初の岸田総理とバイデン大統領の記者会見の報道:
先ほど聞いていた(だけで、見ていなかった)TBSのゴゴスマでは会談後の記者会見で発表されたことは、*次回のG7を広島で開催する。*UNの改革であり、日本の希望するUNのSecurity CouncilのPermanent Memberとなることを支持する。*我が国とアメリカの同盟関係を一層強化する。*我が国の防衛予算をGDPの2%にする等々だったとのことだった。
時間の関係でこれだけしか流れなかったのだと疑う。バイデン大統領が我が国を訪問されたのは、これらの事柄を語り合う為だけだったとはとても考えられない。ロシアによるウクライナ侵攻により端を発した国際情勢のこれまでになかったような緊張感、対中国問題、DPRKの核の脅威、QUAD、AUKUS等々と無数の議題があったと思う。勿論、それらを記者会見で公表する必要はないだろうし、中国がまた何といって口を挟んでくるかを思う時に、刺激は無用であろう。こういう報じ方はTBSだけなのか?
テレビでは何処で晩餐会をするのだろうとか何のと、騒がしい。彼らとても会談の重大さや、世界の情勢が難局にさしかかっていること等は百も承知だろう。だからと言って、「あの程度のニュースでは、折角のバイデン大統領の来訪の重大な意義と価値を、国民全体に広く認識させられないのではないのかな」などと心配してしまった。
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