新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月5日 その2 2022年2月の新宿区の人口

2022-03-05 09:44:57 | コラム
22年2月の新宿区の人口は前月比293人の減少で340,929人だった:

 新宿区の22年2月の人口は1月に続いて減少し、340,929人と長い間維持してきた34万人台を何とか維持していたのだった。この人口を21年2月の345,499人と比べれば4,570人の減少で、その比率は△1.3%だった。日本人は307,318人と前月よりも3人の増加で、1年前の307,223人からも95人の増加だった。

外国人は減少が続き2月には△296人で33,611人となった。21年2月には38,276人だったのだから、△4,665人で減少率は12.0%となっていた。外国人が全体の人口に占める比率は9.9%と1月と同様だった。確かに、今年になってから百人町/大久保界隈を歩いて見れば、明らかに外国人が減った感は否めないし、日本語学校から昼頃に出てくる者たちも非常に少なくなっている。イスラム横丁での駐車違反車も少なくなった。だが、大久保通りの山手線内側のKoreatownは相変わらず女性たちで賑わっている。

当方は持病を抱える者として、オミクロン株の感染力を怖れて極力長時間街中に滞在しないよう心掛けている。だが、高田馬場駅周辺や新宿駅西口の繁華街辺りでは相変わらずの人出であるが、そこでは殆ど異邦人たちには出会うこともなく、大久保通りの周辺とは大いに雰囲気が違うのだ。

このところ、毎日報じられている東京都23区と全市町村の感染者の数には顕著な変化がある。それは、昨年の半ば頃までは常に世田谷区が圧倒的な第1位という不名誉な記録を維持し、新宿区が二番手だった。その新宿区は今月に入ってからはトップ10どころか20位に迫るほど感染者数が減り続けているのだ。しかも、世田谷区でも日替わりで1位になる事もある程度で、江戸川区や大田区や足立区での感染者が増加傾向にある。これは、未だ未だオミクロン株の感染力が広範囲に広がっている事を示しているのだろうか。

参考資料:新宿区広報 3月5日号


サポロジェの原発を襲撃させるとは

2022-03-05 08:36:22 | コラム
プーテイン大統領の正気度が気懸かりだ:

3月2日に「何方だったかがプーテイン大統領はウクライナ侵攻を開始したとは正気の沙汰ではない」と指摘された事を取り上げた。私は「戦争とは狂気が為せる業だ」と、大東亜戦争の頃を回顧した。

そのプーテイン大統領は、今度はウクライナのヨーロッパ最大級と言われているサポロジェの原発の攻撃を開始させた。既に占拠したとの報道もある。攻撃して破壊してしまえば如何なる結果になるくらいは、最早3歳の童子でも解っている事だ。それを敢えてしたとあっては、ロシアの大統領の正気度、いや狂気度かも知れない、を真剣に心配したくなる。

IAEAは今のところ放射能は出ていないと言うが、ほんの気休め程度の効果かも知れない。私はプーテイン大統領が「所期の目的を達成するまでは攻撃を止めない」と言明した以上、原発の破壊までを考えているのかと疑ってしまう。これは仮定の話だが、本当にそこまでやってしまえば、彼自身にも何が残るのかくらいはご承知なのかと思ってしまう。

花田記凱氏は「ウクライナ関連の報道は現地の新聞等に基づいているだけで」と手厳しかったが、ロシア政府の報道官は「原発の火災はウクライナ軍が自ら火を放って逃げたのであって、我が軍が攻めた結果ではない」と言っている。現地で危険を冒して取材して報道していないのか。

嘗て、ジャーナリストがISに占拠された地帯に潜入して虐殺されてしまった事件があった。ウクライナにはもう駐在員もジャーナリストもいないのだろうか。誰がプーテイン大統領の正気度を誰が取材して伝えてくれるのだろうか。