ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県北本市の北本自然観察公園で、ヤマガラの群れに出会いました

2014年11月20日 | 季節の移ろい
 埼玉県北本市の北本自然観察公園では雑木林の木々が紅葉し、秋が深まっている里山風景になっています。

 野鳥観察愛好家の方から、秋に日本に飛来するジョウビタキやシロハラなどの野鳥が北本自然観察公園でも観察できるようになったとお教えいただき、約3カ月ぶりに行ってみました。

 秋晴れですが、風が少しあります。雑木林の木々は紅葉し始め、風が吹くといくらか葉をいくらか落としいます。秋が深まっていく埼玉県の里山風景です。



 北本自然観察公園の雑木林の中を歩き始めると、すぐにモズに出会いました。しかし、モズが留まった枝の手前に小枝があり、逆光だったので、うまく撮影できませんでした。

 武蔵野らしい感じの雑木林の中は、風がほとんど吹いていません。シジュウカラの群れがあちこちにいます。賑やかに鳴いています。



 シジュウカラの群れの中に、他のカラ類の野鳥が混じっていることを期待したのですが、他の野鳥は登場しませんでした。

 湿地沿いの小道を進むと、元々、ヤマガラが観察できる場所と表示されているところに、ヤマガラの群れがいました。



 4、5羽のヤマガラの群れです。時々、小道に降りて、小さな木の実などを探し当て、飛び上がって小枝で留まります。





 このヤマガラは顔を背中側に向かせて、振り返っています。

 4、5羽のヤマガラの群れに数羽のシジュウカラも混じっています。

 湿地沿いの水の流れ付近で、ルリビタキのメスではないかと思われる野鳥が登場しましたが、すぐに姿を隠し、どこかにいってしまいました。

 竹藪の近くの草原で、一見、ミニトマトに見える草の実がたくさんなっています。トマトと同様にナス科のハダカホウズキの実です。



 一見、美味しそうですが、毒を含んでいます。

 この近くでは、以前はメジロを見かけたのですが、今回は出て来ませんでした。お目当てのジョウビタキやシロハラには、残念ながら出会えませんでした。

 秋晴れの空の下で、穏やかな里山の時間が流れています。

人気小説家のクライブ・カッスラーの「ハーンの秘宝を奪取せよ」を読み始めました

2014年11月19日 | 
 米国の人気冒険小説家のクライブ・カッスラーの小説「ハーンの秘宝を奪取せよ」を読み始めました。新潮社が文庫本として2008年(平成20年)4月1日に発売したものです。これまでと同様に、長編なので、文庫本は上と下の2冊で構成されています。

 先週から東京都内に出かける用事が続き、あまり荷物にならない文庫本の未読のものを、“積ん読く棚”から探しました。最近は荒唐無稽(こうとうむけい)な冒険小説を読んでいないと思い、クライブ・カッスラーの小説「ハーンの秘宝を奪取せよ」(上)を選びました。



 この冒険小説の冒頭は、1281年8月10日の日本の博多湾のシーンから始まります。モンゴル帝国が再び日本を征服しようと、モンゴル帝国軍の海軍船の大群を中国や朝鮮から送った弘安の役(こうあんのえき)のエピソードから始まります。巨大な台風によって遭難したモンゴル軍の司令官は難破してどこかの島(しま)まで流されます。中身は荒唐無稽な話ですが、ぐいぐいと読ませる迫力があります。

 さらに、冒頭の二番目のエピソードは、1937年8月4日の中国北部での話です。日本の日本帝国陸軍の関東軍が迫る中で、英国の大英博物館の考古学者のハントは元朝の遺跡の発掘を続けています。その中で、幻と考えられているチンギス・ハーンの墓所の在処を示す資料らしきものを掘り出します。ハントたちは小さな飛行機に乗って、北西にあるモンゴル国境に向けて避難する途中で、日本帝国陸軍の軍用機に見つかり、撃墜されてしまいます。

 以上のように、冒頭のエピソードは日本がらみの話です。その記述には日本史や世界史で習ったことが頭をよぎります。

 この冒険シリーズの主人公の国立海中海洋機関(NUMA)長官のダーク・ピットは、ロシア東側のバイカル湖で調査業務中です。そのバイカル湖を巨大地震が襲います。巨大自信による巨大な高波を、例によって獅子奮迅の活躍で切り抜けます。

 この高波から守った石油調査船の調査員は、その後に何者かに拉致されてしまいます。壮大な冒険談の始まりです。一連の事件の背後には巨億の富を握るチンギス・ハーンの末裔(まつえい)がいると匂わせます。冒頭の二つのエピソードとどう結びついていくのか、わくわくします。

 久しぶりに通勤電車の中で、冒険小説を読んでいます。文庫本は持ち運びが便利と再確認しました。この文庫本の下巻に早くたどり着きたいと願っています。

日本経済新聞紙の「トヨタ、水素供給の新会社」を拝読しました。

2014年11月17日 | 日記
 2014年11月16日に発行された日本経済新聞紙の朝刊の中面に掲載された見出し「トヨタ、水素供給の新会社、年内にも岩谷などと『移動式』運営」という記事を拝読しました。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版でも、見出し「上トヨタ、水素供給の新会社、年内にも岩谷などと『移動式』運営」という記事を載せています。



 今回の移動式水素供給装置を普及させる新会社を設立するとの情報によって、トヨタ自動車が発売する燃料電池車「MIRAI」への水素供給の態勢が分かりました。

 2014年11月14日に発行された朝日新聞紙などの複数の新聞紙は、12月にトヨタ自動車が世界に先駆けて発売する燃料電池車「MIRAI」の実質的な購入時の負担額が約520万円になる見通しが明らかになったと報じています。

 「MIRAI」の価格は消費税込みで720万円程度(税抜きで約670万円)になるようです。購入促進策を検討していた政府(経済産業省)は、1台当たりの補助金を202万円とする方針を固めた結果、この補助金を受けると購入者の実質的な負担額は520万円程度になるもようです。



 トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」が販売されると、その燃料となる水素をどのように供給するかが緊急の課題になります。ガソリンスタンドのような固定式の水素ステーションの設置には、4億円から6億円程度の費用がかかるそうです。これに対して、トレーラーに充填用の水素タンクを積んだ移動式の水素ステーションは2億円から3億円と、固定式の約半分で済む見通しだそうです。

 今回、設立する新会社はトヨタグループの豊田通商が当該会社を設立します。豊田通商を軸に、移動式水素ステーションを製造する岩谷産業と大陽日酸、リース会社の三井住友ファイナンス&リースが参加します。

 三井住友ファイナンス&リースは岩谷産業と大陽日酸が製造した移動式水素ステーションを買い上げて、今回、設立する新会社にリースするやり方になる見通しです。豊田通商は移動式水素ステーションの設置場所の確保などを担当します。

 新会社は2014年度に事業を始め、東京都心と名古屋市に初年度は3台程度ずつ配置する見込みです。日本政府は2015年度内に固定式と移動式を合計して100カ所程度配置するという目標を掲げていますが、その達成は難しいとの見通しだそうです。

 トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」の事業の発進がスムーズにいく環境整備が課題になっています。

日本経済新聞紙の「上場企業、最高益に迫る 今期経常3%増」を拝読しました

2014年11月16日 | 日記
 2014年11月15日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された見出し「上場企業、最高益に迫る 今期経常3%増 外需で稼ぐ」という記事を拝読しました。

 2015年3月期は上場企業全体の連結経常利益が前期より3パーセント増え、金融危機前の2008年3期に記録した過去最高益に迫る見通しだと伝えています。国際競争力が高い自動車や電機が外需で稼ぎ、消費税増税の影響を受けている内需型産業の苦戦を補う構図になっているそうです。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「上場企業、最高益に迫る 15年3月期経常益3%増」との記事を報じています。



 上場企業の中の3月期決算企業(金融・電力を除く)1524社は、2014年4~9月期決算の通期見通しを発表しました。その内容は、内需減速を背景に、非製造業が5パーセント減益を見込む一方、製造業の利益は8パーセント増え、全体を牽引しているそうです。

 特に、従来は経常減益見通しだった企業が一転して、増益予想に上方修正する“サプライズ増益”する企業が目立つ点が特徴です。たとえば、北米市場の好調と円安で最高益に上方修正したトヨタ自動車や、スマートフォン向けの電子部品が好調なロームなどの70社以上が増収見通しに転じたと伝えます。

 当期初めの予想からの変化を業種別にみると、自動車産業は前期比2パーセント増から9パーセント増に、電機産業は同8パーセント増から12パーセント増に増益率が拡大し、この2業種だけで利益の上振れ額が5000億円強に達すると分析します。

 半面、非製造業では消費税増税影響から抜け出せない内需系企業の苦戦が続くと伝えます。

 全体としては、6社に1社が最高益になる見通しです。さらに、先日の日本銀行の追加緩和によって、円安が急ピッチで進み、輸出企業の業績をさらに押し上げるもようです。

 日本銀行の追加緩和によって円安に誘導され、輸出企業は努力しないで高収益を上げています。一時的には、当該企業は高収益を喜ぶでしょうが、企業体質の改善をおろそかにして、将来に課題を残します。さらに、円高対策で、生産工場を海外に移した態勢をどうするのかが不透明です。

 日本は以前に欧米などの海外市場で好業績を上げた時に、日本の産業構造を外需から内需に構造変換するとの長期見通しを立てました。この点をどうするのか、長期的な立国方針がありません。目先の円安誘導は“劇薬”として効いてきそうです。


11月半ばに入り、近所の住宅街で咲き始めた皇帝ダリアの花を見ました

2014年11月15日 | 季節の移ろい
 11月半ばに入り、近所の住宅街では、皇帝ダリアが花を咲かせています。皇帝ダリアは、どうも通称のようで、正確には木立ち(こだち)ダリアと呼ぶようです。

 埼玉県南部では、晴天で暖かい日になったので、近所の住宅街に植えられたカキの木を見て回りました。実が成ったカキの木に、メジロが着ていないかを確認するためです。

 その散策の途中で、ある住宅に植えられた皇帝ダリアが見事に花を咲かせていることに気が付きました。





 背丈が4、5メートルある皇帝ダリアです。





 この皇帝ダリアは、その先端に大輪の花を咲かせた直後のようです。

 近所では、昨年までは別の住宅の方が、皇帝ダリアを育てていたのですが、今年は育っていないご様子です。皇帝ダリアは冬を越させるのに、工夫がいると聞いています。毎年、花を咲かせるのは、難しいのかもしれません。

数日前に、愛知県豊田市郊外の小原町に行った時に見かけた皇帝ダリアの花です。



陽当たりのいい南側に植えられた皇帝ダリアは、その先端で数輪の花が咲き始めていました。