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朔日(ついたち)稽古に初めて行ってまいりました。
自転車から転倒し左手を強打してしまったので、
当日の朝に伺えるかどうか?を判断するような状態でした。
でも、きっと夢中だったのでしょうね。
それに、先生から参加のお許しを得ていましたし、
東京から来られるOさんと待ち合わせていました。
8時頃に茶道会館へ着き、身支度し、2階の広間で受付しました。
受付が始まるのは7時半~ですが、点前を希望する場合は先着順ですので
早くに並ぶようです。(参加資格など詳しくは今日庵へお問い合わせください)
受付でエントリーシートを頂き、住所、氏名、先生のお名前、
最終許状の日付、点前の希望などを書いて提出しました。
ちらっと他の参加者のシートを見てびっくり。
お稽古の日付を示す欄がびっしり埋まっているではありませんか。
急に心細く思っていると、まもなくOさんが到着し安堵しました。
怪我で無理もできませんが、せっかくの機会なので午後も見学したいと
お弁当を注文しました。
それから、襟を正し、気持ちも新たに兜門をくぐり、
咄々斎にて9時に朝礼が始まりました。
朝礼で伺った坐忘斎お家元のお話はとても心に残るものでした・・・。
昨日(8月31日)まで夏期講習会があり、
お家元も若い受講者の指導に当たられたそうです。
ところが、夏の暑い時期に子弟が膝を交えて茶の道を切磋琢磨する
という講習会の目的とはほど遠い気持ちの方がいらしたそうです。
お家元や業躰先生が普段の稽古の、その奥を教えたい・・・と思っても、
受講者がその覚悟を持って準備して臨まないと、
「はい、右、はい、左、前・・・」という順番を教えることで
終始してしまうのはとても残念に思う。
講習会、朔日稽古、そして大寄せの茶会、どんな場合にもそれに応じた
覚悟を持つことが大事である。
「覚悟」を持って臨めば、そこで得ることは大きい
・・というようなお話しでした。
初めての朔日稽古で、大変耳の痛い、しかし素晴らしい示唆に富むお話を
伺うことができました。
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第一席は茶道会館で、G先生のご指導のもと、行之行を見学しました。
稽古のその奥の、はっとするようなお教えがたくさんあり、有難かったです。
それからI先生のお部屋へ移動し、真之行を見学、
お客様の真ん中に入れて頂いて、濃茶を頂戴しました。
午後は心花の間で大円之真を見学しました(再びI先生でした)。
三人の方のお点前を見学させて頂き、業躰先生はたぶんお点前を一目見て(?)、
その人の覚悟のほどがわかるのでは・・・と思います。
特に大円之真をなさった方の歩き方、そして点前に見惚れました。
堂々とした中にもしなやかさがあり、きちんとした所作が美しく(もちろん順番はすらすら・・)、
完成度の高いお点前を見学させて頂き、先生のご指導も熱の入ったものでした。
「奥伝」の点前はこのように多くの人の前ですることはないけれど
(茶事では真の茶事や引次の茶事がありますが・・・)、
大勢の人前で点前することによって得られるものがあるので、
その覚悟でチャレンジしてください・・・という激励がありました。
朔日稽古の一つの意味(見学も含めて)が見いだせたような気がしました。
いつの日か、覚悟を持ってお点前が出来る日を夢見て精進します
・・・と、今は思っています。
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自転車から転倒し左手を強打してしまったので、
当日の朝に伺えるかどうか?を判断するような状態でした。
でも、きっと夢中だったのでしょうね。
それに、先生から参加のお許しを得ていましたし、
東京から来られるOさんと待ち合わせていました。
8時頃に茶道会館へ着き、身支度し、2階の広間で受付しました。
受付が始まるのは7時半~ですが、点前を希望する場合は先着順ですので
早くに並ぶようです。(参加資格など詳しくは今日庵へお問い合わせください)
受付でエントリーシートを頂き、住所、氏名、先生のお名前、
最終許状の日付、点前の希望などを書いて提出しました。
ちらっと他の参加者のシートを見てびっくり。
お稽古の日付を示す欄がびっしり埋まっているではありませんか。
急に心細く思っていると、まもなくOさんが到着し安堵しました。
怪我で無理もできませんが、せっかくの機会なので午後も見学したいと
お弁当を注文しました。
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それから、襟を正し、気持ちも新たに兜門をくぐり、
咄々斎にて9時に朝礼が始まりました。
朝礼で伺った坐忘斎お家元のお話はとても心に残るものでした・・・。
昨日(8月31日)まで夏期講習会があり、
お家元も若い受講者の指導に当たられたそうです。
ところが、夏の暑い時期に子弟が膝を交えて茶の道を切磋琢磨する
という講習会の目的とはほど遠い気持ちの方がいらしたそうです。
お家元や業躰先生が普段の稽古の、その奥を教えたい・・・と思っても、
受講者がその覚悟を持って準備して臨まないと、
「はい、右、はい、左、前・・・」という順番を教えることで
終始してしまうのはとても残念に思う。
講習会、朔日稽古、そして大寄せの茶会、どんな場合にもそれに応じた
覚悟を持つことが大事である。
「覚悟」を持って臨めば、そこで得ることは大きい
・・というようなお話しでした。
初めての朔日稽古で、大変耳の痛い、しかし素晴らしい示唆に富むお話を
伺うことができました。
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第一席は茶道会館で、G先生のご指導のもと、行之行を見学しました。
稽古のその奥の、はっとするようなお教えがたくさんあり、有難かったです。
それからI先生のお部屋へ移動し、真之行を見学、
お客様の真ん中に入れて頂いて、濃茶を頂戴しました。
午後は心花の間で大円之真を見学しました(再びI先生でした)。
三人の方のお点前を見学させて頂き、業躰先生はたぶんお点前を一目見て(?)、
その人の覚悟のほどがわかるのでは・・・と思います。
特に大円之真をなさった方の歩き方、そして点前に見惚れました。
堂々とした中にもしなやかさがあり、きちんとした所作が美しく(もちろん順番はすらすら・・)、
完成度の高いお点前を見学させて頂き、先生のご指導も熱の入ったものでした。
「奥伝」の点前はこのように多くの人の前ですることはないけれど
(茶事では真の茶事や引次の茶事がありますが・・・)、
大勢の人前で点前することによって得られるものがあるので、
その覚悟でチャレンジしてください・・・という激励がありました。
朔日稽古の一つの意味(見学も含めて)が見いだせたような気がしました。
いつの日か、覚悟を持ってお点前が出来る日を夢見て精進します
・・・と、今は思っています。
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