岸田文雄総理は自己過信なのか、めげない人なのか:
週刊AWACS氏は最新号で“「国民は納得していない」と野党やメディア、評論家がよく使いますね。「実感がない」こんな言葉も多用します。こうした言葉で国民をそちらの方向に誘導しています。”と指摘しておられた。尤もだと思って読んだ。
私はその指摘に基づいて、次のように言いたくなった。それは「『国民が納得していない』と野党とマスコミの連合軍が言い、『国民の信頼を回復する』と岸田総理が何かにつけて言われるのは、何か勘違いをしているのか、または誤認識だと思っている。岸田総理の場合には『国民に信頼して貰っていた』と信じておられたのであれば、勘違いも甚だしい」である。
ここに指摘したかった点は「国民が未だに岸田政治を本当に信頼しているのだったら、諸々の与論調査の結果が20%にまで低くなっていなかったのではないだろうか」なのである。
だが、この度の裏金問題の処分が党内でも不評であり、国民が受け入れていない事態を見て、自由民主党が駄目になったと喜んでいる場合かという疑問にも撞着する。私は長年自由民主党に一票を閉じてきたが、今回のような内輪揉めとその始末に手間取っている不手際を見せられては、失望どころか嫌気がさしてきた。さらに言えば、右往左往するだけの党幹部と、この状況下でも若手議員が一向に決起もしないようでは不信感が増すだけ。
先日、何処のテレビ局だったかで田崎史郎氏が面白いことを言っていたのを聞いて、「なる程」と妙に納得した。それは「岸田さんは自分で自分はとても良くやっている。ここまでは自分でなければ出来ない。自分がやっているからこそもっと下がってしまっただろう支持率を20%に食い止めているのだと確信しておられる」だった。「凄い自信家だな」であると痛感させられたと共に「それで良いのだろうか」と心配になった。
毎度言ってきたことで、「岸田さん奮起してください。お願いします」と改めて申し上げたい。そう言う理由は「我々国民は岸田文雄という方を信じて総理大臣になって頂いたのだから、今こそ政権維持に懸命に努力される他にも、国民の期待に真摯な姿勢で応えて欲しい」のである。
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