大分肌寒くなってきました。
マルハの前の県道27号線も、紅葉観光で日曜日には多くの車・バイクが上っていきます。
ロードスターをオープンにして、峠をドライブする最高の時期ですね。
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さて、前回のブログで紹介いたしましたキャリパー塗装、”ガンコート”。
今回はその説明を少しいたします。
ウェットブラストを掛けると、見事に地肌を再生する格好で綺麗に汚れを落とすことができます。
ただし、このままでは錆びてしまいます。
そこで、何かしらの塗装が必要になります。
MARUHAではガンコートをオプション採用しております。
アメリカから伝わる特殊塗装です。
代理店の説明はこんな感じです。↓
アメリカ軍の指定塗料でもあるKG GUN-KOTE は、9Hという圧倒的な表面硬度を誇り、
驚異の耐薬品性と高放熱効果を兼ね備えた次世代のコーティングです。
その抜群の性能は2輪4輪を問わず多くのモータースポーツ界から支持を受けております。
大変耐久性に優れた塗料なのですが、塗料自体が高価である事、そして塗装後に高温で長時間焼き入れをしなくてはならない事。
設備がないと、対応できない塗装という事です。
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上の画像の様に、キャリパーだけでなく、キャリパーサポートも一緒に塗装を掛けると、仕上がりは俄然変わります。
また、非常に美しい。
コツが一つありまして、キャリパーの鋳物肌はゴツゴツしています。
このまま塗装すると、艶が出にくいのです。
だから、エアツールを使って面をなるべくなだらかに仕上げておくのです。
その上で、塗装をすると綺麗な塗装肌になります。
通常ウレタンの様に重ね塗りで、塗膜を厚くすることもできませんので、事前準備が大切な塗装方法です。
手間はかかりますが、とってもお勧めなガンコートでございます。
MARUHAでOHするなら、一気にここまでやってみるのは如何ですか?