5月31日。木曜日。
世界中が注目する・・・ 『米朝史上初会談』
実現するや否や?
世界政治好きの私としては、その駆け引きも含めて、目が離せません。
頭で考えていることも、考えていなかったことも・・・
両者は、目と目と合わせて、互いに挨拶して、互いに話すとき・・・見えてくるものが沢山あることでしょう。
そして。
今日は5月31日。
『聖母の訪問 祝日』
『マリアのエリザベト訪問』
それぞれの夫・・・マリアとヨセフ そして エリザベトとザカリア。
不思議な経験をするマリアとエリザベトを、共に歩み、いかなる時も、支える夫たちです。
すばらしい夫たちです。
『今日の福音 マリアとエリザベトの言葉』
『そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。
そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。
マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った。
「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。
わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。
あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。
主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」
『受胎告知』
マリアは、神の使い・天使より、『あなたは聖霊の力で、身ごもります。』 と告知されたのです。
『今日の福音』が続きます。
『そこで、マリアは言った。
「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。
今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう、力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。」
マリアは、三か月ほどエリサベトのところに滞在してから、自分の家に帰った。』
ルカ福音書 1章39-56節
最初に。『マリアに子供が生まれ、その子が偉大な方になる。』 と、神の使い・天使はマリアに告げました。
次に。 『告知のしるしとして、親戚のエリザベトにも子供が産まれる。
人間には不可能に思えることでも、神にはできないことはない。』 とも、天使はマリアに告げたのです。
後になって。
イエスが成人した時。
ファリサイ派で最高法院の議員であったニコデモが、
夜ひそかにイエスを訪れ、問答をするのです。
『イエスと語るニコデモ』
ユダヤ人であったニコデモは、イエスに共鳴し、その教えを確かめるために、夜にこっそりと、イエスを訪ねたのです。
ヨハネ福音書 3章1-21節
追記。ニコデモは、後にキリスト者となり、ヨハネと共に『磔刑』後のイエスを降ろし、更に、殉教します。
マリアも、
ニコデモのように、神の使い・天使の『言葉』を確かめようと思い・・・エリザベトの家を訪ねたのです。
二人・マリアとエリザベトは、挨拶を交し、面と向かって、話をしました。
そこで。
マリアは、神がエリザベトになさったことを、信じました。
エリザベトも、神がマリアになさったことを、信じました。
二人は・・・同じ気持ちになって、神に感謝し、神を讃美し・・・互いに身に起こったことを喜び、信仰を深めました。
二人の『出会い』は、互いの信仰を深めることにおいて、とても大事なことなのです。
私たちキリスト者も、一人で信仰を育てるのは難しく、共に集まり、神を讃美し感謝して、信仰を深め合うのです。
『実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです。』
ローマの信徒への手紙 10-17
信仰は・・・信じるためには、まず、『神の言葉』を、聞かなくてはならない。
今の時代。
私たちは、『聖書=神の言葉』を開いて、読んで、聞いて・・・『信仰』が生まれるのです。
主を、我が家に、お迎えすることができるのです。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
お人を信じるためには、先入観を捨てて、要求も捨てて、まずお話をすることからですね。 お元気で!