ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県甘楽郡下仁田町側の荒船山山麓では、紅葉が始まっています

2015年10月20日 | 季節の移ろい
 長野県佐久市と群馬県甘楽郡下仁田町県境付近の内山峠の南東側にそびえている荒船山は、中腹の山麓が紅葉し始めています。

 長野県佐久市と群馬県下仁田町をほぼ東西に結ぶ国道254号線を下り始め、標高800メートルから900メートル付近の下仁田町側にある荒船山の展望台から見上げる荒船山(標高1423メートル)です。


 
 この画像が少し霞んでいる感じになっているのは、午前11時ごろには太陽が荒船山の背後にいて、独特の形の艫岩(ともいわ)南面が逆光になっているからです(特に光学フィルターを利用していないので)。
 
 秋の秋分の日(彼岸)を過ぎて約1カ月となり、太陽の“黄道”が低くなり、午前中は艫岩の南面に日が当たらない時期に入りました。秋が進んだ証拠です。冬になると、午後3時過ぎになると、艫岩南面は西日に照らされるようになります。
 
 この展望台の向かい側に見える荒船山の山麓付近は木々が紅葉を始めています。




 
 展望台から見て、荒船山の山麓と道路を挟んで、逆側方向の山麓も木々が紅葉を始めています(国道254号線をつくる前は、同じ山麓系です)。




 
 こちら側の山麓は、妙義山系と同様に、溶岩がかたまり、軟らかい部分が浸食でなくなり、硬い部分が筒状に残るなどの形状になり、奇景になったところです。
 
 荒船山山麓は、これから1、2週間で、木々が美しく色づきそうな気配です。
 
 その展望台付近に生えている低木落葉樹のクサギは花期が終わり、実をつけています。


 
 その近くの草むらでは、サトイモ科のマムシグサの実が緑色から赤色に変わっています。


 
 国道254号線を東に進み、下仁田町市街地の下仁田駅(上信電鉄上信線)近くの老舗旅館の玄関前には、キクの花が飾られています。


 
 秋の本格化を感じさせる、“おもてなし”のキクの鉢です。