マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

往年の腕前ー・・・『グランドゴルフ』 そして 悪をもって善に報いる・・・『エレミヤの嘆き』

2018-02-28 20:58:52 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は2月28日。今日も、三日連続の3月末の暖かさの一日になった。

春到来の三日目・・・  『グランドゴルフ』
 
『今日の納金…50円と10円』
 
近所の公園で週3回のグランドゴルフ。
『欠席もOK!』、1年ほど参加させてもらっている、『ゆるゆるクラブ』

往年の大ゴルファーの兄弟11名の中で・・・
今日も、『ホールインワン』を出しても、『びり』の私。50円(ホールインワン)と10円(びりっけつ)の納金です。

姉妹は、私も含めて3名。
お二人は、こちらも私はついていくのみ、大阪出身の人らしく?必ず、『あめ』をご用意下さる。 和みます

  暖かい一日。 心しれた仲間と数時間の交流で、心身ともに癒されました。



そして。

今日は 四旬節第二水曜日。

『今日の第一朗読 預言者エレミアの預言・嘆き』

『主よ、わたしに耳を傾け、わたしと争う者の声を聞いてください。
 
『悲嘆にくれる預言者エレミア』  レンブラント作品。1630年。
レンブラントが使う『光』は、
闇に溶け込む技法は描かれた主題を浮かび上がらせる画家特有のテクニックで、いつも柔らかくて優しい、『心の光』 だそうです。


  悪を持って善に報いてもよいでしょうか。

彼らはわたしの命を奪おうとして、落とし穴を掘りました。
御前にわたしが立ち、彼らをかばい、あなたの怒りをなだめようとしてことを、御心に留めて下さい。』

     エレミヤ書 18章18-20節
  

『預言者エレミアの生涯』
『あなたは腰に帯を締め、立って、彼らに語れ、わたしが命じることをすべて。』エレミア1-17 
     ・・・・と神に言われ
  人々に向かって、「主の言葉を聞け」「主はこう言われる」、と呼びかけます。
    かたくなな心を捨て主に立ち帰れ。 あわれみ深い主を信頼せよ。
しかし、
  そのために、神と人との間にはさまれて、大きな苦しみを味わいます。
エレミアは、その苦しみと悩みの中で何度も主に向かって、激しく、嘆き祈るのです。


  エレミアの嘆きの叫びは、ゲッセマネの園のイエスの嘆きを告げているのです。
    
    『ゲッセマネの園のイエス』


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは十二人の弟子を呼び寄せて言われた。

「あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。
人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を捧げるために来たのと同じように。」

      マタイ福音書 20章17-28節


預言者たちによって告げられていた『預言=主のしもべ=救いの御業』が、イエス・キリストによって実現し、成就します。
 
 『彼が担ったのは私たちの病(罪)、彼が負ったのは私たちの痛みであったのに、私たちは思っていた。
  神の手にかかり、打たれたから、彼は苦しんでいるのだ、と。』
イザヤ書53-2&3

キリスト者、そして 主の共同体に求められるのは、キリストに倣って、『皆に仕える心』です。頑張りましょう!

『今日の叙唱』
『聖なる父よ、あなたは悪い習慣を節制によって改めさせ、精神を高め、霊の力とたまものをお与えになります。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
2月は、28日で普通の月より短く、『逃げる』と云われますよね。 明日から3月。
3月の「さん」の最初の音「さ」を使って、『去る』月の始まりです。幸せな3月に致しましょう。 お元気で!

地道な練習・・・『アスリート魂』 そして 神の教えに耳を傾ける・・・『信仰生活』

2018-02-27 16:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は2月27日。今日も昨日同様、3月末の暖かさの一日になった。

『平昌五輪』が終了しました。
素晴らしい大会でした。 選手の皆様の真摯な姿から、『アスリート魂』を学ばしていただきました。感謝!感謝!

春到来.
厚いウエアを脱いで・・・  『Run!Run! JOG!JOG!』
 
五輪に刺激を受け…今日は私も走りました。

五輪選手の皆様の『アスリート魂』
地道な練習の日々を積み重ねる精神力。 苦しい怪我を明日への原動力とする精神力。 ただただ脱帽でした。

私も。
寒さに負けて、『早や歩き』八千歩のみの数か月の日々からの脱却…『アスリート魂』の復活です。


     『学び』は、活かして身につけてこそ、生きる。 ですよね。
  


そして。

今日は、四旬節第二火曜日。

『今日の第一朗読 預言者イザヤの預言』

『主の言葉を聞け。 わたしたちの神の教えに耳を傾けよ。

お前たちの手を洗って、清くせよ。

悪い行いをわたしの目の前から取り除け。
  悪を行うことをやめ、善を行うことを学べ。裁きを実行せよ。
  搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り、やもめの訴えを弁護せよ。

お前たちの罪が緋のようでも、雪のように白くなることができる。羊の毛のようになることができる。』
      イザヤ書 1章10-20節


『預言者イザヤ』
  
紀元前740年。
ウジや王の治世の頃。 神から預言者としての使命を受け、神の言葉を告げる。
神殿で聖なる神の顕現を体験し、神に清められて、『神の言葉』を伝える者とされました。

イザヤは、人々に、回心を訴えるのです。
身を清く保ち、社会の不正を避ける時・・・『神の赦し』により、雪のように白くなれる。 と警告するのです。


『今日の叙唱』

『聖なる父よ、あなたは信じる民の回心を望み、この恵みの時をお定めになり、
過ぎゆくこの世にあるわたしたちが心のおごりを捨て、永遠に変わることのないものを求めるように導かれます。』


    『御言葉』は、活かして身につけてこそ、生きる。 ですよね。
     

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
五輪選手は、『勝利への道』は『練習』と知って、実行します。
人は、『勝利の道』は『回心』と知り、続けてきました。  私たちも頑張りましょう。 お元気で!

心をいやす春の装い・・・『シンプルシック』 そして 魂をいやすためにからだの節制・・・『回心』

2018-02-26 13:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は2月26日。3月末の暖かさの一日になった。

春といえば。
心をいやす春の装い・・・  『シンプルシック』
 
『私のファッション・テーマ』
 
基本色は、黒(紺)。白。グレー。ベージュ。ボルドー。 そして 真珠。

年を重ねて、自分の着たい服が分かり、『自分スタイル』が確立した。
暖かい一日。思い切っての衣替え。春服を出して、心嬉しく、心いやされました。


そして。

今日は、四旬節第二月曜日。

『今日の集会祈願』

すべてを治められる神よ、あなたは、魂をいやすためにからだの節制をお命じになりました。
わたしたちがすべての罪を遠ざけ、あなたの愛のすすめにこたえることができますように。』


さて・・・
時旬節中の私たち。 どのように体の節制を致しましょうか?

   神との和解を望むのですか?
それなら、神があなたと和解するために、自分が何をすべきか?を考えなさい。と神は仰せになるのです。


旧約時代。

ダビデは、次のように、考え、祈りました。

『神よ、わたしの咎(とが)をことごとく洗い、罪から清めてください。』詩篇51-4
『あなたに背いたことを私は知っています。私の罪は常に私の前に置かれています。』 51-5
  
『苦悩するダビデ』

『もしいけにえがあなたに喜ばれ、焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのなら、私はそれをささげます。』51-18
『しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を、神よ、あなたは侮られません。51-19



ダビデは、神に、その心を打ち明けたのです。

「もし『いけにえ』があなたに喜ばれるのなら、私はそれを捧げます。
しかし、焼き尽くすささげものは、御旨にかなうものではありません。

神が私に求める『いけにえ』は、『打ち砕かれた霊』。『打ち砕かれ悔い改める心』です。
そして、それらを神は侮られないことを、私は知っています。」と。

四旬節の間。
私たちも、回心し、何をすべきかを考え、それを実行することに致しましょう!


そして。

新約時代。

イエスは、『ささげもの』について、次のように語ります。

『今日の福音 イエスの御言葉 イエスの勧めるささげもの』

人を裁くな。 そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。

人を罪人だと決めるな。 そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることはない。

赦しなさい。 そうすれば、あなたがたも赦される。

与えなさい。 そうすれば、あなたがたにも与えられる。

 あなたがたは自分の量る秤で量り返されるからである。』
 
天秤 正義は善悪を量ることではない』    ルカ福音書 6章36-38節


イエスは、
「無条件で、人を愛しなさい。人の幸せを願いなさい。 私も、あなたがを無条件で愛したのです。」

 ・・・と言われるのです。それが、イエスの『慈悲』なのです。

   イエスは、罪人を、無条件で、迎え入れたのです。

私たちは、
イエスに倣って、人の間違いをも、無条件に赦すのです。

 ・・・それが、神の求める『いけにえ』です。出来ないことを恥じ入る心が『打ち砕かれた心』です。 

四旬節の間。
私たちも、回心し、すべての人の幸せを、祈ることに致しましょう!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
心身共のいやしを求めて・・・節制をする。四旬節、気合を入れて頑張りましょう。 お元気で!

愛する独り子を捧げなさい・・・『アブラハムの信仰』 そして 独り子を死に渡された・・・『神の愛』 

2018-02-25 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は2月25日。四旬節第二主日。

毎週日曜日・主日。
今日も・・・      『ミサ』
 
『我が教会の兄弟姉妹』


主日を迎え・・・
今朝も又、『神の家・教会』に集まった、イエス・キリストを囲んだ一つの家族。兄弟姉妹。
年を重ね…しがらみから解放されて、時間の制限もなく、自由の身となり、『主日を第一』とできる幸せを今日も味わいます。
   年を重ねるのも、なかなかいいものです。
 

『今日の入祭唱』

  『神よ、あなたの顔をわたしは慕い求める。あなたの顔をわたしに隠さないでください。』

今日も又。 ミサの中で、司祭と姉妹兄弟は皆、イエスと一つになって、自分を御父にささげるのです。


御言葉の祭儀。

   
『今日の第一朗読 神の御言葉 アブラハムの信仰』

『その日、神はアブラハムを試された。

神が、「アブラハムよ」と呼びかけ、
 
彼が、「はい」と答えると、神は命じられた。

「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリアの地に行きなさい。
わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす捧げ物としてささげなさい。」


神が命じられた場所に着くと、アブラハムはそこに祭壇を築き、薪を並べ、
そしてアブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。

 
『イサクの燔祭』

そのとき、天から主の御使いが、言った。
「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者でああることが、今、分かったからだ。
あなたは自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」』

  

    年を重ねたアブラハムの信仰。

天使(神の御使い)から、百歳になってやっと授かった跡取りのイサクを神に犠牲として、奉献するように言われます。
アブラハムは、神の命令ならば、それはイサクにとっても名誉で素晴らしいことである に違いない、
   ・・・と。考えたのだろうか?

愛する独り子を生贄にしようとします。
  しかし。
『命令』 は 『神がアブラハムの信仰を試されたもの』。 ・・・で。 天使は止めて、『アブラハムの信仰』を讃えます。


『神の言葉』は続きます。

「わたしは自らにかけて誓う。

あなたがこの事を行い、自分の独り子である息子すら惜しまなかったので、
あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。
地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。あなたがわたしの声に従ったからである。」』

     創世記 22章1-18節


    『アブラハムの信仰による、神の望みにこたえる、絶対的従順』
それは、『人類の祝福』をもたらしました。
それは、神を信じ、神の『約束された国』を目指して人生の旅路を歩む『神の民』の姿であり、『信仰の父』とされる所以となりました。


『神の権威』
善悪の基準を、『人性』に置かず、『神の権威』に置く。
 ということです。
『人性』は悪に傾く傾向があり、一方 『神性』は普遍不動である。 ということからでしょうか?

『神の命令』は、人間の条規を逸脱した、人間の理解を超えた、『神の愛』に他ならない。 
   ・・・と。今日の司式司祭の言葉でした。

   アブラハムの独り子・イサクは、
未来において、『人類の祝福』:『約束された神の国への入国』を成就する、『十字架』を担うキリストの前表です。


つまり。

『今日の第二朗読 使徒パウロの言葉』

『わたしたちすべてのために、その御子をさえ惜しまず死に渡された方は、
 
『神の愛 十字架』

御子と一緒にすべてのものをわたしたちに賜らないはずがありましょうか。

復活された方であるキリスト・イエスが、神の座の右にいて、

 
『最後の審判』

 わたしたちのために執り成してくださるのです。』

    ローマの教会への手紙 8章31-34節

キリスト者。
アブラハム同様に、キリストの福音を信じる者は、神の憐れみによって、『義とされる恵み』が与えられるのです。
アブラハム同様に、『信仰』に根をおろし、『神の御言葉』を生活の基盤とし、人生の旅路で成長していくのです。


今日の主日も又。
ミサに、共同体の一人としての意識で預かり、一人一人がそれぞれ自分の分を尽くし、『家族』は生きていくのですね。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
日曜日をいかがお過ごしでしたか? 楽しくお過ごしでしたか?
私はまず教会。その後に『映画』で、次の週への英気を養いました。 お元気で!

海峡を歩いて渡る・・・『関門トンネル』 そして 『今はめぐみの時、今は救いの日。』

2018-02-24 19:56:43 | 休日(GW。夏休み。冬休み。休暇。)
海峡を歩いて渡る・・・

       『関門トンネル』


『山口県と福岡県の県境』

  『関門トンネル』
  全長:3461m 開通:1958年 工事年数:21年間 通行料:無料 
二重構造になっていて、上が車、下が人道。 自動車、自転車、人の通行可能。


『海を歩いて渡る』
こんな普通でないことが、私は大好き。実際に歩いてみたい。
で・・・
『おばあちゃんと一緒に歩きたい!』と言う孫たちと、『関門トンネル』を、春休みに、歩くことになった。 辺境の旅。楽しみです。


ちなみに。

海峡を歩いて渡る・・・   『明石海峡大橋』
 
『我が地元 世界一長い吊り橋』

  全長:3911m 開通:1998年 工事年数:12年間 
  通常は、 自動車のみ通行可。 自転車、人は通行不可。なぜでしょうね?

 
もう一つ。

海峡を歩いて渡る・・・   『ゴールデンゲート・ブリッジ』
 
『サンフランシスコ』 
1964年にニューヨーク:ヴェラザノ・ナローズ橋が完成するまで、世界一の吊り橋であった。 
  又 世界一であった期間:27年間が最も長かった橋。

  全長:2737m 開通:1937年 工事年数:4年間 
  6車線。常時、自動車、自転車、人の通行が可能。

美しい景色を見ながら歩いたのは楽しかった 『サンフランシスコ・マラソン』で、私が走ったのは2009年。本当に楽しかった!

    『海峡を渡る』 人類の能力の素晴らしさを実感できますよね。


そして。

今日は2月24日。四旬節第一土曜日。

『今日の詠唱』

   『今はめぐみの時、今は救いの日。』 

使徒パウロは、今日も、言うのです。

神から頂いた恵みを無駄にしてはいけません。
「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言われるのです。」』

                  コリントの信徒への手紙Ⅱ 6-2


  今日、今こそ、恵みの時なのです。

神と人々の和解が、主キリストがこの世に派遣された時に、実現したのです。。
  キリストは、父なる神の写し、父の”御言葉”、真の人類の頭、第二のアダム。
神の人類の救いが、キリストの『受難と復活』により、実現したのです。


  『だから、
憐れみを受け、恵みにあずかって、時宜にかなった助けをいただくために、  
    大胆に恵みの座に近づこうではありませんか。』 
         ヘブライ人への手紙 4-16 

  『神の救いの御業』 海より深く天より高い神の愛を実感できますよね。


『今日の奉納祈願』

『恵み豊かな神よ、わたしたちに、いつも恵みを注ぎ、救いの恵みをお与えください。』
   

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様は、まだ行ったことがなく、とても行ってみたい所がおありですか? 
行ってごらんになると…どんなにか人生が豊かになりますことでしょう! お元気で!

3年半の勉学・・・『卒業旅行』 そして 卒業論文・・・『新しい霊と心を身につけよ。』

2018-02-23 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
今日は2月23日。金曜日。

毎週金曜日。
今日も・・・   『聖書通読会・聖書100週間』
 
『約3年半の勉学の日々』



『聖書100週間』
『創世記』から『黙示録』の全聖書を、約3年半かけて通読するプログラム。
今日のクラスは、2015年5月8日の始まり以来、約3年間続けてきた。 あと残り約半年。夏休み前に終了となりそうです。

3年間半の勉学終了を前にして・・・『卒業旅行』の話題が沸騰中です。
いえいえ。
卒業を前にして・・・神に問われています。『新しい霊と心』を身につけたか? 心に『卒業論文』を刻めたのか? と。


そして。

今日は四旬節第一金曜日。


『今日の第一朗読 預言者エゼキエルの預言』

『主は言われる。

悪人であっても、
もし犯したすべての過ちから離れて、わたしの掟をことごとく守り、正義と恵みの業を行うなら、
      必ず生きる。死ぬことはない。

しかし。
正しい人でも、
その正しさから離れて不正を行い、悪人がするようなすべての忌まわしい事を行うなら、
   彼の行ったすべての正義は思い起こされることなく、彼は死ぬ。」

           エゼキエル書 18章21-28節

今日の学び。

  神は、『気前良い方』です。

神は、過去は問わない。過去の悪をも赦してくださる。 『今』はどうなのか? 『今の私』を問うお方なのです。


以前の卒業旅行・・・   『ルルドの泉』
 
『冷たい泉の水』   心身共に癒されました。
   
『卒業旅行』 
並々ならぬ努力が要求される『3年間半の学び』です。
努力の後の『御褒美』は、格別ですね。喜びに満たされます。


更に。

『今日の詠唱 預言者エゼキエルの預言』

『わたしにはむかう心を捨てて、新しい霊と心を身につけよ。』
 エゼキエル書 18-31

今日の学び。

  神は、『正義を愛する方』です。

神は、過去は問わない。過去の悪をも赦してくださる。 『今』はどうなのか? 『今の私』を問うお方なのです。


以前の卒業旅行・・・   『大原美術館』
 
『エルグレコ 受胎告知』  聖書の『シーン』に感動しました。  大原美術館

『卒業旅行』 
周りの方々に支えられ終了できる、『3年間半の学び』です。
感謝の日々の後の『御褒美』は、蜜の味ですね。満ち足ります。


最後。

『今日の福音 イエスの御言葉』

『イエスは弟子たちに言われた。

「言っておくが、
あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、
  あなたがたは決して天の国に入ることはできない。』

        マタイ福音書 5-20

今日の学び。

  神は、『人の心を見る方』です。

神は、過去は問わない。過去の悪をも赦してくださる。 『今』はどうなのか? 『今の私』を問うお方なのです。

今回の卒業旅行は・・・  『エルサレム』
 
 『聖地・キリスト者の巡礼地』  

『卒業旅行』 
苦労を共にした仲間に支えられ終了できる、『3年間半の学び』です。
今回はどこに行きましょうか? 『御褒美』の検討は、至福の時間ですね。完走者が勝ち取る時間です。
 

ファリサイ派の人々は、律法を守ることが一番大切と考える、行いを大切にする、立派な人たちでした。
しかし。
イエスは、弟子たちに、言うのです。、
『あなたがたの正しさが、
自分救いを考えるだけで、お人の救いを心配しないようなファリサイ人に勝るものでなければ、
  天国に入ることができない。』
 とおっしゃるのです。


『今日の拝領唱』

『わたしは神である。
罪人の死を望まない。わたしのもとに立ち帰って生きることを望む。』 エゼキエル書 33-11

 神は、過去は問わない。過去の悪をも赦してくださる。 『人間の赦し・救い』を考え、実現なさるお方なのです。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
1週間を頑張った後の御褒美の週末です。楽しくお過ごし下さい。 お元気で!

聖ペトロの墓所・・・『バチカン』 そして 教会の一致のしるし・・・『聖ペトロの使徒座 祝日』

2018-02-23 03:37:15 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
今日は2月22日。

   『聖ペトロの使徒座 祝日』

 
『天の国の鍵を持つペトロ像』     バチカン聖堂

『今日の入祭唱』

『主はシモン・ペトロに仰せになった。

「わたしは、お前の信仰がなくならないように祈った。立ち直って兄弟たちを力づけなさい。」』
                  ルカ福音書 22-32


   イエスは、『最後の晩餐』の席で、弟子たちに話しました。

「上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。
しかし、
わたしはああなたあがたの中で、いわば給仕する者である。あなたがたは、試練に遭うわたしと一緒にとどまってくれた。
だから、
わたしの父がわたしに支配権をゆだねてくださったように、わたしもあなたがたにそれをゆだねる。
あなたがたは、わたしの国で、王座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。」

               ルカ福音書 22章24-30節


『今日の詠唱』

『あなたはいわお、この岩の上にわたしの教会を建てよう。
 
『サン・ピエトロ大聖堂』


  地獄の門もこれに勝つことはできない。』 
     マタイ福音書 16-18

326年。 コンスタンティヌス1世によって『聖ペトロの墓所』とされたこの地に『最初の教会堂』が建てられた。

   12使徒の1人で、使徒の頭であった聖ペトロ。
キリストから、『あなたはペトロ。わたしはこの岩(ペトロ)の上にわたしの教会を建てる。』と言われ、
    『教会の礎としての使命』をゆだねられました。
ペトロは、教会の最初の司教として、アンチオキアに『使徒座』を置き、
    その後ローマへ宣教に行き、バチカンの丘に『使徒座の基礎』を築きました。


更に。

『今日の福音』

『イエスは、弟子たちに言われた。「あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」
シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。

すると、
イエスはお答えになった。
「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。わたしも言っておく。
あなたはペトロ、わたしはこの岩(ペトロ)の上にわたしの教会を建てる。陰府(よみ)の力もこれに対抗できない。
わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。」

       マタイ福音書 16章13-19節


古代ローマでは、
2月22日に亡くなった家族を記念する習慣があり、初代教会もその慣習を取り入れ、教会の礎である聖ペトロを記念していた。
4世紀。 聖アンブロジオは、『ペトロがいるところに教会がある。教会があるところに、キリストがいる。』としてこの日の意味を明確にし、
   『最高牧者としてのペトロの使命』を浮き彫りにしました。
  
『聖ペテロの使徒座』     バチカン聖堂

   
『聖ペトロの使命』は、今日まで代々の教皇(現在266代教皇フランシスコ)に、受け継がれているのです。


最後に。

『今日の祈願』

『わたしたちが、使徒ペトロの伝えた信仰を守り、
 
『聖ペテロの最期 逆さ磔』  
   カラヴァッジョが逆さ磔にされる聖ペテロを描き、バチカン聖堂入口の一角に置いた。

ペトロの導きに従って永遠の国に入ることができますように。教会の一致と平和の源となれますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
自分の人生の始まりも終わりも、計り知れない『摂理』の中にあるのですね。『今』を一生懸命に生きましょう。 お元気で!

娘家族の愛のしるし・・・『包装されたりんご』 そして 神の愛のしるし・・・『十字架』

2018-02-21 23:56:03 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は2月21日。四旬節第一水曜日。

人は、いつの時代も『しるし』を欲しがりますよね。 『愛のしるし』の交換をしますよね。
言葉で『愛しているよ』とか。 『プレゼント』の交換とか。


毎冬。
娘家族からの贈り物・・・  『一つ一つ包まれたりんご』
 
『もぎたてのリンゴ』

 
    『娘家族の愛のしるし』

リンゴ農家のもぎたてりんご。
「今冬も毎日一個のりんごを食べて風邪を引かないでね。」と。 娘家族全員でりんごを包んでくれる。
     正に、『娘家族の愛のしるし』です。有難い。嬉しい。感謝!感謝!

そして。


『今日の第一朗読 預言者・ヨナの預言 都・ニネベの人々の改心・しるし』

『ヨナはまず都に入り、一日分の距離を歩きながら叫び、そして言った。
  「あと四十日すれば、ニネベの都は滅びる。」

 
『神の言葉をニネベの人々に告げるヨナ』

すると、ニネベの人々は神を信じ、
断食を呼びかけ、身分の高い者も低い者も身に粗布をまとった。

王は王座から立ち上がって王衣を脱ぎ捨て、粗布をまとって灰の上に座し、
王と大臣の名によって布告を出し、ニネベに断食を命じた。


「人も家畜も粗布をまとい、ひたすら神に祈願せよ。おのおの悪の道を離れ、その手から不法を捨てよ。
そうすれば神が思い直されて激しい怒りを静め、我々は滅びから免れるかもしれない。」


  神は彼らの業、彼らが悪の道を離れたことを御覧になり、思い直され、
  宣告された災いをくだすのをやめられた。』

    ヨナ書 3章Ⅰ-10節


    『神の愛のしるし』

神は、御自身の意志を、広くさまざまの日常的な、または、異常な外的現象を通して示される。
『しるし』は多く、≪不思議≫と共にあらわれ、それらの現象が『しるし』となる。
 『神の隠れた支配』、来たらんとすることの、『予示や警告』を含むのである。

         『聖書辞典』より。


  沢山の預言者が『神の言葉』を告げながら、民に、『改心』『回心』を呼びかけました。

神の民イスラエルの人々は、、そんな呼びかけに応えず、神に逆らい続けます。
しかし。
ニネベの人々は、あっさりと、『ヨナの預言・戒め』に、応じました。意外なほどでした。


正に。
この意外なほどの『ニネベの人々の改心』 こそが、『神の愛のしるし』なのです。 『神の隠れた支配』なのです。



更に。
もう一つ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

『群衆の数がますます増えてきたので、イエスは話し始められた。

「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。
つまり、
ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、ひとの子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。

 
『イエスの神の御子であるしるし:死んだ娘の手を取り蘇がえらせるイエス』

ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。
   ここに、ヨナにまさるものがある。」

     ルカ福音書 11章29-32節


イエスは、とうとう、『宣言』なさったのです。

『イエスこそは『しるし』である。
イエスの言動が『神の愛のしるし』である。イエスのすべて=誕生から死まで=が、『ヨナのしるし』に勝る、『真のしるし』である。』
 と。

  
『奇跡』は、
ただの異常な現象ではなく、『イエスは救い主・神の御子』 であることを表す、『神の愛のしるし』 なのです。



イエスに接した多くの人々は『イエスの奇跡』に『神の子としてのしるし』を、読み取りました。
異常な現象を求める人達には、イエスは、『しるし』を与えることを、拒否されました。


    『十字架』
 
『イエスの神への従順のしるし』


  『十字架』こそ、『真のしるし』です。『神の人類への真にして最大の愛のしるし』です。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
プレゼントを頂くのって、愛の確認となり、嬉しいですよね。
明日は、大切な人に、一番安上りで一番の効果てきめんの『言葉』:『愛してるよ!』で、『愛のしるし』を見せましょう。
   明日も頑張りましょう。 お元気で!

姉妹の生涯が神への捧げもの・・・『友との別れ』 そして 『わたしの言葉はわたしの望むところを成し遂げる。』

2018-02-20 11:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
今日は2月20日。四旬節第一火曜日。 教会の姉妹とお別れの日でした。

『今日の入祭唱』

『神よ、あなたは代々にわたってわたしたちの逃れ場。』


又会う日まで・・・    『友との別れ』
 
『別れの花束』 涙で花束がかすみます。       教会最前列。

   姉妹は、必ず、ベールをかぶり、最前列に座る人でした。
   長崎で生まれ、神を信じる信仰者でした。 突然の別れの時が来ました。


『今日の第一朗読 神の御言葉』

『雨も雪も、ひとたび天から降れば、むなしく天に戻ることはない。
 
『天からの雨に潤う新芽』

それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ、種まく人には種を与える。』
           イザヤ書 55章10節


  姉妹の生涯が、神への捧げものです。
  その生涯は、困った人や病者の方たちに惜しみない手助けをする、優しい生涯でした。
  神は、そのふところに、姉妹を抱きしめて下さったことでしょう。
                     司式司祭の言葉でした。


続けて。

『神の御言葉』

『私の口から出るわたしの言葉も、むなしくは、わたしのもとに戻らない。
 
『神の御言葉:イザヤ書 55章11節』

 それはわたしの望むことを成し遂げ、わたしが与えた使命を必ず果たす。』
           イザヤ書 55章11節


『神の御言葉であるイエス・キリスト』
イエスは、天から雨が降り大地を潤すように、天から降りて来られて人類を潤されました。
イエスは、空しく天に戻ることはなく、この世において実を結び、『神の御心=人類の救い』を実現し、『使命』を果たされました。


御子キリストは、わたしたちに約束されました。

  『わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。
    生きていてわたしを信じる者はだれも、決して死ぬことはない。』

                 ヨハネ福音書 11-25

いつくしみ深い神様!
この世からあなたのもとにお呼びになった姉妹を、お約束のとおり、あなたの国に受け入れてください。
悲しみに沈む私たちも、人生の旅路を終えて、再び姉妹とまみえ、私たちの涙がすべてぬぐわれますように。


最後に。

『今日の詠唱』

『人はパンによるだけでなく、神の言葉によって生きている。』 マタイ福音書4-4

   
 「皆さまの熱いお祈りの中を旅だった妻は、主のうちに安らぎを得ていることを信じております。」
                     喪主・ご主人様の言葉でした。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
この世の命は限りあるものです。生存中に望むことは、すべての人と仲良きことですね。 お元気で! 
 

『あなたたちは聖なる者となりなさい。』 そして 『今や、恵みの時、今こそ、救いの日。』

2018-02-19 21:50:40 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は2月19日。四旬節第一月曜日。

『今日の集会祈願』

『救いの源である神よ、罪深い民をあなたに立ち帰えらせてください。
キリストの教えに導かれ、四旬節のわざに励むことができますように。』


今年も迎えた四旬節。

”神の国はあなたの内にある!”と呼びかけられておられるイエスに心を向けることが、回心です。そこに福音がある。


イエスが求めておられる回心とは、いつまでも過去のことにこだわり続けることではありません。
反省が必要なことは確かです。しかし、もっと大切なことは私たちに向けて告げられている福音に心を開くことです。

わたしたちの周囲を見渡せば、神の祝福とはほど遠い世界にしか見えないかもしれませんが、
このような世界に神の子イエスは、その世界の一員となって来て下さったのです。
 
『イエスの降誕』 神の福音です。

万物の造り主であり父である神は、愛する独り子を、この悲惨さにあえぐ世界に遣わして下さいました。
その独り子イエスが、私たちすべてのものの希望に寄り添って、『神の国は近づいている』と、保障して下さるのです。
           『御言葉を味わう』より。


四旬節の恵みは、
神の独り子イエスが来て下さることで、私たちの住むこの世に『神の国』が近づいていることを、再確認することなのですね。

そして。

『今日の第一朗読 神の御言葉』

『主はモーセに仰せになった。イスラエルの人々の共同体全体に告げてこう言いなさい。

「あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である。
   
  『我が家に咲く椿』 神の望むままの聖なる姿です。

あなたたちは盗んではならない。うそをついてはならない。互いにあざむいてはならない。
神の名を用いて偽って誓ってはならない。
    わたしは主である。

あなたたちは隣人をしいたげてはならない。奪い取ってはならない。労賃の支払いを翌朝まで延ばしてはならない。
耳の聞こえぬ者を悪く言ったり、目の見えぬ者の前に障害物を置いてはならない。
    あなたの神を畏れなさい。わたしは主である。

心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。復讐してはならない。
民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。
    わたしは主である。」
                レビ記 19章1-18節


『わたしは主である。』と繰り返す神は、聖なる神です。
四旬節を過ごす私たちに、
  その信仰生活を正しく送ることで『聖なる者になりなさい』と呼びかけて下さるのです。



最後に。

『今日の詠唱』

『今や、恵みの時、今こそ、救いの日。』 コリントの信徒への手紙Ⅱ 6-2


『キリストの勝利』
イエスは、神への愛へと回心させます。これが『キリストの勝利』です。
『キリストの勝利』は、『わたしたちのいやし』です。私たちが『新しい命』に復活することです。
      『教皇ベネディクト十六世『霊的講話集』より。


  四旬節は、『新しい命』へ復活する前の、『希望の期間』ですね。
  キリストも私たちも復活です! あと40日間、頑張りましょう!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
何かの成就のために茶断ちをしたり・・・。四旬節の恵みの成就のために何を絶ちましょうか!
喜びを持って、主を畏れながら、『希望』を目指して、頑張りましょう! お元気で!