27motorsports & MaruhaMotors Blog

27モータースポーツ&マルハモータースが送るチューニング情報ブログ。

キャリパーOHはガンコート仕上げで決まり!!

2022年03月02日 | Weblog

さて、もう3月に突入。 ロシア兵も突入で、本当に悲惨な情勢です。 心が痛みます。

少し暖かくなってきました。

北国ではとんでもない豪雪の様子で、誠にご苦労様です。 私、今まで雪かきをやったことがありません。静岡は温暖で良いところです。


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さて、本日の本題。

  

これはフロント用のキャリパー、ガンコート仕上げ。

  

これはリヤ用のキャリパー、ガンコート仕上げ。

特に錆がきつく、ピストンが固着するはハウジングの淵の部分まだ、丁寧にウェットブラストで錆を取り除き、コーティング。

非常に手間の掛かる作業です。手作業(ブラシ)では無理な領域です。

 

良くユーザ-様から耳にするお言葉が、 ”OHは以前xxxで実施していますから大丈夫です。”

これはまさにユーザーの心理。 お金払ってOHしてもらったから、大丈夫な”はずだ”と考えておられるのです。

WEBや過去ブログでも何度も説明しておりますが、錆びたキャリパーはなんの為にするのか? 

**紹介ぺ-ジはコチラ

OHはシールキットの交換のみでOKである訳がありません。

錆びた部分はどうやって落とすのですか? 錆びた部分を磨いても直ぐに錆びてきますよ。

錆びたピストンも状態によっては交換しなくては、意味がありませんよ。

いくつも矛盾が出てきます。

だから、結局OHは徹底して行われるべきなのです。

 

こちらはキャリパーサポート。

本来キャリパーOHのみであれば、手を付けない部分。でも見た目も大事。

綺麗なキャリパーに綺麗なサポートで、全体的にグレードアップです。


<MARUHAのOH手順をもう一度>

1.キャリパー分解、洗浄

2.赤/オレンジのカラーは要所を表面研磨 (これで塗膜に艶をだします)

3.ウエットブラストで母材を傷めずに、錆取り。(乾燥型サンドブラストとの違い)

4.再度徹底洗浄

5.ガンコートで超硬質塗膜処理 (ブレーキフルード耐蝕)

6.新品ピストンを使って組み上げ(リヤ側はステンレススリーブ仕上げで対錆対策)

 

誠に、手間の掛かる作業工程、そして設備の必要性も重要です。

しかし、弊社の考えとしては、この方法以外に満足いく仕上げができないと考えています。

中途半端なOHなら、新品キャリパーにすっきり交換の方が賢明な場合も多々あると思います。

古いロードスターを長く乗られるためのOHを目指していいます。

 

デハデハ 

 

マルハモータース
HP:ロードスタープロショップ マルハモータース|Maruha Motors|マツダロードスター(Mazda MX-5 Miata)を中心にオリジナルチューニングや整備やパーツ販売
e-mail:info@maruhamotors.co.jp


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