若手男役5人に絡む凰稀さんがセンターのベテラン中心の男役5人、というシーンがあるのですが、そこで男役5人が並んだ隣の美城れんさんと握手する場面、ここ、観る側の思い入れかもしれませんが、ちょっと溜めて、しっかりと見つめ合っていた気がします。
美城れんさんとは、今までの作品でも、「大王四神記」のヨン・ホゲ役では美城さんは忠実な従者、バウ主演の「リラの壁の囚人たち」では実は自分の息子です、と名乗り出て主人公の窮地を救う警官モランさん、「ロミオとジュリエット」でキャピュレットの後継ぎティボルトを演じたときは、キャピュレットチームの男として、ジュリエットの結婚を告げて殴られる役、そして「愛と青春の旅立ち」では美稀千種さんとともに教官役で、フォーリー鬼軍曹の左右を固めてくださり・・・ホントにお世話になったのだと思います。

最後の会場からの拍手も本当に温かくて・・・
組長さん、柚希さんからのご挨拶でも、組替えに触れて、宙の凰稀かなめも宜しくお願いします、とおっしゃっていただき、こんなふうに温かく送り出していただく凰稀かなめというジェンヌは本当に幸せ者だなぁとありがたく思ったことでした。
柚希さんの「わたしのお披露目からずっと一緒にやってきた凰稀かなめが 」とのくだりで、ちょっと涙ぐんでらした感じでしたがご自分の挨拶のときには「星組でお仕事をさせていただき色々と学ぶことが多かった、これからもがんばります」といった内容で、しっかりとお話されていました。
あ、組長さんが、「りかが」とおっしゃっていたのに、ちょっと反応^^この呼び方定着しますかしら?

中日劇場の客席は割と自由な感じで、レオンくんのご挨拶の時に、客席から「行かないで~」とか「寂しい~」とか「待ってるよ~」とか掛け声が(笑)
都度、「大劇場にも足をお運びください」「9月の公演にもいらしてください」などとご対応。
あ、パレ―ド最後の大羽根でのお辞儀のとき、柚希さんは流石のパワーで、羽の裾のナイアガラが前に降りて、それが跳ね返るように風を起こしながら戻る、という勢いで客席の感嘆を誘っていましたが、千秋楽では3度のお辞儀で3度ともナイアガラからの風を送っていらっしゃいました^^
普段観ると、(羽って20~30kg?相当重いと聞いているので)腰を痛めるからヤメテ~と思うのデスが、千秋楽と思うと景気が良くて良いものですね(勝手)

さて、出待ちですが・・・・
いや~どうしたらこのスペースにこれだけの人が入るの?
2階の手すりにも人が鈴なり、熱いムードの中、FCの方がコールの練習を。
柚希さん会は、公演での台詞をもじって、「そのルックスとちえちゃんという媚薬があれば何も不自由しないんじゃない?」中略「バイバ―イ」という凝ったもの。凰稀さん会は「わたしたちはどこまでもかなめさんについていきます」とシンプル。
お二人、肩を組んでのご登場、それぞれの会の方にご対応(お手紙やプレゼント・・・かなめちゃんには金のしゃちほこが?!の受け取り)されて、柚希会のコールが。
かなめちゃんは最初楽しそうに聞いてましたが、ガラス戸越しに観ているファンもいるかも?と気付かれたのかしゃがんでしまわれわたくしの視界からは消えてしまいました
柚希さんをファンの方と見送られたあと、立ちあがって、凰稀会のコールを聞き、「がんばろうね」(しか聞こえなかった)と言って、爽やかに手を振り去って行かれました・・・

翌日からは宙組生。
次回、舞台で観られるのは大劇場での公演、5月20日から。
東京だとその1ヶ月後と、かなり間が空きますね。

それまでしっかりと充電し、出来れば少しお肉もつけて(?)たくましく、新天地でまた輝いていただきたいと思います



星組「メイちゃんの執事」千秋楽

2011-02-22 06:22:09 | TAKARAZUKA
2月21日(月)日本青年館にて、12時からの、バウ・ミュージカル「メイちゃんの執事」を観て参りました。



星組の4?番手、今度2番手の凰稀かなめさんが宙組に移動することで、次回作からはトリプル2番手?の一角を担うことになる、紅ゆずるさんの初東上主演作。
紅くんファンの友人のお母様にお声をかけていただき、完売のHIT作の千秋楽を下手ブロック、前から2列目の好位置で観ることが出来ました。

原作が少女漫画、イケ面俳優sでドラマ化もされているので、知名度の高い作品。
内容も究極のお嬢様学校の個性豊かなお嬢様たちとそれぞれに仕えるイケ面執事たちが織りなす愛憎、という気楽に楽しめそうなお話で、ヴィジュアル担当の若手と、しっかりと芝居の出来る中堅どころが上手く配役されて、華やかで楽しい舞台でした。

詳しい感想は今夜・・・
続きです^^

原作の漫画は13巻まで出ていますが、(全て事前に友人から借りて予習済^^),舞台では7巻までの、ルチアさまとの学校内でのお話が中心。
ネタばれありで、御紹介すると、四国に住むうどんやの娘、東雲メイ(音羽みのり)が主人公。幼馴染の柴田剣人(美弥るりか)に密かに思われているが、突然両親を交通事故で亡くし、それまで関係を伏せられていた昭和の怪物の異名を持つ、政財界の大物である本郷家の祖父(汝鳥れい)に呼び寄せられ、剣人の兄、S級ランクの執事、柴田理人(紅ゆずる)をつけて、全寮制の究極のお嬢様学校 聖・ルチア学園に転校させられる。

そこで待つのは、個性豊かなクラスメートと、それぞれの執事たち。
学校にはデュエロという、お互いの名誉と執事を賭けてお嬢の代理で彼らを戦わせる風習があり、古代ローマのコロッセオの見せ物のように、お嬢様たち、そして学園長であるシスター・ローズ(美穂圭子)はドレスアップしてそれを楽しむ。

3回のデュエロ(=フェンシング)と、メイちゃんと理人の間に芽生える恋心、そしてメイちゃん登場前に、本郷家の後継ぎとして理人がついていた養子である詩織様(白華れみ)が、理人を奪い返そうとする企み、の3つがメインテーマ。
そこに、メイちゃんを守ろうとする剣人が隣接する執事学校に入ったり、学園の女王=ルチア様として君臨する詩織の新しい執事である忍(真風涼帆)が、イアーゴの如く暗躍する・・といったサイドストーリーが。

普段、大きな役がつくことの少ない星組の若手がそれぞれ、キャラのたったイケメン執事として、お嬢様として活躍する様を観ているだけでも楽しいです。
目に着くし、話題にもなっているのが、やさぐれた大人の執事、根津ちんこと、漣レイラくん。どうやってつけているのか無精ひげにゆるめたネクタイからダダもれる色気であの人は誰?状態に(笑)
まだ研3?の若手であの存在感は素晴らしい。お色気キャラの不二子ちゃん(紫月音寧)付きです。
武闘派、活発なお嬢様タミちゃん(妃海風)付きのメガネに後ろでひとつにまとめた金髪のロングヘアーがクール、マンガのキャラそのもの、の神埼(汐月しゅう)。しゅうくんは星組のロミジュリのモンタギューチーム群舞でも同じ髪型で気になるダンサーでしたが、ここでもクールなキャラとキレのよい動きで目立っていました。

「愛と青春の旅立ち」新人公演主役だった芹香斗亜さんは最初のデュエロの相手、フェンシング世界ジュニアチャンピオンの青山。上品な顔立ちとスタイルの良さで、音花ゆりちゃんのツンデレ美人お嬢、リカとは良いカップル。
優等生竜恩寺泉(夏樹れい)には和みキャラの木場(如月蓮)が。夏樹さんは実は男役。ハッキリした顔の美人さんなのではまってはいましたが、肩のしっかり加減がやはり男役^^;。低めでキレイに響く声音が高潔な泉の役に合っていました。
蓮くんは普段は小芝居上手で目立つ人なのですが、一段小柄で埋もれてましたね・・・
根津ちんとともに、倒れた人を運び出す、救護班担当でした(笑)
他にも、天才少女みるくちゃん(紫りら)付きの大門をロミジュリでは女性として、「愛」の精を踊っていた礼真琴くんが。
マンガでは元自衛官の大男設定の大門。礼くんはどちらかというと男役としては大きくはないのですが、ひょいと飛びあがるみるくちゃんを抱えてはそのまま歩いて掃ける・・というシーンが多く、実は力持ち?執事たちの歌い継ぎの場面で流石下級生・・ダメダメな人が多かった中、ワンフレーズでも上手いと思わせたのが礼くんでした。
星の大きな男役たちの中では見失うことが多いのですが、実力のある人のようなので、これからも注目していたいです。

センターで、理人さんが青山とのデュエロ中、下手脇でこっそり剣人が女装してルチア学園の生徒に交じって観戦しているのを大門が観染め、後日、舞踏会で、執事がお嬢のダンスパートナーを務めるので、給仕など本来の執事の仕事を執事学校の生徒がヘルプで来るところで、実は男だと知った大門が倒れる小芝居などが楽しい~
ホントに瞬間瞬間の動きと表情の変化でお話がちゃんとわかるところ、的確な演技力で、ブラボーです。
紅くんにそれほど思い入れがないので(ゴメンナサイ・・・^^;言いきっちゃいました!)色々とチェックしていると面白い舞台です。

影の主役が二人。

まず、ルチア様。白華れみちゃん・・・。
ひとりがっつりと芝居していました。昔の大映ドラマもかくや。。。と思わせる、女王さまっぷり&すさまじい狂気と精神の崩壊を美しく見せて。ドロドロの情念とバラに囲まれた寝台で理人を縛り付けるという荒唐無稽の場面をそれなりに見せてしまう力技・・・。
これが「リラ壁」で星デビュー、凰稀かなめさん相手に薄幸のヒロインを演じていた人かと思うと・・
いえ、「ロミジュリ」での豪快な乳母、「愛旅」での上昇志向の強い婚活娘と作品ごとに、全く違う顔を驚くほどの完成度で見せてくれる真の女優、これからもれみちゃんがいてくれれば星は安泰かと

暗躍する白い影、忍様、を真風くんが。
雪組のロミジュリを観て、星の「死」を踊った真風くんの存在感がいかに際立っていたかを痛感。
宝塚全体で観て、彼女のスタークォリティは、やはり抜擢されるだけのことはあるのではないか、と自分の中での評価が急激に高まっていたときに、ソロの歌がヒドイ・・・と散々聞かされ、そしてこの日。
・・・いや、それほどひどくないのでは?
歌詞も聞き取れましたよ、前半は(笑)
バウ初日、青年館10公演を見届けた叔母様に言わせると、やはり、徐々に公演中、本人比で上達しているらしい、デス
次回作では「ノバ・ボサ・ノバ」まさかの2番手役変わりでどう化けるか楽しみですね

そして、実はわたくしが凰稀さんの次に愛でている、みやるりちゃん。
彼女の大きな瞳、金髪キラキラの剣人くんが最高でした。
いや、マンガそのままなんですけど、兄に対抗してきゃんきゃん吠える豆柴っぷりがハマること。
そして、意外に意地をみせる男前なところやメイちゃんを思いやるところ、芝居が上手くて低音の声が良く、学ラン、女生徒、執事服、全てが良くお似合いで、眼福でした。
花も実もある役者さんなのに小柄さんゆえ、高身長の男役が多い星組ではどうしても路線に乗りづらいのでは、と心配しています。
雪や月なら普通なのに~。星で観ていたい人材ではありますが組替えもありかも?

最後に主役の二人。

まず、音波みのりちゃん。
彼女も「リラ壁」のマリー役で注目していた人ですが、小柄ながら、立体的なスタイル、愛らしい顔立ち、きれいに響くメゾソプラノの芝居声が目に耳に心地よい娘役さん。
コスプレ的な今回の衣装の数々もCUTEにこなし、どこか落ち着いた雰囲気で、アニメちっくなお話に落とさず、きちんと少女の恋物語としてお話を成立させていたのは、彼女の功積かと

そして紅ゆずるさん。
スラリとしたスタイル、ほっそりとした長い指をひらひらさせての大きな芝居はやはり華がありますね。
東も西も大入りで迎えた千秋楽、すっかり自信がついたのが良くわかります。
優しく大人っぽくメイちゃんを包む演技も板についていますが、忍とのデュエロで、心理戦に負けて、自ら崩壊していく演技が、”いつもの死に際の紅ゆずる”パターンをそのまま踏襲しているのが気になりました。
もう、ご本人の中で出来上がってしまっているのかもしれませんが、顔をゆがめたときの表情とか、どう見せるのかをもっと掘り下げていっても良いのかも?
でも、苦手とされていたらしいお歌のほうも、安定していて、ブレスが目立つのがちょっと気になった以外は良かったと思います。
これからの2番手ポジで、どこまで伸びるか楽しみですね

4回のカーテンコールの中では、「皆さまの健康とお幸せをわたくしの命に代えてお守りします」がGOODでした


初☆名古屋

2011-02-21 07:19:44 | GOURMET
最近、更新が緩慢すぎますが、
活動は水面下?で色々と

2月16日(水)17日(木)の1泊2日で、宝塚星組の中日劇場公演を観に、名古屋に行って参りました。

生まれてからこのかた、住まいが都と府を行ったり来たりで、旅行はもっぱら海外に・・・という傾向があり、意外と国内で行ったことのない県が多かったりするバランスの悪いわたくしですが、
宝塚星組ファンとして活動(笑)するようになってからは、去年のロミジュリでの博多で初・九州上陸を果たしたように、今回、初めての名古屋下車。

せっかくなので観光もしたい、ご当地グルメも~とと同行の友人にアピール。
彼女の在名古屋のヅカ友達にご一緒させていただいたり、情報をいただいたり・・で、
今回のわたくしは「名古屋場所」かと思うくらい、しっかりと名古屋の味を堪能して参りました・・

■コメタ珈琲店の「シロノワール」

名古屋と言えば、モ―ニングセット。珈琲、紅茶などを頼むとその飲み物の価格で、トーストとゆで卵がついてくる・・・というサービスが標準装備の名古屋のサービス。繁華街よりも、ちょっと郊外に行った方が、その内容はバラエティ豊かになるらしいのですが^^;
今回行きました、テレビ塔下の地下街にあるコメタ珈琲店でも、やはり、11時までは標準装備のモーニングセットが供されていた模様。このお店は名古屋では老舗らしく、市内に何店舗も支店があるそうです。
名物、と伺った「シロノワール」とは、温めたデニッシュの上にソフトクリームがそそり立つ不思議なスイーツ。
標準サイズは2~4人前、ということで、わたくしたちは「ミニシロノワール」という1人用をそれぞれオーダー。
メープルシロップが付いてくるので、スコ―ンをいただくときのように、デニッシュの層をはがしつつ、ソフトクリームを適量のせ、メープルシロップを少したらす、という感じでいただくと美味しかったです。
ただ、ソフトクリームも植物性脂肪な感じですし、デニッシュもバターというよりマーガリン風味ですので、かなり昭和でレトロな味覚を楽しむ・・・という心構えが必要かと(笑) 逆に言えば、ライトな植物性脂肪ゆえに、ボリュームたっぷりでも、いただけてしまうという説も

■手羽先
栄に2軒、有名店があり、それぞれにファンがついているという手羽先。
今回、連れて行っていただいたのは、「風来坊」というお店の本店。新しいビルに入っていて、お座敷に上がる居酒屋さんですが、小さっぱりとした雰囲気で女性部ループでも利用しやすいかと。
こちらは甘辛たれに胡椒で香りつけ、で美味しかったです。
もう一軒は「世界の山ちゃん」というお店で、こちらはピリ辛好きの方に支持されているそう^^

■ひつまぶし



言わずと知れた名古屋名物。ひつまぶし。
有名店筆頭、といえば、やはり「あつた蓬莱軒」でしょうか。
栄から地下鉄名城線で5駅?の伝馬町下車。地図通りに歩きますが倉庫街と住宅地がMIXしたような静かな地域でコンビニさえ見かけず。ホントにここでいいの?と不安になったところで一軒家のうなぎ屋さんを発見。
並んでいました!TELで問い合わせたときには、平日はさほど並ばずに入れますよと言われたのに・・。
名前を言って、時間を指定してもらい、その時間に戻ってくれば良し、というシステムで、12;20に行って、12:50の指定。
とはいえ、まわりにお店はなく、熱田神宮に行って戻ってくるには微妙な時間・・・ということで数軒先にある超レトロな喫茶店でおしゃべりをして時間をつぶしたわたくしたち。
2階の御座敷に通されて、ひつまぶし(並)をオーダー。
このお写真の通りですが、細くカットされたウナギがとても香ばしくて美味!
少しずつ、お茶碗によそっていただきます。お勧めのいただき方通りに、まず、そのままを。次にノリわさびなどの薬味を載せて、最後に薬味プラスおだしを入れて・・・・という順番で、味の変化を楽しみます。
熱田神宮の前と、松坂屋本店内にも支店があるそうなので、今度はそちらにも行ってみたいと思いました。



せっかくなので食後のお散歩も兼ねて、歩いて15分弱のところにある熱田神宮に。
明治神宮、伊勢神宮と並ぶ日本3大神宮・・・・と聞くとありがたみが増します。
シンプルで巨大な木肌そのままの鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめて広い境内を進んで、本堂へ。
ちょうど、婚礼のご一行が・・・
こういうお式もオーセンティックで良いものですね。
ここで、星組の公演の無事をお祈りしました。
ちょうど、天寿光希さんが、公演中の怪我(舞台で脱臼?)で休演が決まった直後でしたので、真剣にお祈りしましたよ~

■味噌煮込みうどん
はい、中日劇場が9階に入っている中日ビルの、地下のレストラン街にある山本屋本店です。



うどんがとてもコシがあって固く、初めての人はちょっと驚くかも~と言われていましたが、確かに歯ごたえあり!
濃い色をした味噌だしが見た目ほど辛くはなく、温まります。
たっぷり添えてくださる浅漬けのお野菜があっさり風味で美味しい

というわけで、わたくしの初、名古屋場所?!は大成功でした
しっかりと増量して帰京できたと思います;;

公演の感想は「メイちゃんの執事」の千秋楽にこれから行って参りますので、その後にしっかりと・・・