3幕は結婚式のディベルティスマン。
公爵がこの日結婚する2組のカップルを祝福し、鐘の奉納も行われます。
この花嫁は大切な人形を台無しにした!と割ってはいるコッペリウス博士。
場を収めるために、公爵が金貨の包みを与えると、カップルに贈られた金袋よりも重い、と確認して一端引き下がります。
薔薇色の衣装の「暁」、ブルーの簡素な衣装の「祈り」
女性のソロが続いた後は、ミツバチの羽音のような通奏音が夏の畑を思わせる音楽に乗って、鎌を手にした微妙なグラデが美しいパステルカラーの衣装の女性たちによる「仕事」の群舞。
ちょっと水兵っぽい衣装で勇壮な踊りを見せる男性群舞の「戦い」。
そしてファーストアーティストとして活躍中の日本人、平田桃子さんがキャスティングされて初々しく踊った、もう一組のカップルによる「婚約」。
15日に「祈り」を踊ったナターシャ・オウトレッドがやや軸が不安定ながらも静謐な美しさ。
同日「戦い」のリーダー役を務めたファーストソリスト山本康介さんが、「美女と野獣」のカラス役のときと同様、非常にキレのある踊りで力強さをだしていたのが印象的。
そして・・・・。
最後はお待ちかねのGPDD「平和」.
アイボリーに金糸の刺繍を施したチュールを重ねた豪華で繊細な美しい衣装を身につけて、華やかに微笑む都さんから客席の隅々まで届く幸せのオーラ・・・。
アダージョは村娘の結婚式であることを忘れてしまいそうな気品に満ち溢れ、スワニルダのヴァリでは細かくスピーディなパを音楽に乗って重力が存在しないかのように軽やかに踊りきる都さん。
これは15日、17日、両日とも変わらない印象。
12月に故障でロイヤルの「くるみ」の初日をキャンセルしたというので心配していたが、微塵も不安を思い起こさせる要素のない、完璧な演技だったと思います。
ピケピルエットを猛スピードでたたみかけるようにシングルダブルで繰り出すところなどはまさに圧巻。
クラシックバレエと英国伝統の演劇バレエの真髄を観たと言う幸せを堪能。
そしてピ-ター・ライト版ならではの落ちが・・・。
主役を初めとして皆が広場を去ったあと、戻ってきた博士に訪れる奇跡。
流麗な心はずむ音楽、楽しいコミカルな演技、素晴らしいクラシックバレエの真髄、そして心温まるラスト・・・
これほどまでに新年に観るに相応しいバレエも珍しいかも。
堪能しました。
15日は友人と一緒でしたので、そのまま劇場を後にしましたが、17日はデマチ決行。
フレンドリーな会話やファンとの交流を楽しむ団員の皆さん。見ていてとても感じのよい方ばかり。
イアン・マッケイに、野獣の演技が良かったことと、都さんとの並びがとても似合って見えたということを伝えると、彼女と踊れたのは本当に自分にとってラッキーだったと思う、と。
本当に?と言ったら「She’s marvelous!」都さんは素晴らしいと称えていました。
そうこうするうち、サイン会をしてもらえることになり、楽屋口の階段を下りての地下の踊り場にテーブルと椅子が用意されて、私服ですっかり長い髪をキレイに巻き髪にした都さんが・・・・。
小さなバレリーナさんが差し出すトウシューズにも一つずつ丁寧にサインに応じていらして、大きな澄んだ瞳がキレイな、華奢な方。
ロイヤルバレエのくるみで、今期、都さんがポスターになっていらしてとても嬉しかったです、とお話しましたら、「あぁ、あれはわたしも驚きました」とおっしゃって・・・。ギリギリまでご自分が主役のポスターになるとは知らされていなくて驚かれたそう。
サインをいただいて幸せ・・・ってミーハーですね
今年もいい舞台に恵まれそうな幸先の良いスタート、でした
公爵がこの日結婚する2組のカップルを祝福し、鐘の奉納も行われます。
この花嫁は大切な人形を台無しにした!と割ってはいるコッペリウス博士。
場を収めるために、公爵が金貨の包みを与えると、カップルに贈られた金袋よりも重い、と確認して一端引き下がります。
薔薇色の衣装の「暁」、ブルーの簡素な衣装の「祈り」
女性のソロが続いた後は、ミツバチの羽音のような通奏音が夏の畑を思わせる音楽に乗って、鎌を手にした微妙なグラデが美しいパステルカラーの衣装の女性たちによる「仕事」の群舞。
ちょっと水兵っぽい衣装で勇壮な踊りを見せる男性群舞の「戦い」。
そしてファーストアーティストとして活躍中の日本人、平田桃子さんがキャスティングされて初々しく踊った、もう一組のカップルによる「婚約」。
15日に「祈り」を踊ったナターシャ・オウトレッドがやや軸が不安定ながらも静謐な美しさ。
同日「戦い」のリーダー役を務めたファーストソリスト山本康介さんが、「美女と野獣」のカラス役のときと同様、非常にキレのある踊りで力強さをだしていたのが印象的。
そして・・・・。
最後はお待ちかねのGPDD「平和」.
アイボリーに金糸の刺繍を施したチュールを重ねた豪華で繊細な美しい衣装を身につけて、華やかに微笑む都さんから客席の隅々まで届く幸せのオーラ・・・。
アダージョは村娘の結婚式であることを忘れてしまいそうな気品に満ち溢れ、スワニルダのヴァリでは細かくスピーディなパを音楽に乗って重力が存在しないかのように軽やかに踊りきる都さん。
これは15日、17日、両日とも変わらない印象。
12月に故障でロイヤルの「くるみ」の初日をキャンセルしたというので心配していたが、微塵も不安を思い起こさせる要素のない、完璧な演技だったと思います。
ピケピルエットを猛スピードでたたみかけるようにシングルダブルで繰り出すところなどはまさに圧巻。
クラシックバレエと英国伝統の演劇バレエの真髄を観たと言う幸せを堪能。
そしてピ-ター・ライト版ならではの落ちが・・・。
主役を初めとして皆が広場を去ったあと、戻ってきた博士に訪れる奇跡。
流麗な心はずむ音楽、楽しいコミカルな演技、素晴らしいクラシックバレエの真髄、そして心温まるラスト・・・
これほどまでに新年に観るに相応しいバレエも珍しいかも。
堪能しました。
15日は友人と一緒でしたので、そのまま劇場を後にしましたが、17日はデマチ決行。
フレンドリーな会話やファンとの交流を楽しむ団員の皆さん。見ていてとても感じのよい方ばかり。
イアン・マッケイに、野獣の演技が良かったことと、都さんとの並びがとても似合って見えたということを伝えると、彼女と踊れたのは本当に自分にとってラッキーだったと思う、と。
本当に?と言ったら「She’s marvelous!」都さんは素晴らしいと称えていました。
そうこうするうち、サイン会をしてもらえることになり、楽屋口の階段を下りての地下の踊り場にテーブルと椅子が用意されて、私服ですっかり長い髪をキレイに巻き髪にした都さんが・・・・。
小さなバレリーナさんが差し出すトウシューズにも一つずつ丁寧にサインに応じていらして、大きな澄んだ瞳がキレイな、華奢な方。
ロイヤルバレエのくるみで、今期、都さんがポスターになっていらしてとても嬉しかったです、とお話しましたら、「あぁ、あれはわたしも驚きました」とおっしゃって・・・。ギリギリまでご自分が主役のポスターになるとは知らされていなくて驚かれたそう。
サインをいただいて幸せ・・・ってミーハーですね
今年もいい舞台に恵まれそうな幸先の良いスタート、でした