今日は3月31日。復活の主日。
『復活の聖なる徹夜祭』
-----第一部 光の祭儀-----
祝福された火が 『復活のローソク』 にともされました。
『死の暗闇に打ち勝って復活したキリストの勝利』
復活のローソクを先頭に暗闇の中、行列が聖堂にむかいました。
暗闇の聖堂内に復活のローソクの灯りだけが明るく輝いています。
『キリストの光』 神に感謝!
-----第二部 ことばの典礼-----
まずは。
神による過越。旧約。
『出エジプト記 神の御言葉』
『その日、追い迫るエジプト軍を見て、イスラエルの人々が非常に恐れたとき、
主はモーセに言われた。
「海に向かって手を差し伸べなさい。水がエジプト軍の上に、戦車と騎兵の上に流れ返るであろう。」
モーセが手を海に向かって差し伸べると、
夜が明ける前に海は元の場所に流れ返った。
エジプト軍は水の流れに逆らって逃げたが、主は彼らを海の中に投げ込まれた。
水は元に戻り、戦車と騎兵、彼らの後を追って海に入ったファラオの全軍を覆い、一人も残らなかった。
イスラエルの人々は海に中の乾いた所を進んだが、そのとき、水は右と左に壁となった。
その日、イスラエルをエジプト人の手から救われた。
イスラエルはエジプト人が海辺で死んでいるのを見た。
民は主を畏れ、主とその僕モーセを信じた。モーセとイスラエルの民は主を讃美して歌を歌った。』
出エジプト記 14章15節~16章
神は、愛によって、イスラエルの民と、『契約』を結ばれました。
イスラエルの民を選んだのは、その民が強く賢く謙遜だからではなく・・・
『御自分の救いの御業』を全世界に現すための『器』として、自由に選ばれたのです。
神は、イスラエルの民族を自分が選んだ民として保護し、繁栄させる。
イスラエル人は、他の民族に神を証しする、特別の使命が与えられたのです。
『出エジプトの過越』
当時の慣習では、羊の群れを春分の日近く、一頭の羊をほふって神々にささげ、
又、ほふった羊の血を家の杭や鴨居に塗り、
不死の世界へと過ぎ越し、神と共に生きるために、救い出されるとしていました。
『紅海を渡った出来事』は、神の民の共同体に入るための、『洗礼』の前表なのです。
『答唱詩篇』
『神よ、あなたの右の手には力がみなぎり、あなたの右の手は敵を抑える。
神よ、こうしてあなたの民は通り過ぎ、あなたのものとされた民は過ぎ越す。』
『祈願』
『救いのわざを、今も私たちに続けてくださる全能の神よ、
選ばれた民をファラオの迫害から解放されたように、あなたは今、洗礼の水によって人々を救いに導いてくださいます。
アブラハムの子孫に約束された栄光に、全世界の人々があずかることができますように。』
次に。
イエスの過越し。旧約から新約へ。
暗闇の世界から光の世界へ。
『イエスの光』:『六本のロウソク』 祭壇に灯されました。
『イエスの過ぎ越しの光』
『使徒書の朗読 使徒パウロの言葉』
『皆さん、あなたがたは知らないのですか。
死者の中から復活させられたキリストは、
『復活して墓から出てきたキリスト』
もはや死ぬことはない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。
キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、
生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。
このように、
あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと信じなさい。』
使徒パウロのローマの教会への手紙 6書3-11節
『洗礼』
イエス・キリストが死に、葬られ、墓から立ち上がる、ことを象徴的に表しています。
信仰によりキリストと結ばれたキリスト者。
洗礼を受けることにより・・・
キリストと共に死に、キリストと共に立ち上がり・復活し、『新しい命』を与えられ、
キリストを頭とする『新しい人類』に属する者となり、『復活のキリスト』を身に着けているのです。
『アレルヤ唱』
『アレルヤ、アレルヤ、アレルヤ。
神をたたえよう。神はいつくしみ深く、そのあわれみは永遠。
家造りの捨てた石が、隅の親石となった。これは神の業。人の目には不思議なこと。』
『福音朗読 若者・天使の言葉』
『安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、
イエスに油を塗るために、油を買った。
そして、週の初めの朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。
彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話しあっていた。
ところが、目を上げてみると、石は既にわきへ転がしてあった。
石は非常に大きかったのである。
墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。
若者は言った。
「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、
あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。
さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。
『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」』
マルコ福音書 16章1-7節
-----第三部 洗礼と堅信-----
『洗礼の儀』
『洗礼式』
『イエス・キリストの名によって洗礼を受け、自分の罪を赦していただきなさい。』
水と聖霊によって新しく生まれ、神の民、教会の一人、神の国の証し人、とされました。
続けて
『堅信式』
『聖霊の賜物を受けなさい。』
6人の方が洗礼の秘跡を受け、私たちの共同体に加わりました。
信者も・・・ 『洗礼の約束の更新』
『悪魔とその働きといざないを捨て、神に従う洗礼の約束を新たにします。』
『キリストの光』を受けた洗礼者から、『光』を分けて頂き、洗礼の更新を致しました。
-----第四部 感謝の典礼-----
通常のミサと同じように、奉納、聖体拝領が行われ、派遣の祝福を受けました。
『拝領祈願』
『恵み豊か神よ、
あなたの愛の霊を注ぎ、御子キリストの死と復活の神秘にあずかったわたしたちを、
あなたのいつくしみのうちに一致させてください。』
閉祭。 神に感謝!
最後に。
『イースターエッグ』
配られました。
『復活の卵』は、キリストの復活を表します。 古い殻を打ち破って…『新しい命』を生きるのです。
皆様! 主のご復活おめでとうございます!
『復活の聖なる徹夜祭』
-----第一部 光の祭儀-----
祝福された火が 『復活のローソク』 にともされました。
『死の暗闇に打ち勝って復活したキリストの勝利』
復活のローソクを先頭に暗闇の中、行列が聖堂にむかいました。
暗闇の聖堂内に復活のローソクの灯りだけが明るく輝いています。
『キリストの光』 神に感謝!
-----第二部 ことばの典礼-----
まずは。
神による過越。旧約。
『出エジプト記 神の御言葉』
『その日、追い迫るエジプト軍を見て、イスラエルの人々が非常に恐れたとき、
主はモーセに言われた。
「海に向かって手を差し伸べなさい。水がエジプト軍の上に、戦車と騎兵の上に流れ返るであろう。」
モーセが手を海に向かって差し伸べると、
夜が明ける前に海は元の場所に流れ返った。
エジプト軍は水の流れに逆らって逃げたが、主は彼らを海の中に投げ込まれた。
水は元に戻り、戦車と騎兵、彼らの後を追って海に入ったファラオの全軍を覆い、一人も残らなかった。
イスラエルの人々は海に中の乾いた所を進んだが、そのとき、水は右と左に壁となった。
その日、イスラエルをエジプト人の手から救われた。
イスラエルはエジプト人が海辺で死んでいるのを見た。
民は主を畏れ、主とその僕モーセを信じた。モーセとイスラエルの民は主を讃美して歌を歌った。』
出エジプト記 14章15節~16章
神は、愛によって、イスラエルの民と、『契約』を結ばれました。
イスラエルの民を選んだのは、その民が強く賢く謙遜だからではなく・・・
『御自分の救いの御業』を全世界に現すための『器』として、自由に選ばれたのです。
神は、イスラエルの民族を自分が選んだ民として保護し、繁栄させる。
イスラエル人は、他の民族に神を証しする、特別の使命が与えられたのです。
『出エジプトの過越』
当時の慣習では、羊の群れを春分の日近く、一頭の羊をほふって神々にささげ、
又、ほふった羊の血を家の杭や鴨居に塗り、
不死の世界へと過ぎ越し、神と共に生きるために、救い出されるとしていました。
『紅海を渡った出来事』は、神の民の共同体に入るための、『洗礼』の前表なのです。
『答唱詩篇』
『神よ、あなたの右の手には力がみなぎり、あなたの右の手は敵を抑える。
神よ、こうしてあなたの民は通り過ぎ、あなたのものとされた民は過ぎ越す。』
『祈願』
『救いのわざを、今も私たちに続けてくださる全能の神よ、
選ばれた民をファラオの迫害から解放されたように、あなたは今、洗礼の水によって人々を救いに導いてくださいます。
アブラハムの子孫に約束された栄光に、全世界の人々があずかることができますように。』
次に。
イエスの過越し。旧約から新約へ。
暗闇の世界から光の世界へ。
『イエスの光』:『六本のロウソク』 祭壇に灯されました。
『イエスの過ぎ越しの光』
『使徒書の朗読 使徒パウロの言葉』
『皆さん、あなたがたは知らないのですか。
死者の中から復活させられたキリストは、
『復活して墓から出てきたキリスト』
もはや死ぬことはない、と知っています。死は、もはやキリストを支配しません。
キリストが死なれたのは、ただ一度罪に対して死なれたのであり、
生きておられるのは、神に対して生きておられるのです。
このように、
あなたがたも自分は罪に対して死んでいるが、キリスト・イエスに結ばれて、神に対して生きているのだと信じなさい。』
使徒パウロのローマの教会への手紙 6書3-11節
『洗礼』
イエス・キリストが死に、葬られ、墓から立ち上がる、ことを象徴的に表しています。
信仰によりキリストと結ばれたキリスト者。
洗礼を受けることにより・・・
キリストと共に死に、キリストと共に立ち上がり・復活し、『新しい命』を与えられ、
キリストを頭とする『新しい人類』に属する者となり、『復活のキリスト』を身に着けているのです。
『アレルヤ唱』
『アレルヤ、アレルヤ、アレルヤ。
神をたたえよう。神はいつくしみ深く、そのあわれみは永遠。
家造りの捨てた石が、隅の親石となった。これは神の業。人の目には不思議なこと。』
『福音朗読 若者・天使の言葉』
『安息日が終わると、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメは、
イエスに油を塗るために、油を買った。
そして、週の初めの朝ごく早く、日が出るとすぐ墓に行った。
彼女たちは、「だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか」と話しあっていた。
ところが、目を上げてみると、石は既にわきへ転がしてあった。
石は非常に大きかったのである。
墓の中に入ると、白い長い衣を着た若者が右手に座っているのが見えたので、婦人たちはひどく驚いた。
若者は言った。
「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、
あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。
さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。
『あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて言われたとおり、そこでお目にかかれる』と。」』
マルコ福音書 16章1-7節
-----第三部 洗礼と堅信-----
『洗礼の儀』
『洗礼式』
『イエス・キリストの名によって洗礼を受け、自分の罪を赦していただきなさい。』
水と聖霊によって新しく生まれ、神の民、教会の一人、神の国の証し人、とされました。
続けて
『堅信式』
『聖霊の賜物を受けなさい。』
6人の方が洗礼の秘跡を受け、私たちの共同体に加わりました。
信者も・・・ 『洗礼の約束の更新』
『悪魔とその働きといざないを捨て、神に従う洗礼の約束を新たにします。』
『キリストの光』を受けた洗礼者から、『光』を分けて頂き、洗礼の更新を致しました。
-----第四部 感謝の典礼-----
通常のミサと同じように、奉納、聖体拝領が行われ、派遣の祝福を受けました。
『拝領祈願』
『恵み豊か神よ、
あなたの愛の霊を注ぎ、御子キリストの死と復活の神秘にあずかったわたしたちを、
あなたのいつくしみのうちに一致させてください。』
閉祭。 神に感謝!
最後に。
『イースターエッグ』
配られました。
『復活の卵』は、キリストの復活を表します。 古い殻を打ち破って…『新しい命』を生きるのです。
皆様! 主のご復活おめでとうございます!