女子プロゴルファーの笹生優花選手、全米女子オープンを日本勢で初制覇!!
快挙です。 おめでとうございます。
コメントの中で、バナナはフィリピン産が最高とのことでした。 この点についてのみ、猛烈バナナ狂のおじさんから一言。
エクアドル産のバナナも大変美味し~いです!!
さて、今回のブログはオイルパンバッフルについて。
発売から15年経過する、MARUHAオリジナルの中でも安定したヒット商品です。
この製品をでデザインする際に、非常に悩んだのが、安定したオイルリターンと、オイルが常に揺れるプレッシャ-に対しプレートに亀裂を発生させないための工夫でした。
そこで、
*パーテーションをシンプルな構造として、なるべく純正パンの機能を利用して無暗に囲わない。
黄色線の部分は、無暗に囲わず、純正パンの機能を利用する。
*パーテーションの下側を開けて、オイルリターンを容易にしている
等を心掛けて、設計されました。
類似品も海外などで見受けられますが、恐らく感覚だけで作っているように見えます。
まず、何の為に設けるアイテムなのか?と言えば、高回転キープ、あるいは激しいコーナーリングの連続を想定しているわけで、普段乗りなら不要です。
高回転キープが如何に厳しいかと言えば、それはヘッドに上るオイルの量です。
皆さんが想像する以上に大量なオイルがヘッドに上り、それをキープされると、今度はそのオイルがブローバイの圧力などで落下し難く、結果リターンし難い状況が発生します。
だから、リターンのし易さも大変重要な要素になる訳です。
激しいコーナリングも単発であれば、さほどでもありませんが、これを連続されると厳しい。
MARUHAでは2000年前後でFUJIで開催されるNA1600クラスに参戦し、その時にこのバッフルの基本を作りました。
スリックタイヤで、ガッチリと路面を捉え、そのまま富士名物の100Rに侵入。
3速全開付近で、8000回転以上をキープしたままドライバーはアクセルを戻しません。強烈な横Gが長い時間掛かり続ける、これこそがバッフルを開発しようと思った切っ掛けでした。
しっかりと油圧が掛かり続けることをログで確かめ、それが安定してリターンされている証と評価したのです。
最初は誰もが見様見真似でトライしてみるので、感覚や予想はとても大事です。これはセンスですね。
そこからもう一皮、あるいはもっと高見を目指す。その為にさらにコストを掛けるわけです。
それが、”設備”です。
ベンチやダイノで実際にエンジン、あるいは車両を想定した状況で稼働させることで、見えてくるわけです。
ではでは
マルハモータース
HP:ロードスタープロショップ マルハモータース|Maruha Motors|マツダロードスター(Mazda MX-5 Miata)を中心にオリジナルチューニングや整備やパーツ販売
e-mail:info@maruhamotors.co.jp