マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

兎追いし かの山・・・『忘れがたき故郷』 そして 『聖マリアの誕生 祝日』・・・『御子イエスが多くの兄弟の中で長子となられるためです。』

2020-09-08 10:00:00 | 父と母のこと 兄弟のこと
9月8日。火曜日。曇り。32度。9月の真夏日。

我が家の庭。
私の父母の思い出の品があります。

               『椿 と 灯籠』

     母が私の家に同居となるときに、 東京の実家の庭から移転させました。
     が大切にしていた椿の一枝。 が定年の記念に買った灯籠の一つ。

       毎朝・・・「おはようございます」 毎夕・・・「おやすみなさい」
        庭に面する雨戸の開け閉めの際に「挨拶」するです。
            勿論、毎回、返事が返ってきます。。。

           私は、父母と3人の兄、6人家族でした。
     今ある私は、 誕生は勿論のこと、 家族の6人の中で育てられました。
         『神の御計画』のうちにできた『6人家族』です。

      亡くなった家族も、 私の心の中で、 今も生き続けています。
           私にとっては、かけがえのない家族です。
                    感謝!感謝!


そして。

今日は9月8日。年間第二十三火曜日。

              『聖マリアの誕生 祝日』

           『聖マリアの誕生』     アトス山の修道院:「Dionysiou Monastery」の壁画

    9月8日に聖マリアをたたえる習慣は、エルサレムではじまったようである。
  5世紀に建てられた聖アリア誕生の大聖堂で、すでにこの祝日が祝われていました。

    7世紀にこの日を『聖マリアの誕生日』として記念するようになった。
       救い主の母として選ばれた罪のないマリアの誕生は
       すべての人にとって希望であり、救いのよあけである。

             『毎日の読書』より



              『聖母マリアの誕生』        Andrea di Bartolo 作品 
      向かって・・・右には母・聖アンナ。 左には父・聖ヨアキム。そして中央には赤ちゃんの聖マリア様

『さあ、すべての人よ、全世界に喜びをもたらした方の生まれた日を、喜び歌いましょう。
          今日、全世界に救いの扉が開かれました。』

             ダマスコの聖ヨハネの言葉



『今日の入祭唱』

 『正義の太陽キリストの母、 おとめマリアの誕生を喜び祝おう。』


『今日の第一朗読  キリストの家族』

  『皆さん、〝霊〟が、
      神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、
          万事が益となるように共に働くということを、
            わたしたちは知っています。

         神は前もって知っておられた者たちを、
     御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。
 それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。


       神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、
 召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。』
        ローマの信徒への手紙 8章28-30節


     神には、初めから、明確な『御計画』がありました。
      キリストを長子とする『神の家族の完成』です。
   
   その実現のために、

    『御計画』に従って召された者には、
           万事が益となるように共に働くということです。
           万事が『救いの御計画:神の家族の完成』
                        のために働くのです。
    神は、人間を、『御子イエスの姿』に似たものにしようと、
             あらかじめ、定められたのです。


   神には、初めから、ダイナミックな『神の救いの方法』がありました。
 人間一人一人は、前もって知られており、神のご計画に含まれているのです。

    神は、人間一人一人を、
 「あらかじめ定める」→「召し出す」→「義とする」→「栄光をお与えになる」のです。
             万事を益として、働かせてくださるのです。

   
 私たち全員に『二つの家族』があります。

宇宙規模の家族・・・神の御父。マリア様の御母。キリストの長兄。全人類の兄弟。神の家族。
    ミクロ規模の家族・・・私の父。私の母。私の兄3人。私。人間の家族。

     イエスを世にもたらしてくださったたマリア様の誕生は、
               『全世界の希望と救い』 のはじまりです。
     私を世にもたらしてくださった父母の結婚は、
               『私の家族の希望と救い』 の始まりでした。
                                 感謝!感謝!


『今日の祈願』

       『マリアは男の子を産む。
      その子は自分の民を罪から救う。』

        マタイ福音書 1章21節


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
兎追いし かの山 小鮒釣りし かの川  忘れがたき 故郷
  如何に在ます 父母  思い出ずる 故郷
縁あって生まれた家族は宝物ですね。 お元気で!

市民特定健康検査 そして 『天の国はからし種に似ている。どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなる。』

2020-07-19 09:00:00 | 父と母のこと 兄弟のこと
7月19日。日曜日、快晴。


    小さなお子さん三人のご近所さん・・・    『玄関先』
 
       ママさんが新しいマスクを手作りする度に、かえるちゃんもお色直しです。
         よちよち歩きのお嬢ちゃんも、カエルさんとお揃いのマスクです。
             ママさんの『知恵』が、お子さんの『健康』を守ります。


 9時~12時。

     私は・・・     『市民特定健康検査』
 

               ソーシャルディスタンスを保ちながら・・・
             マスクをしたまま、 気を使っての検査です。

        尿、体重、身長、BMI、腹囲、血圧、の測定。 血液採取、医師診察。
          骨粗しょう症検査、乳がん検査、眼底検査、心電図検査。

               3時間弱。 疲れ果てました。
        それでも,『一年に一度の健康検査』が、私の『健康』を守ります。
                             感謝!感謝!


そして。

今日は7月19日。年間第十六主日。

『今日の入祭唱』

    『見よ、神はわたしを助けて下さる。 主はわたしの魂を支えて下さる。
 主よ、わたしは進んでいけにえを捧げ、 恵み深いあなたの御名に感謝いたします。』

               詩編 54章6&8節

そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

  『そのとき、イエスは、別のたとえを持ち出して言われた。

    「天の国はからし種に似ている。
          人がこれを取って畑に蒔けば、 
           どんな種よりも小さいのに、

          『からし種の樹』

           成長するとどの野菜よりも大きくなり、
         空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。」



  また、別のたとえをお話しになった。

       「天の国はパン種に似ている。

           『粉にパン種を入れて・・・パンのできあがり』

           女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、
              やがて全体が膨れる。」



       イエスはこれらのことをみな、たとえを用いて群衆に語られ、
        たとえを用いないでは何も語られなかった。
     それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。

          「わたしは口を開いてたとえを用い、 
        天地創造の時から隠されていたことを告げる。」

             マタイ福音書 13章31-35節


       イエスのたとえ話は、 すぐ分かる話ではありませんでした。
            それは『神の国』に似ているのです。

          それは、いつの間にか育っていくということです。

 つまりこういうことでしょうか。

         私たちは、『イエスの言葉』を聞いて、反省します。
      自分に向けられた『言葉』と知って、改心することができます。
         すると・・・私たちは、更に、恵まれるのです。
        それはあたかも・・・からし種や、パン種のように、
            いつの間にか、 知らない間に、
          私たちの中で『信仰』が大きくなるのです。


   イエスにおいて、 『神の国』 や 『神の働き』 を見出すことができて、
         イエスを信じることができれば、
     私たちの『信仰』は、 何倍にも大きくなるのです。



 つまりこういうことでもあるのです。

   イエスは、『福音』を世界に伝えるために、 わずか12人の弟子を選ばれました。
        ”大きな結果は表われないでしょう。”  と思いますよね。
    しかし。
        結果は、 『福音』の話は、 異邦人にも受け入れられ、
       ローマ帝国や色々の国の中で、 『信仰』 が生まれたのです。

    それは。
        小さなからし種が、 これほど大きな樹になるとか、
        僅かなパン種で、 こんなに粉が大きくふくれることが、
                      信じられないことと同じなのです。


          『神の国』はどこでも働いているのです。
            わずか12人の弟子もそうでした。
        不可能のように見えたことが、 可能となりました。
          結果はすぐには見えないかも知れませんが
     『神の働き』は、 不可能を可能としてしまう、 『不思議』なのです。



     私たちも、信じて、
     『福音の種』を播いて・・・結果は神にお任せしましょう。
         きっと『福音の種』は、見事に大きな樹になっていくことでしょう。


『今日の祈願』

      『すべてに心を配られる神よ、 あなたは世界に良い種をまき、
       その成長を慈しみと忍耐をもって見守っておられます。
  私たちが互いに愛し合い、 神の心にかなう者として成長することができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
『神の国は,見える形では来ない。 「ここにある」「あそこにある」と言えるものでもない。
実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。』ルカ福音書17章20節とイエス様はおっしゃいます。
互いに愛し合って、わたしたちの間にも、『神の国』を作りましょう。 お元気で!