2月6日、7日は月一回の土曜・日曜の連休です。
毎月第一土曜はお休みを頂いております。
時間の合間をみて、ブログを更新します。
さて、今年(2016年)も新たな製品企画が日の目を見る年になりそうです。
幾つかある企画は数年前から温めているものばかりです。 CABANAもその中の一つで、当社からのラブコールは既に2年くらい前になると思います。
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MARUHA製のオリジナル幌は2015年は過去最高のブレークで、一体何台の幌作業を施工したのか?と考えても分からない程です。
一方で、カーペットも順調にニーズを伸ばし、その先のダッシュボードの交換、それに伴うAC、ヒーターユニットの交換など、室内に関するニーズは高まるばかりです。
勿論、エンジンや駆動系、サスペンションも大事な仕事。
しかし、多くのユーザー様は、どうやって今後も大事に乗り続けていくか?を模索しているのです。
そこで、シートなのです。正確には”シートも”なのです。
当社ではRECAROの正規代理店としてRECAROを取り扱っております。勿論高級ブランドで申し分ありません。
でも、純正シートのままで乗り続けているオーナーさんも非常に多いのです。
そこで、CABANAさんの登場なのです。
CABANAはブランド名で、製造会社はトップセレクションと言います。
佐賀県、千葉県、北海道に工場を持つ下着メーカーさんです。その高い技術力をシートカバーに向けてCABANAブランドを立ち上げられたのです。
市場で脚光を浴びる切っ掛けになったのが、BMW MINIのシートカバー。
最初に見た時は驚きました。カバーに見えません。まさにその生地で縫製されているがごとくのフィット感と質感。
実にファッショナブルで、精巧で、実直な製品作り。
このチェッカー柄も一枚一枚のピースを丁寧に縫い合わせて製作されています。
実に手間の掛かる仕事を承知で、真っ向から向かい合う実直なメーカーです。
ですから、”手応え”が違います。
もはやBMW MINIの市場では圧倒的なシェアを誇る人気ぶりで、MADE in Japanとして海外進出も始まっています。
国内中のMINIディーラーから受注し、さらにはRenaultジャパン、Toyota86の専用カバーも正式採用されています。
まさに、数多のシートカバーが市場で競合する中での実力派集団と言えます。
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さて、今年の東京オートサロンにみなさん行かれましたか?
そこにCABANAさんのブースが今年もありました。
BRGカラーにラッピングされ、室内を誠にゴージャスな本革タン色でアレンジされたNewロードスターNDをご覧になられました?
その横で、NAのシートが展示されていましたが、当社MARUHAとのコラボの先駆け”プロトタイプ”なのです。
画像では、赤く発色しておりますが、カメラの都合で、実際にはシックなREDが採用されています。
もちろん、プロトタイプですから、まったくの暫定的なデザイン。
これからさらに洗練された複数のタイプが登場の予定。
オートサロンでは、MARUHAとシートカバーを手掛けることを皆様にお伝えするべくの、メッセージ的な展示でした。
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今年の4月ごろを正式発売の時期と定めて、目下両社で製品化に向けてガッチリと協力体制を整えている最中です。
シートカバーの概念を覆す、ハイクオリティなシートカバーを今年はお届けいたします。