NEWS:
●BP用2.1Lキットついに発売開始。
●マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月中ごろ入荷予定。
●Hビームロッド欠品・納期未定・・手配中です。
●SFSシリコンホース近々発売開始
●今週は5/25(日)お休みです。
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中国四川省の大地震、決して人事ではありませんね。
マルハの地元静岡ではむかーしから、東海沖地震が発生するすると言われて久しい状況。
先日の話。
マルハのメカが”この間、近くの田んぼでデッかいナマズを見ました!”と力説。
”こりゃぁ、でーっけぇ地震が静岡も来ますよ!!”って。
おいおい、怖いこと言うなよー。ってことです。
・・これだけ。(まったく落ちなし)
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ハイ、マルハブログの時間です。
メタルベアリングは、クランクシャフトの回転軸に使うもので、クランクシャフトがクルーンと奇麗に回る為に使われる軸受け材なのです。
例えば、日産やトヨタなどの高性能エンジンを組むと、メタル合わせが必要になりなります。
メタル合わせ・・簡単に言えば、数種類あるメタルから適正なサイズを選択する作業のこと。
良くあるのは、クランクの打刻/ブロック側の打刻の双方の記号から表を参考にメタルを使い分ける。
この方法は整備書に書かれている方法ですが、これも簡単に言えば、メーカー側で既に測定を行い、それを打刻で表すので、参考にして下さい。と言うこと。
でも、自分で測定しても当然OKなわけ。
ロードスターの場合は自分で測定する。
では、われらのロードスター用の純正メタルは??
メーカーの設定する純正サイズは1種類のみ。
精度良く加工してあるし、そもそもクリアランスなんてある程度の許容があるのだから、1種類のメタルでOK。
っと言うコストダウン。
一方で、マツダスピードでは昔は細かにメタルサイズを設定しておりまして、”やっぱし、格好いいエンジンを組むにはメタル合わせが必要じゃぁー”っと言っているようなもの。
そもそも、1種類のみの純正メタルサイズ・・これは精度がいいのか?っと厚みを測定するとある程度のばらつきが当然ある。
これが許容っと考える方は、それでもよし。
しかし、マルハでは、もっと何とかならんのかぁーと昔から考えておりまして、一念発起のメタル製造に乗り出した次第。
日産ならNISMO、トヨタならTRD、マツダならマツダスピード・・ってメーカー系のモータースポーツ部門が担当する役目。
でも、マツダSは近年かなりの縮小傾向。今後さらに物が無くなる運命の様子。
マルハでメタルを作る・・ってことはこりゃ会社にとってはかなりの負担なんですよ。
国産の最高峰メタルを一会社が作ってことは、”いくら掛かるの??”ってことで、負担大。
でも、エンジンを得意とするマルハの意地。
それから多くの方に、普通のエンジンO/Hであってもメタルに拘って欲しいという願いもあり、実現したビッグプロジェクトなのです。
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今回、クランクピン側のメタルベアリングを新たに追加設定したのは理由があります。
もう少し厚めのメタルサイズが欲しいという要求と、実際に製造する際に起こる誤差を含めたバランスを考慮して、新たに追加設定を決定したのです。
製造で起こる”誤差”は・・よーく考えてください。
メタルのサイズわけは4ミクロンごと。4ミクロンって1千分の1ミリ。
これを精度良く作り分けるのですが、工程上でバラつきが出る。
だから、Cサイズを作るのに、Dサイズを狙って、出来たものがC、D、Eの3兄弟になるわけです。
分かります?
でも厚めのサイズは確かに重宝。
クランクを使いまわしすると、ラッピングなどで肉やせも出る。
コンロッド側も広めになる。
だから厚めのサイズは重宝・・と言うことです。
もっと大事なのは、皆さんご自身が、マルハの製品をさらに熟知して頂くこと。
マルハでは既に多くのプロショップさんに毎日出荷をしておりますが、全国どこでもマルハの名前が浸透しているとは思えません。
日産系が得意なところ、トヨタが得意なところ・・となるとロードスターはあまりヤッタことが無いなぁっとなります。
ユーザーから、”メタルはマルハのを使ってください。”っと一言お願いします。サイズ設定、F112材のレース対応材質、そして純正とはそれほど変わらぬ価格。
一般的なオーバーホールでもマルハのメタルは必ずお役に立てます。
皆さんの一票が私たちを国会に・・あ違った。
皆さんの一言が私たちの製品作りの原動力になるのです。
では、また。
●BP用2.1Lキットついに発売開始。
●マルハ・パワーメタルロッド側追加サイズ設定。
●BCダンパー欠品・6月中ごろ入荷予定。
●Hビームロッド欠品・納期未定・・手配中です。
●SFSシリコンホース近々発売開始
●今週は5/25(日)お休みです。
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中国四川省の大地震、決して人事ではありませんね。
マルハの地元静岡ではむかーしから、東海沖地震が発生するすると言われて久しい状況。
先日の話。
マルハのメカが”この間、近くの田んぼでデッかいナマズを見ました!”と力説。
”こりゃぁ、でーっけぇ地震が静岡も来ますよ!!”って。
おいおい、怖いこと言うなよー。ってことです。
・・これだけ。(まったく落ちなし)
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ハイ、マルハブログの時間です。
メタルベアリングは、クランクシャフトの回転軸に使うもので、クランクシャフトがクルーンと奇麗に回る為に使われる軸受け材なのです。
例えば、日産やトヨタなどの高性能エンジンを組むと、メタル合わせが必要になりなります。
メタル合わせ・・簡単に言えば、数種類あるメタルから適正なサイズを選択する作業のこと。
良くあるのは、クランクの打刻/ブロック側の打刻の双方の記号から表を参考にメタルを使い分ける。
この方法は整備書に書かれている方法ですが、これも簡単に言えば、メーカー側で既に測定を行い、それを打刻で表すので、参考にして下さい。と言うこと。
でも、自分で測定しても当然OKなわけ。
ロードスターの場合は自分で測定する。
では、われらのロードスター用の純正メタルは??
メーカーの設定する純正サイズは1種類のみ。
精度良く加工してあるし、そもそもクリアランスなんてある程度の許容があるのだから、1種類のメタルでOK。
っと言うコストダウン。
一方で、マツダスピードでは昔は細かにメタルサイズを設定しておりまして、”やっぱし、格好いいエンジンを組むにはメタル合わせが必要じゃぁー”っと言っているようなもの。
そもそも、1種類のみの純正メタルサイズ・・これは精度がいいのか?っと厚みを測定するとある程度のばらつきが当然ある。
これが許容っと考える方は、それでもよし。
しかし、マルハでは、もっと何とかならんのかぁーと昔から考えておりまして、一念発起のメタル製造に乗り出した次第。
日産ならNISMO、トヨタならTRD、マツダならマツダスピード・・ってメーカー系のモータースポーツ部門が担当する役目。
でも、マツダSは近年かなりの縮小傾向。今後さらに物が無くなる運命の様子。
マルハでメタルを作る・・ってことはこりゃ会社にとってはかなりの負担なんですよ。
国産の最高峰メタルを一会社が作ってことは、”いくら掛かるの??”ってことで、負担大。
でも、エンジンを得意とするマルハの意地。
それから多くの方に、普通のエンジンO/Hであってもメタルに拘って欲しいという願いもあり、実現したビッグプロジェクトなのです。
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今回、クランクピン側のメタルベアリングを新たに追加設定したのは理由があります。
もう少し厚めのメタルサイズが欲しいという要求と、実際に製造する際に起こる誤差を含めたバランスを考慮して、新たに追加設定を決定したのです。
製造で起こる”誤差”は・・よーく考えてください。
メタルのサイズわけは4ミクロンごと。4ミクロンって1千分の1ミリ。
これを精度良く作り分けるのですが、工程上でバラつきが出る。
だから、Cサイズを作るのに、Dサイズを狙って、出来たものがC、D、Eの3兄弟になるわけです。
分かります?
でも厚めのサイズは確かに重宝。
クランクを使いまわしすると、ラッピングなどで肉やせも出る。
コンロッド側も広めになる。
だから厚めのサイズは重宝・・と言うことです。
もっと大事なのは、皆さんご自身が、マルハの製品をさらに熟知して頂くこと。
マルハでは既に多くのプロショップさんに毎日出荷をしておりますが、全国どこでもマルハの名前が浸透しているとは思えません。
日産系が得意なところ、トヨタが得意なところ・・となるとロードスターはあまりヤッタことが無いなぁっとなります。
ユーザーから、”メタルはマルハのを使ってください。”っと一言お願いします。サイズ設定、F112材のレース対応材質、そして純正とはそれほど変わらぬ価格。
一般的なオーバーホールでもマルハのメタルは必ずお役に立てます。
皆さんの一票が私たちを国会に・・あ違った。
皆さんの一言が私たちの製品作りの原動力になるのです。
では、また。