今回、ロイヤルバレエの日本公演は3演目。
「リーズの結婚」、「マイヤリング」としても知られる「うたかたの恋」、そして「ロミオとジュリエット」です。
「リーズ」はフレデリック・アシュトンの、「マイヤリング」「ロミオとジュリエット」はケネス・マクミランの、それぞれ代表作であり、ともにロイヤル・バレエならではの演劇的なバレエ作品でありながら、その作風は両極といってもいいほどに異なり、アプローチも真逆。
優雅で微笑みに満ちたほのぼのとした世界を繰り広げるアシュトンに対し、人間の心の闇の部分に素手で入り込み、その奥にあるものを引きずり出して広げるようなひりつくような感覚で作品を作りだすマクミラン。
アシュトンのあとに芸術監督に就任した彼が、ロンドンの観客、批評家からそれはそれは激しいバッシングを受けた・・・といいうドキュメンタリーを観たことがあるのですが、それがうなづける対照的な二人、ではあります。
今回の「うたかたの恋」は、日本でも、ミュージカル「エリザベート」や「ルドルフ」でなんとなくその事件の概要は知っている、という方も多いかと思われる、ハプスブルグ王朝の皇太子ルドルフと愛人マリー・ヴェッツェラの衝撃的な心中事件がモチーフ。
ミュージカルなどでは、若い二人の愛の暴走、複雑な感興に翻弄された皇太子が唯一心の安らぎを得ることの出来た魂の恋人との真実の愛を貫いた悲劇、という美しい捉えかたをされていて、そうしたものかとわたくし自身も思っていたので、今回のマクミランの解釈は真実に近いのだろうなとは思いつつややショックでもありました。
大体こういうバレエ・・という前評判から、あまり気が進まない中、タマラ・ロホとカルロス・アコスタが全演目中この日だけ出演、ということと、全幕でこの作品を日本で観られる事がこの先あるだろうか、という2点で、チケットを手配。
で、会場に着くと・・・
ちょっと嬉しすぎるサプライズが待っていました
夢見心地~
コホン^^;
とりあえず、まず配役を・・・
英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演
「うたかたの恋」 Mayerling 全3幕
ルドルフ: カルロス・アコスタ
(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)
男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ: タマラ・ロホ
(ルドルフの愛人)
ステファニー王女: イオーナ・ルーツ
(ルドルフの妻)
オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ: クリストファー・サウンダース
(ルドルフの父)
エリザベート皇后: クリステン・マクナリー
(ルドルフの母)
伯爵夫人マリー・ラリッシュ: マーラ・ガレアッツィ
(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)
男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ: エリザベス・マクゴリアン
(マリー・ヴェッツェラの母)
ブラットフィッシュ: リカルド・セルヴェラ
(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)
ゾフィー大公妃: ウルスラ・ハジェリ
(フランツ・ヨーゼフの母)
ミッツィ・カスパー: ラウラ・モレーラ
(ルドルフの馴染みの高級娼婦)
ベイミードルトン大佐: ギャリー・エイヴィス
(エリザベートの愛人)
四人のハンガリー高官: ベネット・ガートサイド、蔵健太、アンドレイ・ウスペンスキー、トーマス・ホワイトヘッド
(ルドルフの友人)
カタリーナ・シュラット: エリザベス・シコラ
(独唱)
アルフレート・グリュンフェルト: ポール・ストバート
(ピアノ独奏)
エドゥアルド・ターフェ伯爵: アラステア・マリオット
(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)
ホイオス伯爵: エリック・アンダーウッド
(ルドルフの友人)
ルイーズ公女: エマ=ジェーン・マグワイア
(ステファニーの妹)
コーブルグ公フィリップ: デヴィッド・ピカリング
(ルイーズの夫、ルドルフの友人)
ギーゼラ公女: サイアン・マーフィー
(ルドルフの姉)
ヴァレリー公女: フランチェスカ・フィルピ
(ルドルフの妹)
ヴァレリー公女の子供時代: リャーン・コープ
マリー・ヴェッツェラの子供時代: タマラ・ロホ
ロシュック: ミハイル・ストイコ
(ルドルフの従者)
ラリッシュ伯爵: ヨハネス・ステパネク
その他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団
指揮:バリー・ワーズワース
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
◆上演時間◆
【第1幕】 18:30-19:15
休憩 20分
【第2幕】 19:35-20:30
休憩 20分
【第3幕】 20:50-21:30
「リーズの結婚」、「マイヤリング」としても知られる「うたかたの恋」、そして「ロミオとジュリエット」です。
「リーズ」はフレデリック・アシュトンの、「マイヤリング」「ロミオとジュリエット」はケネス・マクミランの、それぞれ代表作であり、ともにロイヤル・バレエならではの演劇的なバレエ作品でありながら、その作風は両極といってもいいほどに異なり、アプローチも真逆。
優雅で微笑みに満ちたほのぼのとした世界を繰り広げるアシュトンに対し、人間の心の闇の部分に素手で入り込み、その奥にあるものを引きずり出して広げるようなひりつくような感覚で作品を作りだすマクミラン。
アシュトンのあとに芸術監督に就任した彼が、ロンドンの観客、批評家からそれはそれは激しいバッシングを受けた・・・といいうドキュメンタリーを観たことがあるのですが、それがうなづける対照的な二人、ではあります。
今回の「うたかたの恋」は、日本でも、ミュージカル「エリザベート」や「ルドルフ」でなんとなくその事件の概要は知っている、という方も多いかと思われる、ハプスブルグ王朝の皇太子ルドルフと愛人マリー・ヴェッツェラの衝撃的な心中事件がモチーフ。
ミュージカルなどでは、若い二人の愛の暴走、複雑な感興に翻弄された皇太子が唯一心の安らぎを得ることの出来た魂の恋人との真実の愛を貫いた悲劇、という美しい捉えかたをされていて、そうしたものかとわたくし自身も思っていたので、今回のマクミランの解釈は真実に近いのだろうなとは思いつつややショックでもありました。
大体こういうバレエ・・という前評判から、あまり気が進まない中、タマラ・ロホとカルロス・アコスタが全演目中この日だけ出演、ということと、全幕でこの作品を日本で観られる事がこの先あるだろうか、という2点で、チケットを手配。
で、会場に着くと・・・
ちょっと嬉しすぎるサプライズが待っていました

夢見心地~
コホン^^;
とりあえず、まず配役を・・・
英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演
「うたかたの恋」 Mayerling 全3幕
ルドルフ: カルロス・アコスタ
(オーストリア=ハンガリー帝国皇太子)
男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ: タマラ・ロホ
(ルドルフの愛人)
ステファニー王女: イオーナ・ルーツ
(ルドルフの妻)
オーストリア=ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ: クリストファー・サウンダース
(ルドルフの父)
エリザベート皇后: クリステン・マクナリー
(ルドルフの母)
伯爵夫人マリー・ラリッシュ: マーラ・ガレアッツィ
(皇后付きの女官、ルドルフの元愛人)
男爵夫人ヘレナ・ヴェッツェラ: エリザベス・マクゴリアン
(マリー・ヴェッツェラの母)
ブラットフィッシュ: リカルド・セルヴェラ
(ルドルフの個人付き御者、人気者の芸人)
ゾフィー大公妃: ウルスラ・ハジェリ
(フランツ・ヨーゼフの母)
ミッツィ・カスパー: ラウラ・モレーラ
(ルドルフの馴染みの高級娼婦)
ベイミードルトン大佐: ギャリー・エイヴィス
(エリザベートの愛人)
四人のハンガリー高官: ベネット・ガートサイド、蔵健太、アンドレイ・ウスペンスキー、トーマス・ホワイトヘッド
(ルドルフの友人)
カタリーナ・シュラット: エリザベス・シコラ
(独唱)
アルフレート・グリュンフェルト: ポール・ストバート
(ピアノ独奏)
エドゥアルド・ターフェ伯爵: アラステア・マリオット
(オーストリア=ハンガリー帝国の首相)
ホイオス伯爵: エリック・アンダーウッド
(ルドルフの友人)
ルイーズ公女: エマ=ジェーン・マグワイア
(ステファニーの妹)
コーブルグ公フィリップ: デヴィッド・ピカリング
(ルイーズの夫、ルドルフの友人)
ギーゼラ公女: サイアン・マーフィー
(ルドルフの姉)
ヴァレリー公女: フランチェスカ・フィルピ
(ルドルフの妹)
ヴァレリー公女の子供時代: リャーン・コープ
マリー・ヴェッツェラの子供時代: タマラ・ロホ
ロシュック: ミハイル・ストイコ
(ルドルフの従者)
ラリッシュ伯爵: ヨハネス・ステパネク
その他、来客、メイド、娼婦、紳士、使用人、侍女など:英国ロイヤル・バレエ団
指揮:バリー・ワーズワース
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
◆上演時間◆
【第1幕】 18:30-19:15
休憩 20分
【第2幕】 19:35-20:30
休憩 20分
【第3幕】 20:50-21:30