桜満開で、本当に気持ちが癒されます。
MARUHAの工場脇に数年前に植えた小さな枝垂れ桜も、今年は花をしっかりと付けました。
常に騒がしい工場ではありますが、桜が咲いてくれると、少し落ち着きが出るような気がしますね。
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さて、パワーウィンド(PW)のお話。
こちらの商品はお陰様で大人気商品となっておりまして、現在右側のみ欠品となっております。
次回の入荷は今月末頃を予定しております。すでに何件もBOを頂いておりますが、もう少しだお待ちください。お待たせして申し訳ございません。
MARUHAのPWは、兎に角動作が速い。 シューっと軽く動くのでどなたも驚かれます。ストレスがないのがいいですねぇ。
降下動作は約4秒。上昇動作は約5秒。
また、新品モーター組込済ですから、作業も大幅に短縮できます。
MAZDA純正品は、レギュレーター(ワイヤー側)とモーターは個別販売。ASSYの設定はありません。
どちらを買っても、結局組み込みをしなくてはなりませんが、これが手間。そしてユーザーにとっては”工賃”というコストアップになります。
また、MAZDAのレギュレーター+モーターのパーツ単品合計 > MAUHAのPW単価
MARUHAの製品は圧倒的に安いのです。
そして、結局MAZDA純正品は遅い。モーターまで新品に交換されたもMARUHA製PWのスピードには追いつきません。
MARUHAにはガイドカラーも設定がありますので、これも魅力です。
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丁度良い機会なので、このカラーも少し説明しておきます。
カラーの設計は単純形状に見えますが、何度も試作を作って検証を行いました。
カラーが無いと、ガラスを中間位置にした時にガタガタと揺れがてしまいます。残念ながら大多数のNA車両はこんな状況です。
実際、ガラスを外せば、ほぼ殆どの車両はこのカラーが破損しており、砕けたカラーの残骸が落下している有様です。
そして、たとえ残っていたとしても、大きく変形しています。
この変形について、凄く疑問に思ったのです。なぜ変形してしまうのか?
結論は、”回転”にあります。
ガイドレールの中で、クルクルと回転をしていないのです。
ズッズぅーと引きずられているのです。微妙に湾曲しているガイドレールの内側で引きずられるカラーを想像してみてください。単なる抵抗に過ぎません。
だからこそ、回転を意識して設計をしました。
ガラスを上下させる際に、クルクルと回転をなるべくさせるような寸法に仕上げております。
これが、きつい寸法になると回転をしません。これではPWの速度を低減させてしまいます。
ガイドレールはプレスで作られていて製造の個体差もあります。どのレベルで寸法を決めるか?が検証のポイントでした。
小さな部品ではありますが、結構時間が掛かった思い出があります。
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皆さん、ぜひ使ってみてください。