ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

台風の怖さを伝えた大型台風12号は山陰沖の日本海に去りました

2011年09月04日 | 季節の移ろい
 9月4日の明け方から午前8時台までは、テレビのNHK総合放送は大型台風12号の進路予報と、和歌山県や奈良県、三重県での異常な豪雨による河川の氾濫や山崩れなどによる被災を伝えていました。紀伊半島では、降り始めからの合計雨量が1600ミリメートルに達するという驚異的な雨量になったそうです。

 4日の午後3時ごろには台風12号は山陰沖の日本海海上に抜けて、北北東に向かっていました。



 NHK総合放送の午後7時のニュースは、「台風12号によって国内では死者17人、行方不明54人に達している」との悲惨な被害を伝えていました。とにかく雨量が異常でした。

 その一方で、午後4時ごろにNHK総合放送を見ると、プロ野球の広島東洋カープ対中日ドラゴンズの試合途中を放送していました。広島市にある広島球場は晴れていて、午後3時から試合が始まったといいます。ある意味、「台風一過」の晴れです。快晴ではないようですが、夜中までの豪雨はどこに行ったのかという感じの天気でした。

 埼玉県南部も午後3時ごろには、強風が吹かなくなりました。上空は晴れ間が広がり、たまに雨がパラパラと降るがすぐに上がる天気になりました。

 近所の河川は水量が多く、水路の上限にまで達しています。



 川の水量は増えていますが、その濁った水面をカモが泳ぐなど、異常事態は治まりつつあるようでした。チョウも草むらの中を飛び始めています。何となく台風は過去のことになりつつあります。