東京オリンピック、開催は如何に? ・・・できるなら今すぐにでも決断をお願いしたいものです。
そんで、来年2022年、冬季オリンピックを強硬開催しそうな中国の出方も、やっぱ気になるのでしょうかねぇ??
さて、人気のキャリパーOHですが、MARUHAではご存じの通り、ウェットブラストで錆を完全に除去、そしてガンコートなる特殊塗装で高い防錆性能を確保しています。
そもそも、錆も出ているキャリパーOHで、洗って、ブラシ掛けて、そして組んだら、またすぐに錆びちゃうでしょ。それじゃダメじゃん!
単純なお話ですよ。
ところが、時折、ブラストだけで組んでくれませんか?・・なんて問い合わせもあるんですが、・・これ困っちゃいます。
ブラスト後は、さらに錆びやすいのです。
これは、ガンコートの威力がどれほどなのか?がまだ浸透していないためだと思うのですよ。
そこで、簡単な実験をご紹介。
2枚の鉄板にガンコートを同時に塗布。
1枚はそのまま、もう一枚は、高温170度で1時間の焼き入れ処理を行いました。
通常、当社ではこの170度高温焼き入れをキャリパーOHに採用しているわけです。
そして、この2枚をブレーキフルードに浸します。
ブレーキフルードは塗装にダメージを与える性格があり、実はキャリパーのカラーリングは特殊塗料でないと、簡単に溶けてしまいます。
ガンコートは、防錆のためでもあり、そしてルックスの向上も兼ね備える優れた工法なのです。
この作業は、GW前の5月1日(土曜)のお話し。 そしてこのことはスッパリ忘れてGWをエンジョイしました。
そして、すっかり忘れていたこの実験も5月6日(木)に出社して、改めて思い出して撮影。
新人のMメカも、溶けだした塗料に、フルードの怖さを実感している様子。
そうそう、慎重に作業をしないと、フルードが悪さをすることがあるわけです。
左が焼き入れなし、右が焼き入れあり。
左側は、塗装が完全に溶けているような状態です。
右側は、なんか良さそうな様子です。
もう、ペーパーウェスで軽く拭いただけで、塗装は簡単に拭き取れてしまうほどに溶けています。
右側もゴシゴシ、けど全く影響が出ていません。
水で洗ってみましたが、完璧な状態で、まったく影響がありません。
光っているのは、水玉です。
金属棒で、少し擦ってみましたが、これもかなり硬度があるので、簡単には傷も入りません。
もちろん、力を込めてギィーってやれば、塗装は剥がれるとは思いますよ。
でも、ここまでの性能は立派なもんでス。
どーですか? ガンコート仕上げ。
キャリパーのOH依頼は、ご理解のあるユーザー様から定期的にオーダーを頂いておりますが、 コスト面でどーしようーかぁっ?て悩んでいたたり、本当に効果あるのか?って懐疑的な方への情報となれば、幸いです。
やっぱすげーぇー性能なんです。
これを使わない手はないですよ。
ガンコート、ぜひお試しあれ!!
では・では・
マルハモータース
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