新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

あれやこれやと思いつくままに

2022-03-13 10:50:15 | コラム
種々雑多な話題を:

岸田総理に思う:
ここに閉じ込めるような話題ではないと思うが、詳細に論じられるほど国家天下に詳しくないので、ここに入れてしまった。安倍元総理が「核シェアリング」を言い出された途端に総理が「非核三原則を守る」と反論されたのには一寸驚いた。東京の開成高校ご出身でありながら、被爆地の広島が選挙区だと「憲法第九条と非核三原則」で国を守ろうと言われるのは、余りにも凄いと思う。ロシアの止まるところを知らないウクライナ侵攻を見るに付けても、そんな政治的信条で済む時期ではないという気がする。

広告出稿の変化:
つい先日、我が国の21年度の広告出稿を取り上げたばかりだったので、言わばその補完を。老化現象のせいで朝は遅くも4時過ぎには起きて、時計代わりにテレビを聞いている。この時間帯では「buysell」という株式会社が繰り返し和服の出張買い取りをするというCMを流している。検索すると売上高147億円のマザーズ上場会社だった。その他にかなり執拗にシャワーヘッドのCMを流す会社があるので、これも検索すると57億円を売り上げている「サイエンス」という株式会社だった。

「このくらいの売上げの会社がテレビにコマーシャルメッセージを流すというのは、余程利益率が高いのか」と言っていったのを聞いた、その場に居合わせた二男が「それは、景気が低迷しているので、テレビ局はそういう規模の会社にまでスポンサーを探していると解釈すべきだ」と言うのだった。矢張り、時代の流れも変わってきたのかとも感じた。

ガソリン代が上がった:
テレビ局が得意技とする話題に「外飲食業界の苦難の時代」がある。その一環でお好み焼き屋の代表取締役が「小麦粉の価格が急騰しただけではなく輸送費も上がったので、今まで耐えてきたお好み焼きを値上げせねばなるまい」と苦渋の決断を語った事を報じていた。トラックの運賃がそれほど上がったのかを、知り合いの運送会社に尋ねてみた。

答えは「現在はガソリン価格の上昇分はそのまま転嫁して受け入れられていると言って良い状態。だが、お好み焼き一個の値段を上げるほど輸送費が上昇するためには、100や150kmも輸送すれば原価に占める輸送費も増加するだろう。だが、飲食業者がそんな遠隔地から原材料を仕入れることなどないのではないか。それは、外飲食業者の値上げについての言い訳か口実ではないのか」だった。

迷惑メール:
やや私的な話題だが、我がEmailアドレスに対する迷惑メールの攻勢はOCNのブロッキングサービスで毎日一纏めにして知らされてくる。その数は2月20日に、ゴルフだったら喜ばしい事で何ヶ月ぶりかに100を切った。そして、そのまま順調に50本代に迫ってきた。だが、遺憾ながら去る12日から再び100を超えて、今朝は102本だった。だが、一つだけ良いことがあって、当方のアドレスを盗用した日本語が間違えているメールが消えていたのは、せめてもの救いだった。機械的に送られるので抵抗できないと聞くこの手のメールは、何時終わるのだろうか。

新宿区百人町に「新大久保店」が:
我が新宿区百人町に数多くある諸々の店舗の圧倒的多数は「大久保」か「新大久保」の看板を掲げている。また、テレビ局は何を思ったのか、大久保通りの山手線の内側にあるKoreatownその他を特集する時は必ず「新大久保」と題しているのだ。何度も繰り返して指摘したことで「新大久保」というJRの駅はあるが、こういう地名はない。山手線の内側の地名は「大久保」で、当方が住む外側は由緒ある「百人町」である。不思議なことに、JRはその外側になり、山手線から最も遠い場所にある総武線の駅を「大久保」としている。

3月1日から、当家が永年愛用してきた百人町3丁目にあるサンパークホテルの2階に、それ以前の「椿」というレストランに代わって、新宿区内の数多くの店舗を展開している洋食の「はやしや」が開店した。入り口には真新しい看板が掲げられ「新大久保店」とあった。そのすぐ前の昔ながらの堂々たる塀に連なる門柱に打ち付けられている標識には「百人町3丁目」となっている。あーあ。尤も、大久保通りの外側にある数軒のコンビニエンスストアは、何れも百人町何丁目店を名乗っている。何故、百人町は疎んじられるのだろうか。