キリスト教の『始まり と 完成』 は 『神の御旨』の二つの『受託』です。
一つ目の受諾。
キリスト教の始まり。
『神の御使いがマリアに言った。
聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。
それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。
神にとって不可能なことは一つもありません。」
マリヤは言った。
「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」』
ルカ福音書 1章26~38節
『神の御旨』 は 御独り子・イエスを人類に派遣し、その御子が成し遂げる『人類すべての人の救い』です。
乙女マリアは、『私は主のはしためです。』と、御子イエスの受胎とその母になることを、承諾しました。
その『受託』の瞬間から、『人類の救済』が、始まったのです。
そして。
今日の訪問。 その一。
マリアの承諾・・・ 『受胎告知の教会』
『受胎告知 と 承諾 は この場である』 と書かれた祭壇。
『受胎告知の場』の上に立つ・・・ 『受胎告知 教会』
聖マリア。キリスト。ペテロ。 11人の使徒。
そして私たち。
『永遠の命』を得て、復活するのです。
我が巡礼団の司祭様8人で、『その場』 で御ミサ。
『恵みに満ちた方。 主はあなたと共におられます。』
『神の救い』の始まりを、賛美し、感謝し・・・御前に跪いた。涙を流した。
神に感謝! 主に感謝! 聖母マリアに感謝!
そして。
二つ目の受諾。
キリスト教の完成。
最期の時・『神の時』が来たことを自覚したイエス。
弟子の三人=イエスの後継者・ペトロ&従兄弟のヤコブ&愛する弟子ヨハネ=だけを連れて・・・
ゲッセマニの山に登られ、祈りました。
「わが父よ。
できますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。
わたしの願うようにではなく、あなたのみこころのように、なさってください。」』
マタイ福音書 26ー39
『神の御旨』 は 御独り子・イエスを人類に派遣し、その御子が成し遂げる『人類すべての人の救い』です。
3年間の公生活を終えたイエスは、『わたしの願うようにではなく、あなたのみこころのように、なさってください。」と、
御父・神の『御旨』の成就、人類の救いのために御自分の命を贖罪として捧げることを、承諾しました。
その『受託』の瞬間に、『人類の救済』が、完成したのです。
そして。
今日の訪問。 その二。
イエスの承諾・・・ 『ゲッセマニの園の教会』
『山上の変容』
『イエスはべテロとヤコブとその兄弟ヨハネを連れ、彼らだけで高い山に登られた。
すると彼らの前でイエスの姿が変わった。その顔は太陽のように輝き、着物も光のように白くなった。
すると、見よ、彼らにモーセとエリアが現われた、二人はイエスと話していた。」』
マタイ福音書 17:1以下
『主の変容 と モーセとエリアの出現』 は、
『権威を持ったイエス』と、『律法を現すモーセ』 と 『預言者を現すエリア』 の集合です。
神も聖霊も、『その場』に現れました。
神は、『その場』で宣言なさいました。
『これはわたしの愛する子。これに聞け。』 『私は我が独り子を救い主とする。』 と。
『神の言葉』が、私にも話されました。私も聞きました。
『今日。あなたに救いが訪れた。』
恵みのうちに・・・・
24人の方々と巡礼を続ける私に。 正に、今日、『救い』の更新を味わいました。涙涙。
神に感謝! 主に感謝! 聖母マリアに感謝! そして 巡礼のお仲間に感謝!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
8月も終わりです。皆様のこの夏はいかがでしたか?
私は、私のブログをご訪問下さいます皆様のお幸せを、各地の巡礼地で、お祈りしています。 お元気で!