2015年9月18日(金)13:00~
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで9月1日から13日まで好評を博していた月組TOPスター龍真咲主演のコンサート、「ドラゲナイ」こと「Dragon Night!!」
東京公演初日に行って参りました。
場所は、宝塚としては初めての文京シビックホール。
バレエ公演ではおなじみの場所ですが、2階席もあって、真咲さんがしきりと広い!とおっしゃっていましたが、星組柚希礼音さんが同様のコンサートを有楽町国際フォーラムでされていたときには、舞台の奥行きが狭く、前方だけで場面が作られていた感がありましたが、こちらは舞台も広く、大階段も全ツのときの5~6段?と大劇場の中間くらいの存在感あるものが作られていて、自在に照明で表情の変る太い円柱4本の天井センターからは今回のテーマ?紅バラの花束が下がっている・・・という舞台美術。
構成は
1)「龍JIN」
華やかでカッコいい所謂「フジイダイスケショー」らしいオープニングから始まり、各国漫遊~ロシア、イタリア、インドをそれぞれ主要な男役スターセンターに場面を構成し、そこにストレンジャー龍真咲が迷い込み、ドラマが生まれ・・という流れ。
ここで休憩を挟んで・・・
2)「真JITSU」
竜宮城の主カメまさきが可愛がっているお魚たちとのトークが軽くあり、その後日替わりゲストを招いての徹子の部屋ならぬカメまさきの部屋。カメまさきはカメの着ぐるみのままなのに、ゲストが黒燕尾というのがシュール。
関西人で話術の巧みな星組2番手紅ゆずる顔負けの関西人らしい突っ込み満載の「カメトーク」が見所聴きどころ。
3)「HANA咲」
THE・TAKARAZUKAの紫タキシード・ドレスに白羽扇のメンバーが大階段にズラリ!の「ボンジュール・宝塚」から始まり、龍真咲を中心に彼女が今まで舞台では歌ったことのない宝塚から王道有名どころまで様々なミュージカルナンバーを歌いまくり聴かせる・・という場面。
メンバーは龍さんセンターに美弥るりか・珠城りょうがシンメでW2番手のように続き、次に上級生男役でこのところ真咲さんが男役度が上がった!と注目していると言う貴澄隼人、娘役になればさぞかし・・と思われつつも容姿・ダンス・歌全てに穴のない愛らしい千海華蘭ちゃんが続くと言う感じ。真咲さん同期の綾月せりさんがインドのマハラジャ役で存在感を示します。他にも下級生が容姿が良かったり歌が上手かったりの見せ場があり、全員が大活躍。
もちろん、娘役さんも・・・。ヒロイン格は真咲さんのお人形のように美しい同期、わたくしも大好きな萌花ゆりあさんと星組から異動の姫オ―ラ万全の早乙女わかばちゃんの2人が交互に使われている感じ。
他に目立つのはとてもハッキリとしたお顔立ちの美人さんである下級生麗泉里(うららせんり)ちゃん。
途中、お水を運んで真咲さんと2人でのトークという場面をもらって「せんりでした!」と紹介される美味しいお気に入りポジ。お顔が華やかなので目立ちます。お歌も上手らしいので、これから上がってくるかもしれませんね。
さて、今回の公演のお目当ては美弥るりかちゃん。
ですので、完全にみやるりちゃんVIEWでの感想となりますが・・・。
一幕でセンターを取る場面はロシアの王子。
男役は真っ白の宮廷服、娘役はセンターが開いて脚と白いショートブーツが見える他は正統派の輪っかの白ドレス。
白鳥の湖のポロネーズをアレンジした曲を白雪さち花ちゃんの美声でききながら舞踏会主催のるりかちゃんが萌花ゆりあ姫と踊っているとストレンジャー王子まさきちゃんが来て…の宙組のショー「シトラスの風」でいう「ノスタルジア」っぽい場面。嫉妬で黒王子発動のみやるりちゃんが見られます^^
あとインドでは「シェヘラザード」 っぽいおはなし仕立てで、ここ早乙女わかばちゃんが寵姫でマハラジャ綾月せりさんがピッタリ。
ハーレムの娘たちがはべる大階段から見下ろされる男役たちは金の奴隷扮装。群舞のセンターみやるりちゃんの額の縦しわが楽しめると同時に、この振付御織先生なのですが、奴隷の手首が縛られた状態でのダンス、というのがなんとも耽美的でエキゾチックなこのシーンを盛り上げます。
一幕からすっかり温まる客席。
そして2幕。噂の(笑)竜宮城にゲストをお招きしてカメまさきがホストを務めるトークショーコーナー。
全員カラフルなスーツとドレスで亀さんが可愛がっている海の仲間たち設定。
最初「大阪公演と東京公演の間のお休みで水族館に行った人~」「は~い!!」「お寿司屋さんに行った人~」「は~い!!」からの「皆無事でよかったね~」「きゅーきゅー」手を腰のあたりでパタパタさせる海の仲間たちが可愛過ぎて倒れるかと思いました^^;
鯛のカップルみやわかが無事に大阪から東京に来られましたか?と振られて お寿司やさんで注文されそうになったけれど細すぎて身がないから鯉と間違われて河に放たれ、大阪湾から水道橋まで泳いでくることができました~とかたわいのない話を導入部にゲストはたまきちくん。真咲さんが紅くんばりに突っ込みトークでリードしがらもカメとしての振る舞い(腕を大きく回して膝をつけた状態で膝下の脚バタバタさせる^^)をを忘れないところがツボ。
お魚さんたちがキューキュー言っているのが愛らしくもシュールな場面
続いて大階段に紫タキ・ドレスに白羽扇のオーソドックスな仕様のボンジュール宝塚からのミュージカルメドレー、そしてノバボサからアパッショナードまでのラテンメドレー。
最後はまさきちゃんのロシュフォールの恋人たち始まりの僕こそミュージックを含むミュージカルメドレー。
彼女の圧巻の歌唱力を思い知らされ、客席降りなどもふんだんに大いに盛り上がりました。
東京雪の吉正ショーの賑やかすぎる色彩設計の後ではなんだかんだ言って藤井先生のショーは色々洗練されていて落ち着くな~(宙星で慣らされたとも…^^;)と思った公演でした。
滅多に買わないのですが、帰り際、みやちゃんの舞台写真セットを購入してしまいました…
わたくしの前の車椅子の老婦人はみやるりちゃんのスチールを、後の女子高生2人はわたくしと同じ美弥セットを購入していらして、心の中で「…同士よ…」と思ったことでした^^
公演は23日まで。
美弥ちゃんゲストの日に行きたくてたまらないのですが、どうしても行けない・・・。
いらっしゃれる方、おススメです
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで9月1日から13日まで好評を博していた月組TOPスター龍真咲主演のコンサート、「ドラゲナイ」こと「Dragon Night!!」
東京公演初日に行って参りました。
場所は、宝塚としては初めての文京シビックホール。
バレエ公演ではおなじみの場所ですが、2階席もあって、真咲さんがしきりと広い!とおっしゃっていましたが、星組柚希礼音さんが同様のコンサートを有楽町国際フォーラムでされていたときには、舞台の奥行きが狭く、前方だけで場面が作られていた感がありましたが、こちらは舞台も広く、大階段も全ツのときの5~6段?と大劇場の中間くらいの存在感あるものが作られていて、自在に照明で表情の変る太い円柱4本の天井センターからは今回のテーマ?紅バラの花束が下がっている・・・という舞台美術。
構成は
1)「龍JIN」
華やかでカッコいい所謂「フジイダイスケショー」らしいオープニングから始まり、各国漫遊~ロシア、イタリア、インドをそれぞれ主要な男役スターセンターに場面を構成し、そこにストレンジャー龍真咲が迷い込み、ドラマが生まれ・・という流れ。
ここで休憩を挟んで・・・
2)「真JITSU」
竜宮城の主カメまさきが可愛がっているお魚たちとのトークが軽くあり、その後日替わりゲストを招いての徹子の部屋ならぬカメまさきの部屋。カメまさきはカメの着ぐるみのままなのに、ゲストが黒燕尾というのがシュール。
関西人で話術の巧みな星組2番手紅ゆずる顔負けの関西人らしい突っ込み満載の「カメトーク」が見所聴きどころ。
3)「HANA咲」
THE・TAKARAZUKAの紫タキシード・ドレスに白羽扇のメンバーが大階段にズラリ!の「ボンジュール・宝塚」から始まり、龍真咲を中心に彼女が今まで舞台では歌ったことのない宝塚から王道有名どころまで様々なミュージカルナンバーを歌いまくり聴かせる・・という場面。
メンバーは龍さんセンターに美弥るりか・珠城りょうがシンメでW2番手のように続き、次に上級生男役でこのところ真咲さんが男役度が上がった!と注目していると言う貴澄隼人、娘役になればさぞかし・・と思われつつも容姿・ダンス・歌全てに穴のない愛らしい千海華蘭ちゃんが続くと言う感じ。真咲さん同期の綾月せりさんがインドのマハラジャ役で存在感を示します。他にも下級生が容姿が良かったり歌が上手かったりの見せ場があり、全員が大活躍。
もちろん、娘役さんも・・・。ヒロイン格は真咲さんのお人形のように美しい同期、わたくしも大好きな萌花ゆりあさんと星組から異動の姫オ―ラ万全の早乙女わかばちゃんの2人が交互に使われている感じ。
他に目立つのはとてもハッキリとしたお顔立ちの美人さんである下級生麗泉里(うららせんり)ちゃん。
途中、お水を運んで真咲さんと2人でのトークという場面をもらって「せんりでした!」と紹介される美味しいお気に入りポジ。お顔が華やかなので目立ちます。お歌も上手らしいので、これから上がってくるかもしれませんね。
さて、今回の公演のお目当ては美弥るりかちゃん。
ですので、完全にみやるりちゃんVIEWでの感想となりますが・・・。
一幕でセンターを取る場面はロシアの王子。
男役は真っ白の宮廷服、娘役はセンターが開いて脚と白いショートブーツが見える他は正統派の輪っかの白ドレス。
白鳥の湖のポロネーズをアレンジした曲を白雪さち花ちゃんの美声でききながら舞踏会主催のるりかちゃんが萌花ゆりあ姫と踊っているとストレンジャー王子まさきちゃんが来て…の宙組のショー「シトラスの風」でいう「ノスタルジア」っぽい場面。嫉妬で黒王子発動のみやるりちゃんが見られます^^
あとインドでは「シェヘラザード」 っぽいおはなし仕立てで、ここ早乙女わかばちゃんが寵姫でマハラジャ綾月せりさんがピッタリ。
ハーレムの娘たちがはべる大階段から見下ろされる男役たちは金の奴隷扮装。群舞のセンターみやるりちゃんの額の縦しわが楽しめると同時に、この振付御織先生なのですが、奴隷の手首が縛られた状態でのダンス、というのがなんとも耽美的でエキゾチックなこのシーンを盛り上げます。
一幕からすっかり温まる客席。
そして2幕。噂の(笑)竜宮城にゲストをお招きしてカメまさきがホストを務めるトークショーコーナー。
全員カラフルなスーツとドレスで亀さんが可愛がっている海の仲間たち設定。
最初「大阪公演と東京公演の間のお休みで水族館に行った人~」「は~い!!」「お寿司屋さんに行った人~」「は~い!!」からの「皆無事でよかったね~」「きゅーきゅー」手を腰のあたりでパタパタさせる海の仲間たちが可愛過ぎて倒れるかと思いました^^;
鯛のカップルみやわかが無事に大阪から東京に来られましたか?と振られて お寿司やさんで注文されそうになったけれど細すぎて身がないから鯉と間違われて河に放たれ、大阪湾から水道橋まで泳いでくることができました~とかたわいのない話を導入部にゲストはたまきちくん。真咲さんが紅くんばりに突っ込みトークでリードしがらもカメとしての振る舞い(腕を大きく回して膝をつけた状態で膝下の脚バタバタさせる^^)をを忘れないところがツボ。
お魚さんたちがキューキュー言っているのが愛らしくもシュールな場面
続いて大階段に紫タキ・ドレスに白羽扇のオーソドックスな仕様のボンジュール宝塚からのミュージカルメドレー、そしてノバボサからアパッショナードまでのラテンメドレー。
最後はまさきちゃんのロシュフォールの恋人たち始まりの僕こそミュージックを含むミュージカルメドレー。
彼女の圧巻の歌唱力を思い知らされ、客席降りなどもふんだんに大いに盛り上がりました。
東京雪の吉正ショーの賑やかすぎる色彩設計の後ではなんだかんだ言って藤井先生のショーは色々洗練されていて落ち着くな~(宙星で慣らされたとも…^^;)と思った公演でした。
滅多に買わないのですが、帰り際、みやちゃんの舞台写真セットを購入してしまいました…
わたくしの前の車椅子の老婦人はみやるりちゃんのスチールを、後の女子高生2人はわたくしと同じ美弥セットを購入していらして、心の中で「…同士よ…」と思ったことでした^^
公演は23日まで。
美弥ちゃんゲストの日に行きたくてたまらないのですが、どうしても行けない・・・。
いらっしゃれる方、おススメです